コミュニケーションの習慣

外出自粛中の人間関係の「気まずさ」を解消する方法

投稿日:2020/05/24


コロナショックの影響で外出自粛環境がつくられたことにより、「気まずさ解消」が悩みのテーマになっているそうです。

その「気まずさ」を解消するために私がおすすめしたいのは「アクティブひとり時間」をとることです。




 

適度な距離がゆるくていい人間関係をつくる

これからの時代、人脈として有効なのは「ゆるいつながり」だと言われています。

わかりやすくいえば「せまく深い人間関係」よりも、「ひろく浅い人間関係」が大事になってくるということですね。

確かに、SNSでつながっている人やクラウドファンディングなど、実際に合ってことがない人たちに応援してもらえることがあるわけです。

東京大学の名誉教授である矢作直樹さんの本「変わる―――心を整え、人生を楽にする73のコツ」によると、「相手と近づきすぎると、相手と自分の関係が見えにくくなる」そうです。

ですから、ときには夫婦や親子、兄弟姉妹や友人たちなどと適度な距離を置くことをおすすめされています。

あえて距離を置くことが、関係を円満にすることがあるのですね。

ですから、接近しすぎないこと。

それでいて離れすぎないこと。

そのような「ゆるいつながり」を築くことを提唱されているのです。

最近、外出自粛の影響で夫婦や家族関係が悪くなっているという話を見聞きします。

それは、「適度な距離感」が崩れてしまっているからかもしれません。

 


 

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3ステップで「アクティブひとり時間」をつくる

自分とほかの人との距離感。

このバランスをとって、ぜひ確保していただきたい時間があります。

それが「アクティブひとり時間」です。

まずは1週間に一度からでいいので、誰にも合わずに自分を見つめる時間をとりましょう。

人は、常にほかの人と一緒にいると、自分の内面を見つめる時間がなくなります。

そのため、自分がどのようなことを感じているのか、考えているのか。

それが、わからなくなってしまうのです。

これが自分でも意識できない不満につながります。

「アクティブひとり時間」をとることで自分を見つめることができます。

それで不満を解消できれば、ほかの人との適切な人間関係をつくることにもつながります。

イメージとしては、子どもが小さいときに1日中ずっと一緒にいるよりも、保育園に預けた時間で自分が好きなことをする。

そのほうがお迎えに行くときに子どもに会いたい気持ちが高まるような感じですね。

さて、「アクティブひとり時間」をつくるために、次のステップで考えてみましょう。

 

ステップ1:「アクティブひとり時間」の日時を設定する

あなたのカレンダーや手帳を開いて、聖域になる時間をつくりましょう。

まずは30分からスタートするのでいいと思います。

「いつ」「どこで」を決めることがおすすめです。

できれば「月曜日の20時から」という感じで定期的な予定にできると理想的ですね。

 

ステップ2:「アクティブひとり時間」の時間を調整する

この「アクティブひとり時間」。

最終的にどれくらいの時間にすればいいのかという疑問があるかもしれません。

私は「自分時間:ほかの人との時間」を数値化しておくことをおすすめしています。

たとえば、

・ひとり時間50:ほかの人との時間50

のように。

1度30分とってみて、多いのか少ないのか。

ご自身で感じて調整していきましょう。

 

ステップ3:好きなことに没頭する

誰にも合わない時間に、自分がやりたかったことをやりましょう。

趣味に没頭するのもいいです。

ビジネス書ではなくミステリー小説を読むのもいいかもしれません。

思いっきりユーチューブを見るのもOKにしていいでしょう。

ひとつ守るのは、時間に制限を設けること。

ここを守らないと、1日がなし崩し的にだめになっていってしまうからです。

 


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「アクティブひとり時間」で自分のクリエイティブを発見しよう

天才画家と言われたパブロ・ピカソ氏。

91年の人生で描いた油絵とデッサンは1万3500点、制作した版画は10万点を数えると言われています。

ギネスブックには「もっとも多作な美術家」として記録されているのです。

ピカソは社交的でもあったため、自宅に友人たちがよく訪れていたそうです。

友人たちと楽しくすごす社交性の反面、芸術家として活動できない時間が増えてきました。

ほかの人たちとの時間がしんどくなってきたそうです。

そこでピカソ氏がとった対策。

それが「1週間に1度、誰にも合わない時間をつくる」ということでした。

あえて誰にも合わない時間をつくり、その効果を実感。

その時間が彼を創作活動に没頭させたのだと言われています。

「孤独な時間がクリエイティブをつくる」わけです。

このような偉人の習慣、私たちも取り入れましょう。

たとえば、1週間に一度はひとりになる時間をとり、1週間のふり返りとプランニングを考える。

普段はできないけれどやってみたかったことにとり組む。

新しい分野の学習など「緊急ではないけれど重要な活動」にあてる。

そのようにして、あえてひとりになる時間をつくってみましょう。

その活動時間が、未来のあなたをつくるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、早朝6時から習慣化コミュニティーのオンライン朝活に参加。

その後、6時30分からコーチングセッションをおこない、さらにマーケティングについてのコンサルティングを受けました。

夜は茨城の息子とZoomをつないで家族で食事会。

朝から夜まで充実した1日となりました。(^^)


 


 

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