習慣化は「くり返しの学習」が起こす変化です。
変化させる対象は「自分が自分をどう思っているか」という自己認識の領域です。
「早起き完全マスタープログラム」初日が終了
日曜日は、3ヶ月プロジェクト「早起き完全マスタープログラム」第2期の初日でした。
今回はおかげさまで定員5名のところに満席。
さらにありがたいのが、第1期からリピート参加してくださったのが3名もいらっしゃるのです。
感謝です。
さて、リピート参加してくださったみなさんが口にしていたことで、印象的だったことがあります。
それは初日のセミナーの内容について。
セミナーの最後に受講の感想を聞いたところ、
「3ヶ月前に受講したときも、同じ内容を聞いたはずなのに入ってくるものがまったく違う」
「今回はセミナーの内容がすごくよくわかる」
ということだったのです。
これは、私としてはとてもうれしいこと。
「くり返し学習する」ことこそ、おすすめしていることであり、自分でも実践していることだからです。
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卓越したスキルには一貫性がある
習慣化は、つまるところ「脳の学習」だと考えています。
学習するためにはくり返すことが欠かせないのですね。
ただ、当然のことながらくり返しは派手なものではありません。
地道なものです。
飽きてくることもあります。
ですから、習慣化は「ラクに」「簡単に」が好きな人たちには人気がありません。
単調なくり返しは、即効性がないからです。
でも、卓越したスキルには一貫性があるもの。
ですから、
・スキルは、正しい原則を、一環して何度も応用することで手に入る
ということなのです。
野球で言えば、キャッチボールや素振りをくり返すように。
スポーツや楽器を経験している人はわかっていただけると思うのですが、基本練習のくり返しって退屈ですよね。
ただ、活躍している一流の人ほど、基本のトレーニングにとり組んでいるものです。
MBAで活躍しているプロバスケットプレーヤーを取材したエピソードがあります。
取材した人は、一流のスーパースターがどんな練習をしているのか、調査したのです。
「あれほどの成績を残すプレーヤーは、いったいどんなすごい練習をしているのだろうか」と。
すると驚いたことがわかりました。
高校生たちがバスケ部の部活でやっているような基本の練習を、高校生たちより一生懸命にやっていることがわかったからです。
イメージとしては、イチローさんが野球部の高校生たちよりも真剣にキャッチボールをやっているようなものですね。
まさに「スキルは、正しい原則を、一環して何度も応用することで手に入る」ということ。
「早起き完全マスタープログラム」の受講生のみなさんが、早起き習慣化に関する原則をくり返しの学習することも、まさにこれと同じことなのです。
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くり返しが起こす2つの領域の変化
くり返すことで、何が変わるのか。
それは、
・思考の変化
・行動の変化
の2つの領域です。
この領域の中での「自分の役割」が変わるのです。
自分は自分のことをどう思っているのか。
ここが変化することが重要なのです。
自己認識における矛盾
たとえば、早起きが苦手な人を自分のことを「自分は夜型だから」という役割を与えています。
ですから、早起きする自分を「自分らしい」と思えないのです。
そう思っていたら、早起きは難しくなりますよね。
「早起きしたい」と頭では考えている。
でも、無意識的に自分の役割を「夜ふかしが好きな人」だとイメージしている。
矛盾しているのです。
ですから、早起きがなかなか習慣化しないわけです。
くり返しの学習が役割を上書きする
私自身、35年以上「自分は夜型で早起きは苦手だ」という役割を自分に与えていました。
ですから、早起きがずっと苦手だったのです。
この自分への役割のイメージを上書きするためには、時間がかかります。
それでも、そこを新しい自分の認識に上書きしなければ、新しい習慣は定着しないのです。
そこをあきらめずにとり組んでいく。
コツコツと新しい役割を行動していく。
そうすることで、
・思考の変化
・行動の変化
が起きるのです。
その変化を起こすためにも、くり返しの学習が必要なのですね。
興味深い実験
ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキー氏の興味深い研究があります。
それが、自分の役割に関する研究です。
子どもたちに、「じっとしていなさい」と言っても、子どもたちは動いてしまいました。
でも「ガードマンになって」と伝えると、じっとしていることができる子どもたちが増えたということなのです。
子どもたちは、自分に「ガードマン」のイメージを与えた。
それによって、「じっとすることが似合っている自分」を手に入れたのです。
ですから「じっとしている」ことができたわけです。
すごくおもしろいことだと思いませんか。
このような変化を与えるために、くり返しの学習が必要なのですね。
まとめ
私たちの変化は、くり返しの学習によって生じます。
たとえば、英語の学習をくり返せば「自分は英語学習する人」だという認識に変わります。
そうすれば、英語学習を習慣化することができるようになるのです。
そのためにくり返す、くり返す、くり返す。
そのようなアプローチからも、あなたの習慣化にトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、昨日は朝5時30分からオンライン読書会に参加。
7時から「早起き完全マスタープログラム」のオリエンテーション(3人目)。
7時30分から「早起き完全マスタープログラム」第1回セミナー。
また新しい3ヶ月のスタートに心が踊ります。
10時から「早起き完全マスタープログラム」のオリエンテーション(4人目)。
11時から経営者の友人のコーチングセッション。
充実の午前中。
夜は家族で食事に行けました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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