コミュニケーションの習慣

オリエンテーションで「コミュニケーションの拙速」を防ごう

投稿日:


こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。

人同士の関係性づくりには、時間がかかるもの。
あせりすぎて「コミュニケーションの拙速」を起こさないようにしましょう。




 

ルーキーコーチ時代の失敗談

ルーキーコーチ時代に、失敗が続いた私。

恥ずかしながら、色々とありました。

たとえば、
・契約延長を打診したら「1人でやってみます」と断られた方
・連絡がフェードアウトして、途絶えてしまった方
・単発セッションだけで終わってしまった方
など。

もちろん、コーチング契約が続かない理由のほとんどは私にあります。
ただ、当時の私には、何が原因かはわからなかったんです。

今なら、失敗ばかりだった理由がわかります。
過去に戻れるなら、当時の私に伝えたいことがあるんです。

「これをやらないから、クライアントの方と契約を続けられないんだよ」と。

私の落ち度は何かというと。
「オリエンテーションを軽んじていた」ということです。

 


 

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オリエンテーションを軽んじてはいけない

では、オリエンテーションとは何なのか。
意味は「学校や会社で、新しい人がその環境に早く慣れるように導く」ということです。

私が失敗していたのは、オリエンテーションだったのですね。

たとえば、大学ならオリエンテーションで、
・こんな学生に成長して欲しいです
・それを実現するために、大学としてはこんな授業を提供します(=その役割と責任を負います)
・だから、あなたたち学生は選んだ授業の単位をきっちり取得してくださいね(=その役割と責任を負うんですよ)
ということを説明するわけです。

そうして、お互いの役割と責任をはっきりさせるわけです。
「大学側はここまではがんばります。その先はあなたががんばるところです。」と。

私がルーキーコーチのときは、ここをしっかりやらなかったのです。

「オリエンテーションよりも、早くコーチングで関わり、クライアントの方がゴールに近づくようにしないと」とあせっていたので。
ただ、それこそ拙速だったのですね。

ですから、継続コーチングの契約が長く続かなかったわけです。

それに気づいた私は、コーチング契約がスタートするときは、オリエンテーションの時間を確保するようにしています。

そこで、お互いの信用と信頼を築く。
そこから、コーチとクライアントの「役割と責任」について、認識を合わせるようにしています。

 

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「コミュニケーションの拙速」を防ぐために

そんな大事なオリエンテーション。
今まで「良習慣塾」でほとんど実施していなかったんですよね……。

そこで、今年度は改善。
1回目はオリエンテーションの時間としたのです。

そこで、2時間を投資して、
・良習慣塾のが追求しているたった1つの方針
・良習慣塾で磨く4つの領域
・良習慣塾が用意している1年・1ヶ月・1週間・1日の環境
などを説明。

結果、新規メンバーだけでなく、再受講メンバーの皆さんからも「良習慣塾の環境でがんばろうという感情になりました!」と言っていただけました。

「やはりオリエンテーションをやって良かった!」と感じたとともに、ルーキーコーチ時代の反省を活かしていなかったのは反省です……。

こうしたコミュニケーションのあせり。
もしかしたら、あなたも思い当たる経験があるかもしれません。
あせらずに、最初はオリエンテーション的な時間をとりましょう。

私がコーチングにしても、「良習慣塾」にしても、オリエンテーション無しに関係づくりを急いでしまっていたのは、まさに拙速。

恋愛に例えたら自己紹介もせずに「とにかく、付き合ってくれたら幸せにするから!」と言ってるみたいなことですから(笑)。

あとは、部下や後輩ができたときに、いきなり「俺のこと尊敬してね」と言ってしまったり。

それでうまくいかなくて「なんで俺のことわかってくれないんだろう?」と悩むみたいな。

こうなると、私は「イタい人」ですよね……。
反対の立場だったら戸惑うはずなのに、自分ではやってしまっているので。

私と同じミスをしないためにも、オリエンテーションの時間をしっかり取りましょう。
コミュニケーションの拙速を軽減できます。

 


 

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■編集後記

昨日は、「良習慣塾」セミナーを開催。
平日コースの初日でした。

皆さんの自己紹介タイムでは意外な一面を知ることもあり。
楽しい時間ですね。

次は間髪入れずに今週末、そして来週平日と続きます。
楽しみです。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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