AIに代替されないためには、人間の「独自性」が大事だと言われます。
その「独自性」は、どのようにつくっていけばいいのでしょうか。
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人を紹介する際に重要な「独自性」
先日、私の単発コーチングセッションに来てくださったSさんがいます。
彼は、過去に私のコーチングを受けてくださったWさんのご紹介の方で、私は初対面でした。
現在さまざまなフィールドで活躍しているWさん。
彼のご紹介だったら、問題はないだろうとは思ったのですが、コーチングは相性が重要。
ですから、ご紹介予定の方に、私のブログを見ていただくことにしました。
その後、私のブログを見ていただき、それでも興味があれば、お越しいただいてもミスマッチがないだろうと思ったのです。
Sさんはいくつかの記事を見ていただいたようで、すぐに正式にお申し込みをしてくださいました。
別の話で、先日、コーチの友人と食事をする際に「複業に興味がある友人を連れて行ってもいいですか?」という打診がありました。
複業に興味がある方であれば、私がお役に立てることは多いはず。
私が興味があることについて、新たな視点が学べる可能性もあります。
ですから、即座にOKしました。
さて、直近のこの2つのご紹介とお相手の方々との出会い。
私にとって非常にうれしいことでした。
なぜなら、Wさんや友人に「伊藤さんを紹介してみよう」と、少しは思ってもらえたということです。
控えめにいっても、「害はないだろう」くらいには思われている・・・はずです。(笑)
嬉しかったのは、私は、「この人と伊藤さんをつなげたら、おもしろいことになるかもしれない」と思ってもらえるように自分を磨いていこうと考えているからです。
この2つのできごとには、私がブログやメルマガをやっていることによって引き起こされたできごとです。
私のアウトプット活動に対して、何らかの「独自性」を見出してくれているのかもしれません。
「独自性」がなかったら、相手に「なぜ紹介してくれるんだろう?」と思われてしまいますものね。
そう考えると、個人として「独自性」をつくる努力は、非常に重要だと思えるのです。
やり続けることで「独自性」が開発される
「独自性」。
大事ですし、欲しいものですよね。
私ももっと「独自性」が欲しいと、常に考えています。
では、どうすれば「独自性」を磨けるのでしょうか?
これは、正直なところ、試行錯誤していくしかありません。
・自分が興味関心を持ったことを実際にやってみる
・やってみて少しでもおもしろさを感じたなら、やり続けてみる
というのが、一見遠回りなようで近道です。
なぜなら、その人にはその人の個性があり、学び、行動していく中で、さまざまな能力が開発されていくものだからです。
私の例で、3つあげてみます。
1つ目はコーチングです。
今でこそ毎日のようにやっているコーチング。
私の天職だと思っていますが、実は、今ほど確信を持ってはじめたことではありませんでした。
セッションがうまくいかずに、落ち込みました。
しかし、やり続けました。
そうして、のべ500セッション、500時間を超えた今、ようやく天職だと思えるようになってきました。
2つ目は、いま書いているブログ、そしてメルマガです。
思うように書けくて記事を書くたびにへこんでいました。
「自分には文章を書く才能がない・・・」と本気で思いました。
しかし、やり続けました。
今では書き終えていないと気持悪くなります。
また、書いているうちに時間を忘れて熱中してしまい、本来書き終える時間を大幅にオーバーしてしまうこともしばしば。(^_^;)
これは、「書く」という「自分欲求」が刺激されていることに気づきました。
ですから、思うようにアクセス数が増えなくても、メルマガ読者が増えなくても、「書いていて面白いから書く」という側面があるのですね。
いや、本音はもちろん、もっと多くの人に読んでもらえたらうれしいのですけれども・・・あせると私、失敗するので。(笑)
3つ目は、トライアスロンです。
トライアスロンをやってみたくてはじめようとしてみたものの水泳はかなづちでした。
当時は複業もやっておらずお小遣い制だったので、ロードバイクを買う資金的な余裕もありませんでした。
マラソンを走ってもスピードが早くなりません。
しかし、やり続けました。
そのようにして続けて5年目、はじめてオリンピックディスタンスを完走できました。
第30回 NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会完走記。最後のランパートで思わず涙。
ただ、翌年はスイムでリタイアしてしまい、成長どころか後退しているような感じで悔し涙が出ましたけれど。。。
第31回 NISSAN CUP 神奈川トライアスロン大会でリタイア。敗戦から見えてくる「けいけんち」の大切さ。
「独自性」のために「しかし、やり続ける」で継続していく
結果として、
・コーチング
・ブログ、メルマガ
・トライアスロン
は、私という1人の人間の「独自性」を象徴する重要なパーツとなっています。
また、会社員でのセールスも続けていますし、セミナー開催も続けていますし、習慣化チームのサポートコンサルタントも続けているのです。
思い返せば、最初はどの活動も違和感がある活動だったように思います。
それでも行動してみて1%でも興味を感じられれば、うまくできなかったり、多少は落ち込んでも、
「しかし、やり続ける」
ことにトライしてみることで「独自性」をつくりあげていける可能性があるのです。
と、、、このような記事を書いている私も、必ずしも戦略的にやってきたわけではないのですけれども。(^_^;)
現代はインターネットが普及して、それまでは大企業しか持てなかったメディアを個人が持てるようになり、ブログやSNSで情報発信ができるように恩恵です。
影響力が強い個人は、特定の分野であれば、ときに大手企業の情報よりも拡散力を発揮することもあるでしょう。
まさに「独自性」がパワフルに影響しているのです。
このような時代に、自分も「独自性」を探していくのか、それとも受け身でスルーしていってしまうのか。
私たちは問われているように思います。
ですから、私たちは、将来に後悔しないように、すこしでも「独自性」をつくるべく自分を磨いていくしかないのではないでしょうか。
私がやってきて思うのは、「独自性」というのは、一朝一夕にできることではないということです。
おそらく、今のあなたが少しでも「独自性」だと捉えている要素は、
「しかし、やり続ける」
で、育ててきた要素なのではないでしょうか?
それだけに、あなたが少しでも興味関心ある分野があるのであれば、実際に行動してみて、
「しかし、やり続ける」
で、トライしていただきたいと思います。
10年後に「独自性をつくり出す努力をしておいて良かった」と思えるように。
自分を磨き続けていきましょう。
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■編集後記
昨日は、朝にコーチングセッションを2件。
いよいよご自身の天職活動に向けて、ギアをいれる決意をされたクライアントさん。
今後の方向性について、対話しました。
午後は息子に1回借りができていたことがあったので、久しぶりにお風呂そうじをやりました。
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