時間を適切に使えているか。
「なりたい自分」への行動が適切にできているか。
その判定を確認するためにもチェックリストが必要です。
「適切な時間の使い方」ができているか?
「あなたは適切に時間を使えていますか?」
そのような質問をされたら、あなたは何と答えるでしょうか。
「自分は適切に時間を使えているだろうか?」
私自身、タイムマネジメントを考えているときに常にそのような自問をしています。
適切に時間を活用できているかどうか。
そのひとつのポイントは、
・あなたが目指すゴールに向けて時間を投資できているかどうか
というところにあります。
どれだけ大変なことをしていても、あなたがつくりたい未来に遠ざかることをしているとしたら。
それは、いい時間の使い方とはいえないはずですよね。
そのためにも大事なのが、
・どんなゴールを設定するのか?
ということ。
究極的には「どんなゴールを目指すのか?」がすべてを決めると考えています。
それによって、「自分は適切に時間を使えているだろうか?」も変わってくるからです。
そのゴールに対して、一挙手一投足を考えられるようになれば、それはすばらしい時間の使い方になるのです。
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「小さなゴール」を明確にする
ゴール設定が重要。
とはいえ、このゴールにも適切なサイズを設定することが必須です。
「ゴールを設定する」というと、どうしても大きなサイズのゴールをイメージしがちです。
私も過去に「TOEIC900点をクリアする」というゴールを掲げていました。
でも、人は1日でそれほど大きなことはできません。
それなのに「3ヶ月でTOEIC900点をクリアする方法」のような本を買ってしまったりしていました(不覚です、、、)。
ですから「1日に5時間は英語の学習をする」というゴールを掲げてしまっていました。
会社員として働きながら、1日5時間の英語学習は現実的ではないですよね。
もちろん、意志や根性で短期間ならできるでしょう。
でも、目指したいゴールが長期的なものになれば、やはり時間もかかります。
そのために設定したいのは、やはり「小さなゴール」です。
「3年後にTOEIC900点」というよりも、「3ヶ月後にスコアを50点アップ」を目指すほうが現実味があるからです。
さて、「小さなゴール」の有効性を証明する実験がありました。
それは南カリフォルニア大学でおこなわれたもの。
テーマは「未来の貯金」です。
サンプルは1000人以上。
それを下記の2つのグループにわけました。
それぞれ、
(1)老後に向けた貯金を30年かけて貯めることをイメージする
(2)老後に向けた貯金を10950日かけて貯めることをイメージする
という分類です。
このイメージをしてもらったあとに、被験者の貯蓄額を調べました。
結果はどうなったか。
(2)のグループ(10950日)にいた人たちのほうが、(1)のグループ(30年)にいた人たちよりも「4倍」も貯金額が増えていたのです。
「30年」というばく然とした期間よりも、「10950日」という「小さなゴール」をイメージしたほうが、具体的な行動が起こせるようになったということです。
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習慣のチェックリストをつくる
「なりたい自分」をイメージするのも同じです。
いきなり人生の30年後をイメージすることはなかなか大変かもしれません。
それよりも、1日単位でどうなっていたいかということをイメージしたほうが現実味が出るわけです。
そこでおすすめしたいのが習慣のチェックリストです。
あなたの「なりたい自分」というゴールにつながる小さな行動をリストにしていきましょう。
どれほど「小さなゴール」であっても、あなたに意味がある行動なら実行する意義があります。
チェックリストはお好みのフォーマットでOKです。
ただ、以下の3つのポイントを意識したチェックリストにしてみましょう。
1:15分以内のアクションにする
2:1日に10個以内にしぼる
3:難易度のバランスを考える
1:15分以内のアクションにする
1つのアクションは15分以内にするのがおすすめです。
とくにスタート時は時間を短くすることが大事。
3分や5分からスタートするのがおすすめです。
いきなり90分などのゴールにしてしまうのは行動サイズが大きすぎるので避けましょう。
するとタスクが重たく感じてきて「あとでやろう」となってしまいます。
それよりも「15分は集中する」という気持ちでタスクに取り組むことが大事です。
人の集中力はそれほど長くは持ちませんので。
15分間というと「1時間かかるゴールはどうすればいいですか?」という質問をいただく場合があります。
そのときは、60分を15分を4つのアクションに分解しましょう。
もちろん、習慣として定着すれば時間をのばしてOKです。
2:1日に10個以内にしぼる
チェックリストを欲張りたくなるかもしれません。
でも、最大でも10個以内にしておきましょう。
定着してきた習慣や簡単にできる習慣はどんどんリストからはずしていってOKです。
「リストからはずしてしまったらやらなくなってしまうのではないか?」と思われるかもしれません。
でも、手放しても大丈夫です。
もしどうしても再開したかったら、またリストに入れればいいのです。
それよりも「この10個がクリアできていたら、充実感を持って1日を終えることができるな」というアクションを選びましょう。
この10個に選別することも大事なのです。
意識的に、あなたにとって「今の自分にとって重要な行動ベスト10」が明確になるからです。
3:難易度のバランスを考える
チェックリストをつくったら、確実に◎を積み重ねたい。
その気持ちはわかります。
ですが、あまりにも簡単すぎるアクションになりすぎるのも考えもの。
それでは成長がないからです。
絶対にクリアできるゲームで遊びたい人はいません。
少し難しいステージをクリアするためにがんばるからこそ、ゲームは楽しいわけです。
チェックリストも同じです。
おすすめは、10個のチェックリストの成功率が平均70%くらいのレベルになるようにすること。
10個パーフェクトの日もあれば、5個しかできなかった日もあるかもしれません。
それでいいのです。
まとめ
うまくいっている人は、習慣のチェックリストを活用しています(あなたの周囲で活躍している人に、ぜひチェックリストを持っているか聞いてみていただければと思います)。
チェックリストをどんどんブラッシュアップしていくことで、あなたの成果も変化していくはずです。
「なりたい自分」になるために、習慣のチェックリストを活用していきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝からコーチングセッション。
そのあとに読書や来週のセミナー準備など。
ランチにまたロコモコ丼に再チャレンジしましたが、あまり納得いかず。。。
あらためて料理をうまくつくれる人(おもに妻・笑)の偉大さを実感しています。
夜は家族で食事にいきました。
帰宅後はドラマ「半沢直樹」を。
前作は見ていなかったのですが、友人がエキストラで出演しているということもあって観ています。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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