せっかく取り組みはじめた習慣に、不可抗力が起きてくるときがあります。
不可抗力は「続く人」にも「続かない人」にも、均等にやってくるはずですが、なぜ両者の結果に違いが出てしまうのでしょうか。
体調不良は習慣をサボるための強い理由になる
決めた行動が続かなくなるときには、何かしらのきっかけがあるものです。
いろいろな原因がありますが、よくあるのは
・体調不良になったとき
だと思います。
風邪の場合もあれば、体がだるい場合もあるでしょう。
前日にお酒を飲みすぎて、二日酔いのときもあるかもしれません(これは私だけではないですよね・笑)。
当然、「体調不良」は正当な理由です。
「体調が悪いので会社を休みます」と言えるわけですから。
そんな不可抗力は、じつはサボるための正当な理由にもなってしまうんですよね。
自分に対しても、周りに対しても。
「今日ぐらいはサボってもいいよ」という許可を出しやすくなってしまうということです。
もちろん、体調が悪くなるのは仕方のないことではあるんです。
でも、たとえば1週間続けられてきたことを、体調不良で1日とか2日休んでしまう。
それがきっかけになって、せっかく続いていた習慣が自然消滅してしまうことって多いんですよね。
自然消滅は、恋愛だけではなくて習慣にもあるんです。
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「続かない人」はそのときがきてからはじめて対処法を考える
そんな不可抗力があったときはどう考えればいいのか。
不可抗力の影響で1番つまづきやすいのは運動の習慣でしょう。
たとえば、朝ウォーキングの習慣をやろうとしているとしましょう。
調子よく1週間続いている状態です。
しかし、朝起きてみたら雨の音が聞こえる。
こうなると、聞こえてくる声があります。
それは、
「今日くらいサボってもいいよ」
という声です。
いつも私たちを楽なほう楽なほうに流そうとする、あの悪魔のささやきですね。
しかも、そういうときに限って仕事が大変で睡眠不足だったりします、なぜか。
今の時期だと寒さもありますよね。
雨、睡眠不足、寒さ。
これだけそれったら、スロットが3つ揃うような感じで「当たり」みたいですよね(笑)。
こうなったら9割の人は運動するよりも2度寝してしまうのではないでしょうか。
ですので、ここが分岐点です。
このようなとき、「続かない人」はどうするか。
おそらく、
・そのときがきてからはじめて対処法を考える
というパターンです。
起きたときに考えるんです。
「雨か、、、眠いし、仕事で疲れてるし。しかも寒い・・・どうしようかな、、、」と頭の中で迷走しています。
そして、気づくと2度寝しているんですね。
これは私の実体験です。。。
一方で「続く人」はどうしているのか。
それは、
・あらかじめ雨がふったときのルールを決めている
ということです。
ここに分岐点があるんですね。
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あらかじめ不可抗力に対するルールを決めておくこと
「続く人」は、この事例でいうとたとえば「雨の日は朝ウォーキングしない」と決めています。
要は、「続く人」は
・あらかじめ不可抗力に対するルールを決めておくこと
をやっているわけです。
ですから、今まで朝ウォーキングした実績も受け入れつつ、ルールとして休みをとることができます。
ウォーキング自体はお休みになるわけですが、そこに自己否定感はありません。
なぜなら、自分で最初に決めたルールだからです。
むしろ自己規律があります。
「雨の日は朝ウォーキングしない」は、「朝ウォーキングする」というのと同じなんですよね。
ですから、体としては運動はしていないわけですが、気分は悪くならないのです。
ほかにも、雨がふったときは朝ウォーキングする時間を
・ストレッチをする
・ラジオ体操をする
・筋トレをする
・プランキングをする
という風に代替案まで決めているわけです。
これなら、運動を継続していることになります。
体の動かし方にバリエーションも出ますよね。
気分転換にさえなるでしょう。
そのようにして、柔軟に継続していくわけです。
「続かない人」は、決めていないから迷ってしまい、考えてしまい、結果として時間をムダにしてしまうわけです。
「毎日やらないと習慣とはいえない」と思うと、それがストレスに変わります。
まじめで誠実な人ほど、そう考えてしまいやすい傾向にあります。
ですから、そういう方ほど、
・あらかじめ不可抗力に対するルールを決めておくこと
が有効なんですね。
このように、不可抗力に対するルールを決めておくと、もうひとつメリットがあります。
それは、不可抗力が発動していないときは
・決めた行動を実行する日として迷いがなくなる
というメリットです。
言い訳を考えなくてすむんですね。
さて、あなたは不可抗力がやってきたとき、どのように対処しているでしょうか。
もし課題に感じているケースがあるなら、本記事でお伝えしたように、
・あらかじめ不可抗力に対するルールを決めておくこと
にトライしてみましょう。
自己肯定感を損なうことなく、継続できるようになるはずです。
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■編集後記
昨日は、コーチングセッションを1件。
起業家のクライアントさんのビジネスが順調で、今年は大きな案件がやってくるということ。
非常にうれしい限り。
その中でも課題があるということでアドバイスを求められたため、いくつか提案させていただきました。
次回の法人様向けの現場で取り組んでいただくことを約束したので、反応が楽しみです。
クライアントさんから「こういうときはどうすればいいのか?」と聞かれるように自分を磨いておくのも、コーチとして大事ですよね。(^^)
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