コミュニケーションの習慣

即興的なコミュニケーションで損をしている人へ

投稿日:


「出たとこ勝負」の即興的なコミュニケーションで失敗した経験はありませんか?
私は、よくあります……。
大事なことがあるなら、計画的なコミュニケーションをしていきましょう。




 

自己主張がとにかく苦手だった

私は、自己主張が苦手でした。
ものすごく。

なぜなら、自分の言いたいことを適切に表現できなかったからです。

そのため、会社の会議や友人たちとの飲み会などで、私が発言すると「しん……。」と。
微妙な空気になることが多かったんです。

子どもの頃からそんな現象が続くと、私は「なんだ、自分の意見を言わない方がその場が丸く収まるじゃないか。自己主張は控えておこう。」と。
そんな学習をしてしまったんですね。

実際、私が自己主張しないほうが、対話の場がスムーズに進みました。
そんなメリットも受け取っていたので、私のスタンスが変わることもなかったわけです。

むしろ「自分は柔軟性があるなぁ」くらいに思っているくらいに。
そのようにして、人生の長い間、私は自己主張を控えて過ごしてきたんです。

ただ、そのスタンスで何とかなったのは、私が子どもや学生だった頃まで。
社会人になり、家族を持つようになれば「俺の意見はいいから、みんなで決めてよ」では、ものごとが進まなくなることが増えたんです。

決断できない自分。
優柔不断な自分。
自己主張ができない自分。

私は、自分をそんな風に捉えていたんです。

 


 

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なぜ私は適切な自己主張ができなかったのか?

さて、なぜ私は適切な自己主張ができなかったのでしょうか。
理由は
・適切なコミュニケーションの「やり方」を知らないから
です。

そのため、
「コミュニケーションが即興的になってしまう」
という現象が起きていたんですね。

即興的なコミュニケーションがうまくいかないならどうするか。
計画的なコミュニケーションを採用しましょう。

 

トライアスロンの不安

昨日、実践しました。
それは、妻との大事な話(といっても娘の受験の話などですが)の場面です。

テーマは、私のトライアスロンの練習時間について。
現在の練習量だと、今年の大会で完走できるかどうか。
とても不安な状態です。

「ここで練習量を増やしておかないと、またスイムでリタイアしてしまうかも……。」
嫌な記憶が蘇ります。

九十九里トライアスロン(2023年)リタイアの敗戦記 | 【良習慣の力!】ブログ

その不安を払拭するためには、スイムの練習をするしかありませんよね。
何よりも明白です。
頭では、わかっているつもり。
それなのに、感情がついていかず……。
つい近くのジムに行って、バイクとランの練習をしてしまうんですよね。

まるで船のイカリが港から外れてしまったかのように、スイムを練習する動機を再燃できないんです。

 

何度も出てくるアイデア

昨日参加した早朝勉強会。
ワークでこの課題に対する対策を書き出してみました。
何度も出てきたアイデアが、また出てきたんです。

それは「新しい練習環境に飛び込む」こと。
しかも定期的な練習会に参加することです。

私の意思に任せていては、うまくいかない。
それはもうよく分かっているんですよね。
ただ、現状での複業家活動にさらに追加してスイムの練習会。
家族の理解を得る必要があります。
ミスは許されません。

そんな感情任せの即興的なコミニケーションで話を進めると、まとまるものもうまくいきません。
過去に経験済みです。

そこで考えたのが、
・適切な「やり方」を知ること
です。

 

「DESC法」というやり方

私が選んだのは「DESC法」です。
「DESC法」とは、4つのステップで適切な自己主張をする方法です。

やり方はシンプル。

4つのステップで、
(1)現状を描写する
(2)自分の感情を表現する。
(3)提案をする
(4)お互いのメリットを伝える
という流れです。

英語だと、
(1)Describe(描写する)
(2)Express(説明する)
(3)Suggest(提案する)
(4)Choose(選択する、結果を示唆する)
です。

頭文字をとって「DESC法」です。

この形に沿っていくと、相手を無理やり言いくるめるようなコミュニケーションではなくなります。
自分の意見を率直に伝えられるのです。

私は、
(1)スイムの練習ができていない
(2)現状のままだと今年のレースもリタイアになってしまう可能性が高く、とても不安になっている
(3)スイムを定期的に練習できる環境に身をおきたいと考えているが、どう感じるか
(4)定期的にスイム練習ができていれば、レースに臨む際に、私も家族も不安が減ると思う
と伝えたんですね。

私なりの適切な自己主張でした。

 

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「即興」がうまくいかないときは「計画」を採用しよう

適切な自己主張ができたとしても、その主張が100パーセント通るわけではありません。
でも、伝えなかったら、現状は変わらないんですよね。

結果、話し合い、スポーツジムを解約し、その費用をスイム練習会に充てる。
その条件でお互いに合意したんです(良かった……!)。

DESC法の4つのステップ。
これを即興でやるのは、ちょっと厳しいです(私には)。
ですから、
・まず書く
・次に自分の気持ちや提案を整理する
・最後に、一方的な自己主張にならないようにお互いの選択肢を相談
という流れをつくることに成功しました。
計画的なコミュニケーションのおかげです。

あなたも、即興的なコミュニケーションで、
・「うまく言えなくて我慢してしまう……。」
とか、反対に
・「感情に任せて言い過ぎてしまった……。」
という場合があるなら、違うやり方を採用する段階かもしれません。
次回は、DESC法のような計画的なコミュニケーションを選択してみるのはいかがでしょうか。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝5時台の「習慣化コミュニティー」朝活からスタート。
6:00の部、6:30の部、7:00の部の途中まで。
7時30分から9時すぎまで、あるコミュニティーの勉強会に参加。
非常に有意義な時間でした。

午後はオフ。
妻と2人バージョンの重要な伊藤家サミット(ロングバージョン)も。
その後、散髪とブログ(@カフェ)。
夕方にスポーツジムでバイクとラン。

家族3人での夕食後、ドラマ『ブラックペアン シーズン2』を観ました。(^^)


 


 

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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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