行動の習慣

なぜ、行動力がある人は「機嫌」を大事にしているのか?

投稿日:


「機嫌マネジメント」のスキルを磨く。
それは、あなたの日常の質を高めてくれるスキルです。




 

「機嫌マネジメント」が重要な理由

先日、開催した「ビジネスブックBAR」。
課題本として選書したのは『機嫌のデザイン』(秋田道夫さん)でした。

最近になって、注目されている「機嫌」というキーワード。
書店で「機嫌」という2文字を、よく見かけるようになりました。
僭越ながら、私の中では「ようやく注目されてきたな」という気がしています。

自分で自分の機嫌をマネジメントする。
目に見えるようなわかりやすさはありませんが、とても重要なスキルだと考えているのです。

なぜなら、
・機嫌の良し悪しによって、私たちの成果が変わるから
です。

私たちが望む成果を出すために、重要なのは何でしょうか。
「行動」ですよね。

では、その大事な「行動」は、何によってつくられるのでしょうか。
答えは「機嫌」です。

私たちは、機嫌が良ければ行動できます。

たとえば、飲み会で盛り上がっているとき。
「カラオケでも行きますか?」となったら、普段なら「やめときます……。」と言うはずなのに、機嫌が良いと「行きますか!」となってしまう。
私は、過去に何度もあります。(笑)

一方、機嫌が悪いとどうでしょうか。
飲み会はおもしろくないでしょう。
そのテンションでカラオケに誘われても「やめときます……。」と言えますよね。

習慣も同じです。
機嫌が良ければブログを書けます。
でも、機嫌が良くないとブログを書くことがとたんに難しくなったりするのです。
きっと、あなたにも経験があるのではないでしょうか。

このように、
・私たちの行動は、機嫌が大きく影響している
ということです。

 


 

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機嫌が良いとき、人は大胆になれる

機嫌の研究に関して、興味深い調査があります。
それは、
・機嫌が良いとき、人な大胆な行動をとれるようになる
という結果でした。

わかりやすいのは、酔っ払ったとき。
普段は恥ずかしくて言えない英語が、ブロークンで話せるようになる現象です。
大胆になれると、恥ずかしさを気にする意識が薄れるんでしょうね。

この結果だけなら、それほど興味深くないかもしれません。
私が興味を持ったのは、その次。

「大胆な行動をとった人は、未来の幸せにつながる行動や人生を変える出会いが起きることがある」というところでした。
機嫌が良いと大胆になるので、普段の自分の殻を破ることができる。
結果、良い方向に人生が変わることがあるということなのですね。

なぜ、私がこの結果に興味を持ったのか。
身に覚えがあるからです。

以前、「早起き習慣化セミナーを全国で開催したいな」と思いついたことがあります。
ただ、東京在住で、複業家のかけ出し。
東京以外での開催は、なかなか困難ですよね。

ある日、私が「ひとり戦略会議」をしていたときです。
ホッピーを飲んで機嫌が良くなっていたのだと思います。(またお酒の例で恐縮ですが)。

そのとき、普段だったらやらないような行動を起こしたんですね。
それは、大阪の友人にメッセンジャーを送り、「早起きセミナーをプロデュースしていただけないか?」という依頼をしたのです。

結果、友人からは快諾をいただき、無事にセミナーを開催することができました。
懇親会の時間も含めて、良い思い出です。

そんな形で、「ひとり戦略会議」の時間は、
・身の丈に合わないコンサルティングを申し込んだ
・思い切った宣言をした
・大胆な提案(私にとっては)をした
といった結果を、私にもたらしてくれました。
まさに「良い機嫌」を利用して、色々と行動のきっかけをつくっていたのですね。

まさに「機嫌が良いことが、行動量を増やす」という形になっていたのです。

 

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なぜ行動力がある人は「機嫌」を気にするのか?

機嫌が行動をつくる。
ならば、機嫌マネジメント力が、行動力を決めるとも言えます。

だとすれば、私たちは
・「今の自分はどんな気分か?」
にもっと注意を向けた方がいいのではないでしょうか。

たとえば、「行動力が無いんです……。」という問題は、「機嫌」からのアプローチで解決できます。

たいていの場合、その人は行動力がないわけではありません。
何かしら行動しているからです。
行動に足りないのは「自分の機嫌をとること」だったりします。

要は、「行動力がない人」がいるわけではなく、「行動したい」という機嫌になっていない人がいるのです。

一方、「行動力がある人」がいるわけでもありません。
自分を「行動したい」という感情にマネジメントすることが上手な人がいるだけなのです。

たとえば、「行動力がある人」たちは、人間関係に慎重です。
・苦手な人たちとは、できるだけ距離を置く
・もし苦手な人に近づかれそうになったら素早く離れる
・その代わり、心地良い人間関係を大事にする(必ずしてもベッタリというわけではなく)
という感じです。
その配慮は、自分の機嫌を下げないためなのですね。

1人になっても、
・自分が好きなことを追求して自分の機嫌をとる
・機嫌が良くなる時間の過ごした方を考えている
・機嫌が良くなる環境づくりをしている
のです。

なぜ、彼らはそこまで自分の機嫌にこだわるのか。
その答えこそ、
・機嫌の良し悪しによって、自分の成果が変わる
ことを知っているからなのです。

私自身、たまに機嫌が良くないときがあります。
そんなときは「良くないな」と感じて、改善しようとします。
きっかけになるのが、日常のルーティンなのです。
不調なときに普段のルーティンたちを実行できれば、機嫌が良くなっていきます。

さて、あなたはいかがでしょうか。
ご自身の機嫌をマネジメントしているでしょうか。

あなたが機嫌良くすごすための
・人間関係
・良習慣
・環境づくり
などをどうすればいいでしょうか。
ぜひ考えてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部の途中まで。
8時から9時すぎまで「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッション。
年末に向けてシンプルかつ重要なゴール設定が完成しました。
実現が楽しみです。

午後はオフ。
模擬試験帰りの娘を待って、家族でランチ。
夕方にプールへ。
ドリルを交えて2000メートル泳ぎました。

夜は妻と軽く晩酌しつつ、『ブラックペアン シーズン2』を観ました。(^^)


 


 

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