天職の習慣 質問の習慣

「何をやりたいのかわからない」という悩みから抜け出す方法。

投稿日:2019/02/27


誰しもが持っている「役割」や「肩書」。

その基準が、自分の「やりたいこと」をわかりづらくさせている可能性があるものです。

そこを突破していきましょう。

 

スポンサーリンク


 

「何がやりたいのかわからない」というお悩み

「何がやりたいのかわからない」というお悩みがあります。

あなたも1度や2度、聞いたことや目にしたことがあるかもしれませんね。

私自身、かなり多くの時間をこの悩みとともにすごしてきた実感があります。

現在から当時(10年くらい前)の自分をイメージすると、自分の世界がグレーというか、黒っぽいものに覆われているような感じがしますね。(^_^;)

現在は、以前に比べるとだいぶ「やりたい」がわかってきていますし、実際に「やりたい」ことに時間を投資できることが(多少は)増えてきました。

すると次に聞こえてくるのは、私の周囲にいる人たちから、同じように「何がやりたいのかわからない」という声です(笑)。

やりたいことがはっきりしていて、やりたいことができている人にとっては「なんでそれが悩みなの?」と思われるでしょう。

実際に、私も耳にしたことがあります。

「やりたいことなんて探すものじゃなくて、ただ自分がやりたいことをやればいいんだよ」と。

ただ、当事者にとってはそう簡単に考えられず、不安を感じて悩むものなのです。

この心配や不安は、私たちの大事な時間の多くを楽しめないものにしていきます。

 

周囲の期待に応えようとしすぎていないですか?

「何がやりたいのかわからない」という人に、私がお尋ねしたいのは、

・最近、自分が自分らしくないな・・・

・自分は、本当にこのままでいいのかな?

・本当の自分ってどんな自分だろう・・・?

といったことを考えていないでしょうか、ということです。

もしも、こういった質問に対する答えが「えっ!?なんでわかるんですか?」だとしたら、思い当たることがあります。

それは、

・周囲の期待に応えようとしすぎていないですか?

ということです。

周囲からの依頼や要望に対応しすぎるあまり、自分が本当に感じていることがわかりづらくなってしまっている可能性が高いのではないでしょうか。

そのような方は、温厚で感情も安定しているので、一見「優しいひと」「いい人」といった評価を受けます。

本人も、その評価をよろこばしいものとして受けとめています。

しかし、それが落とし穴なのですね。

なぜなら、その評価は自分以外のほかの人からの評価だからです。

ほかの人からの評価を基準にしてしまうと、常に他者からの視線が気になってしまうものです。

すると、自分の中に設定される基準が「他者基準」になってしまうのですね。

ですから、何かをやろうとしたときに、「まわりの人にどう思われるだろうか?」ということが気になります。

がんばって行動しても、うまくいかないことがあれば「やっぱりやめておけばよかった」と思ってしまいます。

こうなると、どんどん自分の感性が鈍くなるのですね。

ですから、多少嫌なことがあってもあまり気にせずいられるという側面もあるのですが、一方で、自分が好きなことを感知するアンテナも鈍くなってしまうのです。

その結果、「何がやりたいのかわからない」という不安につながります。

なぜ、私がここまで断定できるかと言うと、、、まさに私自身がこの罠にはまっていたからです。(^_^;)

 

他者評価を基準にすると自分のやりたいことがわからなくなる

私の感覚ですと、「何がやりたいのかわからない」という人は、ほかの人を尊重できる、やさしくてまじめな人が多いです。

それだけに、周囲の期待に応えることに、大事な自分の人生の時間を使ってしまっているのでしょう。

以前、セミナーに参加した際に、グループワークで「楽しくて続いていること」を話す機会がありました。

そのとき、同じテーブルにいた女性3名が、「楽しいなんて感情、もう何年も味わってない気がする」と言っているのを聞いて、とても悲しい気分になりました。。。

それでも、テーブルの女性たちは優秀そうな感じで、見るからに優等生という感じだったのです。

もしかしたら彼女たちは、「優等生」という役割を演じることで、人生を歩んできたのかもしれません。

周囲の期待に応えていれば、そして応えるだけの能力があるからこそ、期待に応え続けてきているのでしょう。

それなりの評価も受けているはずです。

しかし、その代償として「自分の好きなことがわからない」「自分が楽しいことを思い出せない」という状態になっているわけです。

それが悪いと言っているわけではありません。

ただ、周囲の評価に依存してしまうと、それが得られなくなったときはしんどいでしょう。

それに、その評価には、大事な、とても大事な、、、「自己評価」が抜け落ちてしまっています。

それは、意図して望んだものではないはずです。

 

自分に「何をやりたいか?」を何度も問い続ける

では、「何がやりたいのかわからない」という状態を、どのように考えていけばいいのでしょうか?

まずは、

・周囲の期待に応えなくていいとしたら、何をしたいか?

ということを自分に問うことからスタートするといいと思います。

その「何をしたいか」がわからないから不安になるのだと思います。

でも、それは問い続ける回数が足りない可能性があります。

ですから、何度も何度も問い続けることが大事です。

もしくは、

・絶対に応援してくれる人が現れるとしたら、何をしたい?

とか、

・絶対に失敗しないとしたら、何をしたい?

といった質問でもいいかもしれませんね。

これらの質問は、普段心の奥底にしまってある本音を引き出してくれるものです。

あまりに周囲を気にしすぎると、

・これをやっても、人に認めてもらえないのでは?

・自分がこんなことをやったら、批判されるのでは?

というフレーズが自分にやってくるかもしれません。

しかし、そこを少しずつでも突破していかなければ、ずっと「何がやりたいのかわからない」状態から抜け出せないと思います。

さあ、目を閉じてイメージしてみましょう。

周囲の人たちがみんなあなたの味方で、あなたが心からやりたいと思っていることを全力で応援してくれるとしたら、あなたは何をしたいですか?

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

会社の仕事に追われていましたが、なんとか終電になることは避けられました。(^_^;)

ただ、自宅に帰るのが日付を超えてしまい、妻の誕生日のお祝いメッセージがLINEごしに・・・。

思わず涙が出てきました。。。

――――――――――――――――

【メルマガを発行しています】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

ひとりで複数のビジネスをおこない、人生を充実させていくリアルストーリーにご興味があればぜひご登録をお願いいたします!

▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く!」のご案内

▼ご登録は下記よりお願いいたします!




複業で「自分を磨く習慣」メルマガ登録フォーム
  *
  *
メールアドレス  *

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-天職の習慣, 質問の習慣

執筆者:

関連記事

「目的」と「目標」。天職を見つけるためには、どちらが大事だと思いますか?

「目的」と「目標」。 似ている言葉ですし、共通している意味もありますが、私は区別して使うようにしています。   スポンサーリンク   「目的」と「目標」の関係性とは? 「目的」と「 …

自分の才能に気づく11の視点とは?

人生やビジネスが上手くいっている人は「自分にはどんな才能があるか」わかっているものです。 自分の才能に気づくためのヒントを記事にしました。   「良習慣塾」第2期アドバンスコース第1回セミナ …

「人生で大切なものを大切にするために何が必要なのか?」を考えるために確保すべきものとは?

「減らす習慣」セミナー受講 もう先月になりますが、習慣化コンサルタント古川武士さんの「減らす習慣」セミナーに参加してきました。 古川さんの習慣化セミナーへ参加することが、毎月恒例になってきました。 あ …

ひとりブレインストーミングで「whatとwhy」を明確にする5つの質問

「ブレインストーミングは終わった」という文章を読みました。 複数人でのブレインストーミングは時代遅れで効果性が疑問視されているそうです。 それでも、ひとりでブレインストーミングをやってみるのはまだ有効 …

「あるがままの自分」に眠るピュアな欲求で目標達成に向かっていこう。

・素の自分 ・本当の自分 ・自然体の自分 ・あるがままの自分 ・ありのままの自分 など、いろんな言いかたがありますが、ひと言でいうと「自分の欲求に素直に従える」状態だと思います。 ただ、そのような自分 …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。