わかっていてもついやってしまうほかの人との比較。
それによってダメージを受けているときは、あなたの「成長・貢献・感謝」に意識を向けましょう。
ほかの人との比較から抜け出すためには?
「隣の芝は青い」ということわざがあります。
この言葉を目にすると、いつも「確かに・・・」と思ってしまいます。
人は無いものねだりをする生き物。
今の自分の目の前にあるものよりも、ほかの人が持っているもののほうに価値を感じてしまうからです。
ただし、「比べる」という意識は人間の成長に不可欠でもあります。
赤ちゃんは親が話している姿と自分を比較して、自分も話せるように成長しようと思うからです。
人生やビジネスでも同じですよね。
師匠や上司を真似することで成長していくのが私たち人間です。
そう考えると、「比べる」ことは必ずしも悪いことではありません。
うまく活用できれば、成長につながるのです。
良くないのは、「比べる」ことによって自分がダメージを受けることです。
それによって行動がストップしてしまえば、それはとてももったいないことだと思うのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
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ほかの人との比較から抜け出す3つの感情
そんなふうに誰かと比べてしまって落ち込んでしまう自分に気づいたとき。
次の3つの観点からあなたの状況を見つめてみましょう。
その3つとは、
2:貢献
3:感謝
です。
1:成長
まずは「成長」です。
過去のあなたと比べて成長しているところに目を向けましょう。
私の成長の定義は「今までできなかったことができるようになること」です。
その視点で以前のあなたと今のあなたを比べてみましょう。
「そう言われると、最近は成長を感じてないかも」
そういうときは、もっと昔からふり返りましょう。
あなたは歩けなかったはずです。
でも今は歩けますよね。
自転車にも乗れなかったはずです。
でも、きっと今は自転車に乗れると思います。
どんなレベルであっても、「今までできなかったことができるようになること」があればそれは成長です。
2:貢献
次に「貢献」。
あなたが与えているものや与えてきたものに目を向けましょう。
「自分が与えてきたものなんて思いつかないよ、、、」
私もそう考えていました。
でも、現代ならできることはたくさんあります。
いい情報があったら、家族にラインで知らせることができます。
面白い映画を観たら、フェイスブックで紹介することもできます。
日常に使える方法があったら、ブログを書くこともできるのです。
「貢献」や「与える」というと、何か大きなことをやらないといけないと感じるかもしれません。
でも、そんなに構える必要はありません。
大事なのはほかの人にプラスの感情を与えようとするスタンスです。
3:感謝
最後は「感謝」です。
今のあなたが感謝できることに目を向けましょう。
どんなに不安な状況でも、感謝できることはあるはずです。
今朝ちゃんと目が覚めたことに感謝できます。
心臓が動いてることにも感謝できますよね。
私たちの意識は自動的に「足りないところ」や「欠けているところ」を見つけるようになっています。
線が欠けている円を見たときに、足りないところが気になるように。
そんなときこそ感謝の視点で取り巻く環境を見直してみましょう。
「ない」と思っていたはずが、「ある」ことに気づくはずです。
「感謝は不安の解毒剤」と言われます。
不安を感じたときこそ、丁寧な感謝が大事になってきます。
これで比較から抜けだすことができます。
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3つの感情をバランスよく感じる
私自身、人と比べて落ち込みやすいタイプでした。
「あの人のブログはすごいな(自分と違うな)」
「あの人のビジネスはうまくいっているな(自分はまだまだだな)」
「あの人の人間力はパワフルだな(自分の魅力アップはどうすればいいのか)」
そんな風に自分で勝手に比べてしまい、ひとりで落ち込むのです。
もちろん「ほかの人と比べたって仕方ないよ。過去の自分と比べないと」ということは頭の中にあります。
それなのに、自然に比較のフレーズが浮かんできてしまうのです。
でもあるときこの3つの要素にフォーカスすることで、フッと気持ちが楽になりました。
家族や師匠たち、コーチングのクライアントや友人たち。
それらの人をイメージしたら、「ほかの人と比べて落ち込んでいる暇はないじゃないか」と思いました。
それ以来、落ち込む回数も減ったのです。
活躍している人たちは、毎日のようにこの3つの感情をバランスよく感じています。
このバランスがとれていないと、ほかの人との比較に巻き込まれてしまうので注意ですね。
あなたもほかの人との比較に落ち込んでしまいそうになったら(落ち込んでしまったら)、ぜひこの3つの感情に意識を向けてみましょう。
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■編集後記
昨日は、単発でご依頼いただいたコーチングセッションでした。
人生の大きな岐路にたっている方からのご依頼ということもあり、時間を忘れて話しこんでしまいました。
これからのさらなる飛躍を応援しています。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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