習慣ややりたいタスクが重なってきたときの
1:忘れてしまう
2:実行できない
という2つの問題に対する私の工夫をまとめました。
良習慣形成への2つの課題
「習慣の実行率が上がらなくて困ってるんですが、どうすればいいでしょうか?」
私がよく聞くお悩みの1つです。
このようなときの課題は、大きくわけると2つです。
その2つは、
1:忘れてしまう
2:実行できない
です。
習慣が増えてきたときに、1つずつ覚えておくのは大変です。
取り組みたい習慣は、リストにしておきましょう。
私は「良習慣の種」というオリジナルのルーティンチェックリストを活用しています。
習慣のチェックリスト「良習慣の種」は自分を認めるためのツール | 【良習慣の力!】ブログ
以前の私は、「良習慣の種」が無くても大丈夫でした。
意識すべき習慣は、読書だけとか、資格学習だけという感じで、習慣が少なかったからです。
ただ、良習慣が少しずつ増えていく中で、困ったことが起きました。
それが、まさに
1:忘れてしまう
2:実行できない
という悩みだったんです。
「いや、あなたが実践したい習慣なのに忘れてしまうんですか?」と思われるかもしれません。
でも、忘れてしまうんですね……。
これは私だけではありません。
多くの方が、やろうと思っているはずの習慣を忘れてしまいます。
実際、新年に設定した目標は、80パーセントの人たちが2月中旬にあきらめるか忘れてしまっているんです。
あなたは、新年の目標を忘れていないですよね・・・?(笑)
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
「忘れる」と「実行できない」への対処法
では、
1:忘れてしまう
2:実行できない
への対処法を考えていきましょう。
1:忘れてしまう
まず、
・忘れてしまう
ことを防ぐためにどうすればいいのでしょうか。
これは、
・何度も見返す仕組みをつくる
に限ります。
シンプルですよね。
スマホのアプリでもいいですし、手帳でもOKです。
ポイントは、
・あなたがいつも持ち歩けるツールにする
ということです。
私は「良習慣の種」を紙にプリントしています。
いろいろと試した結果、アナログ管理に落ち着いています(今は)。
さらに、スマホのアプリで「良習慣の種をチェックする」というリマインダーをセットしています。
リマインダーがきたら、バインダーを出します。
すると1番表に「良習慣の種」のチェックシートがあります。
確実に目に入るんですね。
考えごとをして書き出すときも、「良習慣の種」が目に入ります。
そうして、何度も目に触れるようにしています。
イメージは、マラソンランナーの腕時計です。
あなたは、ランナーが走りながら腕時計をチェックしているシーンを見たことがありますよね。
あの行為は「いまの自分は、ゴールに対してどれくらいのペースで進んでいるのか?」を確認しています。
遅れているなら、ペースを上げる。
逆に速すぎていたら、ペースを落とす。
そのイメージで、私も「良習慣の種」をチェックするわけです。
1日に何度も習慣をチェックすれば、忘れることを防げます。
2:実行できない
次に、
・実行できない
への対策です。
ルーティンチェックリストは、ただリストをつくればいいわけではありません。
続けるためのポイントがあります。
それは何か?
1つの習慣に対して、
(1)いつ
(2)どこで
(3)何をする
の3つをはっきりさせることなんです。
ここで、アメリカでおこなわれた興味深い調査があるのでご紹介しますね。
その調査は、選挙の投票率を上げるために行われました。
選挙当日に、投票に行かなかった人々にインタビューをしたそうです。
「なぜ、あなたは投票に行かなかったんですか?」と。
すると、多くの人の答えは「行こうと思っていたんですが、じつは投票に行くことを忘れてしまったんです」と答えたんですね。
これは、嘘を言っているのではありません。
「投票は大事だと思っていて、投票に行こうとしていた。それなのに、本当に忘れてしまった」というのが事実でした。
前日に、投票確認の電話をしている人もいました。
「投票に行くつもりだし、投票する政党も決めています」という回答もしています。
でも、忘れてしまったんです。
「行けなくて本当に後悔している」という人もいたのです。
この感覚、私もわかります。
以前、私も選挙に行くことを失念してしまったことがあります……。
本当に後悔するんです。
「やっちまった……」と。
アメリカの方々も一緒なんですね。
そのため、投票率を上げるためのある仕掛けを考えました。
その仕掛けを取り入れたところ、投票率がグッと上がったんですね。
では、どんな仕掛けに取り組んだのでしょうか。
それは、投票日の前に電話をかけて、有権者に
「3つの質問に答えてもらう」
という仕掛けでした。
3つの質問とは、
(1)いつ
(2)どこで
(3)何をする
を質問するだけです。
要は、
(1)「あなたは、明日何時に選挙にいくつもりですか?」
(2)「どこの投票場で、投票するつもりですか?」
(3)「どんな風に、投票に行きますか?」
という3つを質問しただけ。
それだけで、投票率がグッと上がったんです。
こちらも、なんともシンプルですよね。
こんなシンプルなことで、私たちの行動力が高まるなら、採用しない手はありません。
ぜひ、あなたのルーティンチェックリストにも「いつ」「どこで」を付け加えましょう。
■スポンサーリンク
自分の未来を期待できる良習慣を積み重ねよう
たとえば、あなたのルーティンチェックリストに
「読書する」
があるとします。
まず、1日に何度もリストを見返す環境をつくることです。
それによって、習慣を忘れることを防ぎます。
次に、それだけだと条件づけが弱いので「読書する」という習慣に、
(1)いつ
(2)どこで
を追加しましょう。
たとえば、
「朝、電車に乗ったら、読書をする」
というようにチェックリストに書くのです。
これらの2つの対策で、習慣に取り組む際の
・1:忘れてしまう
を防ぎ、さらに
・2:実行できない
を乗り越えられます。
もちろん、私も100パーセント実行できるわけではありません。
ただ、
・リストを何度も見返さない
・「いつ」「どこで」をはっきりさせない
という状態のときよりも、実行率は確実に高まっています。
そのような工夫をして、1日のすべてのルーティンに「◎」のチェックがついたときは、とてつもない達成感です。
「こんな1日が続いたら、3年後の自分はすごいことになるな」と、自分の未来に期待できるんです。
私にとっては宝くじを買うより、いい期待感だと感じています。
ぜひ、あなたの未来にも期待していきましょう。
そのために、今回の記事の工夫が、あなたの
1:忘れてしまう
2:実行できない
を防ぐヒントになればうれしいです。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
夜は「ビジネスブックBAR」を開催。
ご参加のみなさんが時間をオーバーして感想を言ってくれるくらいに、いい時間となりました。
私のショートセミナーも、時間をオーバーしましたが……。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。