「Aにするか、Bにするか迷っているんだけど……。」
そんな相談を受けたときの私の対処法を記事にしてみました。
『人を動かす』ことができるか
私が好きな本に『人を動かす』があります。
名著です。
本『人を動かす』には、人生やビジネスを充実させるコツが満載だからです。
なぜでしょうか。
理由は、まさに本のタイトル『人を動かす』にあります(『人を動かす』というと、ちょっと上から目線な気がするんですが・笑)。
人生やビジネスがうまくいくか。
私は「『人を動かす』ことができるか?」にかかっていると考えているからです。
子どもから大人まで同じです。
あなたは、子どもの頃に「おもしろいことしたい人、この指止まれ」と言ったことはありませんか。
あなたの呼びかけで、まわりの友だちが「おもしろそう!」と感じて集まってくれる。
それは、あなたが『人を動かす』ことができたということです。
本当に楽しませることができたなら、きっとあなたは人気者だったでしょう。
「この指とまれ」と呼びかけても、アイデアがおもしろくなければ「シーン・・・」となります。
『人を動かす』ことができなかったということですね。
大人なら「ショートセミナーつきの読書会に興味ありませんか?」と呼びかけます(昨日、開催しました)。
課題本や企画について「おもしろそう!」と感じてもらう。
すると、参加してくれる方がいるわけです。
結果として、セミナーや読書会に人が集まってくれます。
自分(私)が集めるのではありません。
「集客」ではないのです(師匠と同じく、私も「集客」という言葉は使わないようにしています)。
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選ぼうとしていない人は選ばない
そもそも『人を動かす』というのは、自分だけ興奮してもだめなのですね。
相手の心が「おもしろそう!」と動くから、集まっていただけるのです。
知識ではないです。
理屈でもありません。
「知動」や「理動」という言葉は無いからです。
相手の心が感じて動くから「感動」という言葉があります。
人は感動するから、行動するのです。
以前の私は、そのメカニズムがよくわかっていませんでした。
実際、コーチングを学び始めたとき、よく失敗していたことがあります。
クライアントの方が「Aにするか、Bにしたほうがいいか?」で迷っているときです。
ビギナーコーチの私は、クライアントのお役に立とうと思うあまり、「状況から考えると、Bのほうがいいんじゃないでしょうか?」と言っていました。
当然、クライアントの方は動きません。
「でも、Bも捨てがたいんです。」と言うからです。
私は「それなら、Aでいきましょう」と言います。
「でも、Aがやりたいわけではないんですよね……。」と言います。
むしろ「だから迷っているのに……。」とでも言いたそうな感じでした。
どっちも選べないのです。
いや、選ぼうとしていないんですね。
その状態で、私が「Aにしましょう」とか「Bにすべきです」と言っても意味がありません。
心が動いていないので無理なのです。
あなたなら、こんな相談を受けたときどうするでしょうか。
もしくは、過去に同じようなケースがあったでしょうか。
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相手を信じてつき放そう
相手が2択で迷っているとき。
今の私は、以前とは違った対応をしています。
「相手の心を動かせないか?」にトライするのです。
具体的には「Aを選んだ3年後はどうなりますか?」とイメージしていただきます。
次に「では、Bを選んだ3年後はどうなりますか?」と想像することを促します。
すると、相手は自分の心が動く幅が、どちらが大きいか感じることができます。
すると、選べるようになるのです。
どちらかを選んだ結果が良かったのか。
現時点で迷うのは、どちらを選択しても違いがわかりづらいからです。
原因は、現在を起点に考えてしまうからなんですね。
そこで、3年後という未来から想像してみる。
すると、プラスとマイナスがはっきりして、判断しやすくなります。
未来は、差が広がっているからです。
クライアントの方が、ご自身の「未来の差」を感じていただくから、答えが出やするくなります。
このとき、コーチはある意味でクライアントをつき放しています。
「コーチである私は決められません。どちらを選択するか。それは、あなたが決めることです。」
無言のメッセージを送っている状態だからです。
コーチとして初めてこの対応をしたとき、そわそわしました。
慣れない感覚だったからです。
あなたも、そう感じるかもしれません。
それでいいのです。
無理に「親切に、丁寧に」とアドバイスするから、相手の心は動かないのです。
私の経験だと、ちょっとつき放すほうが、クライアントの方は心が動きます。
心が動くから、体も動くのです。
納得感もあります。
余計なアドバイスは不要です。
それよりも「相手は、判断する力をきちんと持っている」と信じる。
愛情を持てれば、相手をつき放していいのです。
大丈夫です。
相手は1度くらい谷に落ちても、はい上がってきてくれます。
ぜひ、トライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
夜はショートセミナーつきの読書会『ビジネスブックBAR』を開催しました。
ショートセミナーつきは初めての試み。
主催者として、改善点がたくさんありました。
ただ、ご参加のみなさんには、有意義な時間と感じていただけたようです。
早くも次回のリピート参加の声をいただけたので、うれしかったです。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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