コーチングやセミナーでは、お互いの立場を明確にしつつ、きいている方の注意を自分に向けていただく必要があります。
それには、シンプルですが、効果的なコミュニケーションのコツがあります。
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効果的にコミュニケーションをとるために必要なこと
率直なコミュニケーションをとるために有効なのが、相手と自分の立場を一緒にすることです。
お互いに対等かつ公平な目線を持って対話するということですね。
たとえば、優秀なコーチは、コーチとクライアントの立場は対等だというスタンスを崩しません。
そのように、相手の立場をおもんばかることによって、両者の呼吸を合わせる。
つまり、コーチとクライアントが感覚を共有することにより、お互いが望むゴールまで走っていく。
それによって、セッションという対話の時間の密度が高まるわけです。
短時間で相手の意識をひきつける技術
相手の気持をひきつけ、短時間でこちらに注意をひきつけるコツがあります。
それは、
・誰もが体験したことのある質問や、
・誰もが「Yes」という問いかけを、
相手に投げかけるのです。
たとえば、私は、早起きセミナーのご受講者さんに、
「今日は何時に起きましたか?」
とたずねます。
誰もが起きてからセミナーに参加されているので、私の質問とご受講者さんの脳内での接点がうまれます。
それによって、講師の私に注意を向けていただくのです。
また、別の例でいえば、コーチングセッションの冒頭に、
「答えたくない質問があれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。」
とお伝えします。
クライアントさんは、まず確実に「はい。」と答えます。
これも当たり前ですが、確認の意味も含めて毎回おこなっています。
そのようにして、相手に注意を向けていただきつつ、対等な立場をつくり出しているのです。
シンプルなコミュニケーションの習慣に使える
このポイントは、先にご紹介したようにセミナーやコーチングで使っていますが、セミナー講師やコーチだけが使うだけのものではありません。
・ビジネスのプレゼンテーション
・お客さまとの商談
・初対面の人と話すことが見つからないとき
などにも使えます。
つまり、誰でもいつでも使うことができる汎用性の高いコミュニケーションの習慣なのです。
もちろん、最終的に「どのようなメッセージを伝えるのか?」によって質問の内容を変える必要はあります。
ただ、意識しておいていただきたいのは、先にあげたような「誰もが思い当たるであろう経験」について質問するだけで良いのだということ。
それだけで、話し相手との立場を即座に近づき、立場を対等にできるシンプルな習慣です。
人と対話する機会がある方は、ぜひ使ってみてください。(^_^)
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■編集後記
昨日は、プールで1時間ほどスイムトレーニング。
プールでヘッドアップを練習しましたが、下半身がしずんで苦戦しています。(T_T)
ようやくプールでの泳ぎが慣れてきたと思っていたのに。。。
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