片づけの習慣

3ステップであなたの大切なモノを知る方法

投稿日:2021/12/01


あなたにとって大切なモノは何でしょうか?

手放すモノよりも、必要なモノに意識を注いでいきましょう。




 

あなたにとって大切なモノは何か?

片づけを習慣化しようと思ったとき、

・自分にとって大切なモノと、それほど大切ではないモノを分ける

という人は多いのではないでしょうか。

不要なものを捨てる。

いらなくなったものを手放す。

モノによって、判断が必要ですよね。

ただ、このときに少し注意したいことがあります。

それは、片づけというと「いらないモノを捨てる」という発想があること。

その発想が何につながるかということ、「いらないモノ」に意識を向けることとなります。

つまり、「不要なモノ(=自分にとってマイナスのモノ)はないかな?」という視点になっているわけです。

この状態は「あの人の欠点はどこだろう」「自分がほかの人に比べて足りてないところはどこだろう?」と考えるようなもの。

問題に目を向けているということですね。

ゴール達成でいえば、ゴールよりも問題を見ているような感じです。

本来進むべき前の方向を見ないで、後ばかり向いているような状態。

そうなると、マイナスの方向ばかり見ているのでエネルギーが下がります。

それよりは「自分にとって本当に大切なモノは何か?」という視点で、自分にとって必要なモノに意識を向けたほうがいい。

マラソンであれば、ずっとゴールを見ながら走っている状態にしたほうがいいと思うのです。

ですから、問いの方向性として「あなたにとって大切なモノは何でしょうか?」にしたいのです。

 


 

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3つのステップであなたの大切なモノを知る方法

では、あなたの大切なモノを知る方法をご紹介します。

以下の3つのステップで考えてみましょう。

 

ステップ1:「理想の1日」を描く

まず「理想の1日」を描きます。

「理想の1日」というと、普段の私は30分単位でタイムスケジュールを書き出します。

でも、このワークは早起き習慣化やタイムマネジメントではありません。

そこまで細かくやらなくて大丈夫です。

ですから、

・朝

・昼

・夕方、夜

くらいでいいでしょう。

その分、「こんなすごし方ができたら毎日楽しいだろうな」とか「こんな風にすごせたら幸せだな」という感情を大切にしていただけるといいですね。

人生の質は感情の質。

ですから、むしろ行動からどんな感情をつくっていきたいのか。

どんな行動をとるかよりも、「どんな感情になりたいのか?」そちらのほうが大切だったりします。

 

ステップ2:行動を書き出す

次に、行動を書き出しましょう。

「理想の1日」では、あなたはどんな行動をとっているでしょうか。

朝起きたら、どんな行動をとるのか。

日中にどんなルーティンを組み立てるのか。

夜はどんな感情を味わってから眠りにつくのか。

イメージします。

朝時間なら、

・瞑想

・運動

・ふり返りとプランニング

などがあるでしょう。

日中や夜なら、

・ブログ

・読書

・映画を観る

という風に。

 

ステップ3:行動に必要なモノを書き出す

最後に、書き出した行動に必要なモノを書き出します。

「理想の1日」で書き出した行動に対応するモノは何でしょうか?

「理想の1日」に入っている行動ですから、あなたにとっても大切な行動のはずです。

たとえば、

・瞑想には、タイマーやBGMが欲しいから、瞑想アプリがあったほうがいいな

・運動するためには、キャップとスポーツウェア、あとシューズも欠かせないな

・内省するなら、お気に入りのデイデアノートと書きやすいペンが欲しい

という感じです。

こう考えることで、

・あなたにとって大切なモノが何か?

がわかるのです。

 

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「人生で確実なのは、時間に限りがあること」

私たちは日々の生活の中で、

・必要なモノ

・不要なモノ

を選別しています。

ただ、注意しないとどんどん埋もれていきます。

「一見、大事そう」とか「あったほうがいい」というレベルのものが、あまりにもあふれているように感じます。

習慣や目標も同じですね。

やったほうがいい習慣はたくさんあります。

身につけておけば、あとで役に立つスキルもたくさんあります。

学んでおいた方が分野も膨大。

それでも、時間は有限です。

手放したほうがいい目標ややめたほうがいい習慣もあるはずです。

私は「人生で確実なのは、時間に限りがあること」だと考えています。

そう考えると、人生で本当に大切なモノは、それほど多くはないのかもしれません。

ごくごく少数のモノを、適正な分量、持っていればいいのでしょう。

だからこそ、あなたにとって大事な行動や大事なモノに意識を向けていく必要があると思うのです。

もしも「大切なモノがわからない」という方は、今回ご紹介した「3つのステップであなたの大切なモノを知る方法」に取り組んでみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、夜に「良習慣塾」セミナーの準備。

「片づけの習慣」を扱うのは初めてということもあり、悪戦苦闘という感じでした。。。(^_^;)


 


 

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