あなたには、まだ表出していない隠された才能がたくさんあるのではないでしょうか。
隠れた才能に気づくためには、複業のようなちょっとしたチャレンジが必要です。
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物語の主人公の隠れた才能
先日、コーチングセッションをしていたクライアントさんと、幼少期に没頭していた時間について話を聞いていました。
まだ、両親や社会の価値観が混ざり込まない時期に、子どもの自分が夢中になっていた行為。
そこに、その人が持っている「好き」や「やりたい」が眠っている可能性があるからです。
そのセッションでクライアントさんが話していたのは「ハリー・ポッター」シリーズの小説でした。
主人公が成長していく物語というのは、今も昔も、私たちの心を動かすものですよね。
「ハリー・ポッター」に限らず、「ドラゴンボール」のような漫画も、「ドラゴンクエスト」といったロールプレイングゲームも、「仮面ライダー」のようなアクションドラマも、コアにあるのは主人公の成長ストーリーです。
その主人公が、最初に悩むのは、自分の能力の使い方です。
主人公は、優れた才能を持ちつつも、平和な世の中では、その能力は隠れていて表面化していません。
それが突然、平和をおびやかすような困難が訪れて、トラブルに立ち向かうようになります。
そのとき、主人公は自分の力を最大限に活用して、ピンチを乗り切るために努力をします。
そのプロセスで、主人公は自分の本当の能力に目覚め、世界を救うのです。
隠れていた才能が思い出された瞬間
このようなストーリーに欠かせないのは、主人公にやってくる困難です。
アンパンマンには、ばいきんまんが出てきてピンチをつくるからこそ、アンパンマンの活躍の場があります。
ばいきんまんが出てこないアンマンパンの話は、平和ではあるかもしれませんが、それだと子どもたちに人気がでないのではないでしょうか。
そう考えると、自分の能力を最大限に発揮するためには、「困難」というハードルが必要になるわけです。
その成長のプロセスでは、主人公は、自分の能力の使い道を自分以外の人や社会全体に向けて活かすことを考えるようになります。
やがて、自分の能力を発揮することで自分も充実感を味わい、ほかの人にも喜ばれるようになるのですね。
私も、これと同じような経験をしたことがあります。
それは、複業に取り組もうとしたときに起きました。
コーチングに出会った瞬間です。
私は、30歳後半になってから、コーチングというコミュニケーションスキルがあることを知りました。
何もわからないまま、手始めに無料体験講座に行ったのです。
講座の中で「聴く」ワークにとりくんだところ、相手の方が予想以上に盛り上がって話してくれました。
「伊藤さん、初対面とは思えないくらい、すごく話しやすかったです」というフィードバックを受けて、うれしかったことを覚えています。
そのとき、デジャブのような感じで、「あっ、そういえば学生時代、友人たちからこっそりと恋愛相談とか、お悩み相談を受けて、こんな風に喜ばれてたな」ということを思い出したのです。
よく考えると、その時まで、長い間ずっと「聴く」という能力を使わずにすごしてきたのです。
10代の後半から、なぜか私の中に「できる男はよくしゃべる」みたいなイメージができてしまい、聴くよりも話すタイプを目指していたからです(完全に間違ってましたね・笑)。
「聴く」という能力を封印していました。
しかし、プロフェッショナルコーチという仕事をするときに、「聴く」才能は、強力な武器となりました。
コーチングセッションの回数や時間も増えたこともあり、最近は、クライアントさんが表面的に話している「裏側の感情」や「本音」が聞こえるときがあります。
これは、トレーニングや接した時間数ということももちろんあると思いますが、私が持っている才能だと思っています(思い込むことにしています・笑)。
また、別の才能の話では、ゲームの「ドラゴンクエスト」では、レベルアップをするために、淡々と経験値をためていくことは嫌いではありませんでした。
もちろん、強力なボスに立ち向かうための準備ではあるのですが、友人たちには「単調なレベルアップの時間が苦痛だ」という人もいました。
「レベルが低くてもいいから、一気にボスと戦って、勝つか負けるかのギリギリのバトルがしたい」というタイプですね。
これは、良い悪いではなく、タイプの問題。
ただ、ふとコーチングにしても、ブログにしても、「淡々と積み重ねる」というやり方は、私のタイプにあっていたのです。
これも、私の研究テーマである「習慣化」にマッチして、習慣化することに没頭していたら、いつも間にか続けられる才能が発揮されたのだと思います。
そして、そのような才能を活用することが、私にとって「自分を磨く」ということであり、複業につながるのだと考えています。
あなたの才能を活用するバリエーションを増やす
私自身が複業をやってみて、そして複業家デビューするクライアントさんや友人たちの姿を見ていて感じたことがあります。
それは、
・たいていの人は、その人のごく限られた能力しか使っていない
ということです。
仮に100個の才能があったとしても、1社にずっと勤務している人が使っている才能は3〜5個くらいなのではないでしょうか。
一方で、天職についている人は、100個のうち、80個くらい使っているように思えます。
その場合、たとえば、100個の能力があれば、もっと大きな未来を描けるはずなのに、5個くらいの能力しか使っていない自分で、叶えられそうな目標を目指しているように思うのです。
しかし、当然のことながら、使える才能があるなら、できるだけたくさん活用したほうがいいですよね。
また、その才能がミックスされたり、かけ合わせられることで、オンリーワンの人になれるかもしれません。
そうなれば、代替がきかない人材になります。
今より充実した未来をイメージできるかもしれません。
その可能性を広げる選択肢の1つが、複業をやってみる、ということです。
そこで、今までの自分では超えられない壁を見つけましょう。
そうして、その壁を乗り越えるように自分の実力を高めるのです。
5個でも、10個でも、活用できる才能が増えるといいですよね。
あなたが活用できるそれらの才能を、自由にスイッチON/OFFできるようにスタンバイしておく。
そうなれば、いつでも自分の才能を発揮することができるのです。
すると、やりたいことのバリエーションが増えるはず。
そのような毎日を過ごせたら、刺激的ですばらしいと思いませんか?
ちょっとでもひっかかるなら、あなたも複業家を目指してみるのはいかがでしょうか。
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■編集後記
昨日は、早朝にコーチングセッションを1件。
その後、受験生の息子と「第2領域」確保のためにタリーズへ。
息子は勉強、私はブログに集中しました。
夜は3月3日のひなまつりということで、自宅で手巻き寿司パーティー。
充実した休日でした。(^_^)
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