名言の習慣

再開すれば、途切れない。相手に「言葉を贈る」習慣

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相手を変えることはできません。

その代わり、相手に「言葉を贈る」ことはできます。




 

習慣化の本質は「続ける」よりも「再開する」こと

「再開すれば、途切れない」

この言葉は、私の自前の名言です。

習慣化に取りくんでいると、毎日の連続記録が途切れてしまうことややむを得ずスキップしなければならないタイミングがやってきます。

そのようなときは「せっかく続けられていたのに・・・」とショックを受けますよね。

続けられていたのに、あきらめたくなってしまうのです。

そのようなとき、私は、

・「再開すれば、途切れない」

という言葉を自分に言い聞かせています。

そもそも、習慣化で大事なのは、

・連続すること

よりも、

・再開すること

だと考えています。

ですから、イレギュラーで習慣が途切れてしまっても、

・「再開すれば、途切れない」

という言葉で、また立ち上がればいいのです。

そのようにして、続けるよりも再開することにフォーカスする重要性をお客さまにも(自分自身にも)伝え続けています。

 


 

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友人に届いた「再開すれば、途切れない」という言葉

先日、「ありがたいな」と感じるできごとがありました。

それは、「習慣化オンラインサロン」の朝活でファシリテーションを担当してくれた友人のSさんの気持ちです。

Sさんは、朝活の終わりのあいさつのところで、

・「再開すれば、途切れない」

という言葉を引用して、サロンメンバーのみなさんにシェアしてくださったのです。

Sさんが連続で更新してきたブログの記録が1回だけ途切れてしまったときに、私が「大丈夫です、再開すれば、途切れないので」という言葉を贈ったのですね。

そこからSさんはブログを再開。

現在も順調に毎日更新されています。

この「言葉を贈る」習慣。

私が心がけている習慣の1つです。

日常の

・コーチング

・セミナー

・ブログ

といった場面で「言葉を贈る」習慣を意識しています。。

理由は、相手により良い変化を起こすきっかけになるためには、言葉を贈ることが有効だと考えているからです。

相手が行動を変えていくためには、私が正論を伝えてもだめなのですね。

たとえば、コーチングセッションで、私がクライアントにアドバイスしたとしましょう。

ただ、どれほど正論であっても、クライアントの心が動かなければ意味がありません。

むしろ、私などは、相手に正論を言われれば言われるほど「それでできれば苦労しないんだけど・・・」とへそを曲げてしまうタイプです。(笑)

そうなってしまったら、むしろ逆効果ですよね。

人は、理屈では動きません。

心が動かなければ、行動も変わらないのです。

それは「理動」という言葉がないけれど、「感動」という言葉が存在していることにも現れています。

人は感動したときに、行動を起こしていこうとするのです。

それに気づいた私は、コーチングやセミナーで正論を言わないようにしました。

その代わりに、「言葉を贈る」習慣を意識するようにしたのです。

 

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相手を変えようせずに「言葉を贈る」

以前の私は、「相手を変えたい」と考えていました。

たとえば、仕事で苦手な先輩がいたときです。

彼は技術的な部署。

仕事のミスは少ないのですが、意識が「いかにミスをしないか」というポイントにいっており、営業の顧客志向と合わないところがありました。

「会社員ならお客さまが喜ぶことを考えるべきだろう」

私は、そのような顧客志向を先輩に理解してもらいたいと考えていました。

相手を変えようとしていたのです。

そのために、対策を考える時間をかけました。

コミュニケーションの方法も変えたりしてみました。

相手を変えるために、時間と労力を投下したのです。

さて、結果はどうだったか。

結論から言うと、無駄に終わりました。

むしろ、相手は変わるどころか、ますますお互いのコミュニケーションにズレを感じるようになったのです。

私も、変わらない相手に対してストレスを感じるようになりました。

そのようなできごとを通じて「相手を変えることはできない」と思うようになったのです。

もちろん、アドバイスで相手の行動が変わることはあります。

でも、それはアドバイスが有効だったというよりは、相手が自ら行動を変えていくことを選んだだけのこと。

それくらいに考えておいたほうがいいのです。

その意味で、自分の正論アドバイスよりも、「言葉を贈る」ほうが相手のためになるのです。

たとえば、継続の大切さをお伝えするために「石の上にも三年ですよ」とか「継続は力なりって言いますよね」と、正論を言ってもあまり響きません。

それよりは、イチローさんがメジャーリーグの年間安打数の記録を破ったときの

「小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道」

という言葉を贈ったほうが、相手は納得するでしょう。

たいていの人は、誰かに自分を変えてもらおうとは思っていません。

成長志向があって柔軟性に富んだ人だけが、「変わりたい」と考えているものなのです。

自分から相手を変えようとせず、言葉を贈るようにしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、Dropboxの利用制限を学んだ日でした。

以前、ほかの人の事例でなんとなく知っていたものの、自分の身に起こると自分ごとになりますね。。。

対策を検討していきます。(^_^;)


 


 

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