趣味を楽しみつつも、思考習慣をトレーニングする。
趣味に向き合う中で身につけた思考習慣は、人生やビジネスにも影響を与えてくれるものです。
スポンサーリンク
マラソン大会で目にするランナーを見て感じたこと
フルマラソンを走っていると、必ず見かけるものがあります。
それは、「だらだらっと歩いているランナー」です。
特に30kmをすぎたあたりから、どんどん増えていくのですね。
もちろん、足が痛みがあることもあると思いますし、ひざを故障してしまっているのかもしれません。
私も、今回のフルマラソンでは、15kmすぎの時点で、左足のふくらはぎがつりそうな状態で走っていましたから、よくわかります。
しかし、歩いているランナーにも2種類いるように見えるのです。
それは、
・完走をあきらめずに、歩くことを主体的に選択しているランナー
・「どうせ完走は無理だ。もういいや」という無気力を感じるランナー
という2種類です。
後者のランナーを見ていると、質問したくなる気持がありました。
・あなたは、人生にもそのような態度でのぞんでいるのでしょうか?
・そのスタンスで、仕事をされているのでしょうか?
・習慣化に挑戦しているときも「もういいや」とやめてしまうのでしょうか?
という風に。
人生初のマラソンリタイアで得た大切な思考習慣
私も、歩いた大会が1度だけあります。
最初にエントリーした柴又100kmウルトラマラソンです。
人生で初のリタイアでした。(^_^;)
リタイアが決まったレース中、往路を歩いている私の前から、復路からチームメイトのザックや羅王が走ってきたのですね。
これはもう、とても恥ずかしい思いをしたのです。
私の時間では、すでに制限時間はすぎており、どうがんばっても関門でタイムアウトする時間でした。
そう考えると、「歩いていも仕方ないんじゃない。別にもう終わってるレースだし」と思ってもいいかもしれません。
事実、私はいくらかそのように考えていたのだと思います。
しかし、完走を目指して一生懸命走っているチームメイトと目があったとき、その考えが間違っていたことに気づいたのですね。
ザックも羅王も、元気にあいさつをしてくれました。
さげすんだ目をすることもなかったです(笑)。
しかし、私は恥ずかしかった。
せめて、制限時間アウトであっても、どれほど鈍足でも、すごいどろ臭くても、走っている姿でチームメイトに会いたかったのです。
これは、私が感じてしまった感情ですから、正解も不正解もありません。
私は、「ああ・・・恥ずかしい」。
ただ、そう感じてしまったのです。
それから、「走れる体力が残っているときは、たとえ負けレースでも、亀のように遅くても、走ろう」と思うようになりました。
それ以来、フルマラソンのレースでは、たとえどんなに遅くても、歩いたことはありません。
もちろん、チームメイトが出ていないレースでも。
そして、このときの学びが、私の思考習慣にも活かされているように感じているのです。
趣味で身につけた思考習慣を仕事にも活かす
もしも、歩いているランナーの人に、「そのスタンスで、仕事をされているのでしょうか?」と尋ねたらどう答えられるでしょうか。
「いやいや、マラソンのレースは趣味だから。仕事はちゃんとやるし、人生にもきっちり向き合っていますよ」と言われるかもしれません。
それは、本当なのだと思います。
ただ、自分が主体的に取り組もうとしたマラソン大会で、あきらめて歩いてしまうような人が、会社の仕事に対して粘り強く取り組むのかどうか。
少し疑問は残ります。(^_^;)
ゴールがあるのに、投げ出してしまう。
うまくいかなければあきらめる。
少しつまづくとやめてしまう。
そのような思考習慣を持っていると、マラソンでも、仕事でも、同じように考えてしまうのではないかと思うのです。
成長を目指していれば、壁を感じないゴールはありませんし、ストレスがない仕事もありません。
ときに大きなハードルがやってくることもあります。
そのようなときに、何を考えて、どのような行動をとるのか。
そこが大事ですし、その人が物事にのぞむ姿勢が問われるのではないかと思うのです。
マラソンは、30kmをすぎると苦しくなってきます(今回のレースも同様でした)。
そこで歩くこともできますし、プロのランナーではないのですから、リタイアは自由です。
そこにペナルティはありません。
しかし、あきらめずに走り切る。
それによって得た「完走」(歩かないで走りきる)という結果は、やはり圧倒的な達成感を味わうことができるものです。
「あそこであきらめなくてよかった」という風に思います。
私の場合は、たまたまマラソンでしたが、これはほかの趣味や遊びでも同じでしょう。
壁を目の前にして、どう考えるか。
趣味で身につけたその思考習慣は、仕事にも必ず生きてくるものだと思うのです。
自分の好きなことに向き合っているときも、思考のトレーニングの場だと考えてみましょう。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■編集後記
記事のとおり、昨日は、「第7回サンスポ古河はなももマラソン」に参加。
チームメイトとのフルマラソンを楽しめました。
トレーニング不足だったので、完走を目標に。
身体も重く、足も痛かったのですが、なんとか走り切ることができました。(^_^)
――――――――――――――――
【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
コメントを投稿するにはログインしてください。