いくつもの習慣を、効率的に身につけるためにはどうすればいいのでしょうか。
私は「T字型」の習慣化をおすすめします。
習慣化は「T字型」に取り組もう
習慣化は、スキル上達の構造とよく似ています。
理由は、
・T字型の取り組みが有効だから
です。
T字型の取り組みとは何でしょうか。
文字通り、
・アルファベットの「T」
の形の取り組みです。
つまり、
・1つを垂直に掘り下げる
・そこから水平に広げていく
というスタイルです。
ビジネスの場面では「T型人材」と呼ばれることがあります。
どんな人材か。
シンプルに言うと、
・1つの分野のスペシャリストであり、多分野にわたるゼネラリストである
ということです。
「T」の縦の棒がスペシャリスト。
「T」の横の棒がゼネラリストを表しています。
なぜ、習慣化がこれに当てはまるのでしょうか。
それは、
・習慣化もまずは1つの習慣を垂直に深掘りした方がいいから
です。
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習慣化の垂直展開
私の事例で「T字型の習慣化」についてご説明させていただきますね。
前述のように「T」の縦の棒がスペシャリストを表します。
私にとっての早起き習慣化がそれにあたります。
早起き劣等生
私は、本当に早起きが苦手でした。
生まれてから35年、ずっと。
筋金入りの夜型人間でした。
人生で早起きが得意だった時期がなかったのです。
そんな私でしたが、どうしても早起きが必要な時期がやってきました。
ちょうど10年前くらいですね。
当時は、読書や資格学習、運動や自己研鑽の時間を増やしていた時期です。
習慣化の楽しさを感じていました。
それなりに、習慣化ができてきていたのです。
その中で唯一、手が届かなかった習慣があります。
そう、それが、早起き習慣化だったんですね。
当時の私にとってのラスボス的な存在でした。
まったく勝てません。
まさに「早起き劣等生」。
テストがあったら、マイナス100点でしょう。
早起きへの転機
もちろん、早起き習慣化にトライしたのは初めてではありません。
それまでに、何度も戦いを挑んできたんです。
そのたびに返り討ちにあいました。
読書を習慣化できたから、早起きにトライ。
だめでした。
仕方なく早起きをあきらめて、英語学習の習慣に取り組みます。
英語学習がなんとか形になってきたので、あらためて早起きにトライ。
また、だめでした。
そんな風にリトライし続けましたが、早起きを習慣化することはできなかったのです。
まるで「二度寝の毒の沼地」にはまってしまったかのように、抜け出せなかったんですね。
もしも「早起きくん」が同級生にいたら、めちゃめちゃ仲が悪いと思います(笑)。
あるとき、藁にもすがる想いで参加したセミナーで、転機がありました。
セミナーのあとに講師の方に質問したのです。
「先生、、、早起きができません。。。」という感じで。
その質疑応答でいただいたアドバイスが、二度寝の沼から私を救ってくれました。
アドバイス通りに早起きに取り組んだら、早起きできるようになってきたのです。
早起き優等生
気がつくと、私は早起きが得意になっていました。
まだ複業をやる前だったので、夜も早く寝られます。
どんどん早起きになり、4時に起きるようになりました。
念願の早起き。
それから、私の活動量は増えていきました。
なんと、早起き習慣化セミナーを開催するようになりました。
さらに、早起きの有料メルマガを書きました。
早起き習慣化コーチングまで、サービス提供にするようになりました。
さらに、今は「早起き完全マスタープログラム」という3ヶ月プログラムを7期まで開催しています。
まったく早起きができなかった方々を、何人も早起き習慣化までサポートしてきました。
ありがたいことに、習慣化コミュニティーの中でも「早起き=伊藤さん」という認識が広がっています。
そう、私はいつの間にか「早起き優等生」のポジションに移動していました。
もしも、「早起きくん」が同級生にいたら、超・親友になっている距離感です。
早起き本を何十冊も読みました。
今でも研究しています。
テストをすれば、トップレベルに入れる自信があります。
マイナス100点だったテストは、100点を目指せる位置にいる(はず)のです。
マイナス100点から、プラス100点へ。
大変化です。
ですから、T型人材で言えば、私の縦の棒は早起き習慣化なのです。
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習慣化の水平展開
早起きから「人生が変わった!」という深掘りを経験しました。
すると、変化が起きました。
早起き以外の習慣化も、以前より得意になっていたのです。
なぜか。
早起きに徹底的に向き合ったことにより、習慣化のプロセスを学習することができたのです。
たとえば、
・挫折しないレベルで小さくスタートする
・習慣について自分なりに定義する
・ひとりでがんばらない
など、早起き習慣化のためのエッセンスは、ほかの習慣化にも有効だったんですね。
おかげで、
・ブログの習慣
・朝ルーティンの習慣
・A4メモ書きの習慣
・日記の習慣
・「座右の書」を読む習慣
といった多くの人が挫折してしまう習慣を継続できるという波及効果もありました。
とくに、以前は挫折してしまったブログやA4メモ書きの習慣化は、あらためて取り組んだら習慣化に成功したのです。
自分の習慣化スキルがレベルアップしたことを感じるできごとでした。
こうして習慣化の幅を広げられたことは、「T」の文字の横棒です。
T型の横に習慣化をふくらませることができているのは、縦に早起き習慣化を追求したからだと考えています。
この経験から、私は習慣化の取り組みには、
・T字型の取り組みが有効
だと考えているのです。
さて、あなたは、まずどんな習慣を深堀りしたいでしょうか。
海の水面で横に平泳ぎするよりも、まずは潜水して垂直にもぐっていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活のファシリテーションからスタート。
7時から「早起き完全マスタープログラム」の準備。
7時30分から10時まで「早起き完全マスタープログラム」セミナーを開催。
12時から14時30分まで「習慣化オンラインサロン」のスタッフミーティング。
ノンストップの午前中でした。
午後は家族と食事へ。
9月4日は「串の日」なので、記念日通りに焼鳥を食べに行きました(笑)。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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