「あれもやりたいし、これもやりたい」と考えていると、決断することはできません。
選択肢がありすぎると、パフォーマンスが落ちるからです。
人間は習慣の生き物
習慣について研究していると実感するのは、
・人間は習慣の生き物
だということです。
朝起きてから夜眠るまで、おそろしいほどにパターンの中で生きているんですよね。
たとえば、ランチに行くお店を新しいお店にしてみるくらいのレベルであっても、それなりの決断を求められます。
同じお店にいって、いつもの同じメニューをオーダーするほうがラクなんですよね。
それくらい、私たちは何か新しいことに取りくむよりは、今までと同じことをくり返したいという本能を持っているんです。
なぜなら、そのほうが安全だからですね。
これは良習慣によって良い方向にすすんでいくためのパターンならいいのです(それでもずっとくり返しがいいかどうかは別です)。
一方で、
・現状のまま変化したくない
という気持もキープしてしまいます。
すると待っているのは、衰退です。
“現状維持は衰退のはじまり”
という言葉もありますよね。
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「まんべんなくやる=バランスをとる」ではない
「自分がのぞむ未来をつくっていきたい」
そう思ったときに、私たちがハマってしまうトラップがあります。
それは、
・あれもこれも全部やろうとしてしまうこと
です。
たとえば、
・ダイエットを習慣化したい
・運動を習慣化したい
・筋トレを習慣化したい
・資格試験の学習を習慣化したい
・読書を習慣化したい
・ブログを習慣化したい
・メルマガを習慣化したい
・仕事のスキルを高める学習を習慣化したい
・複業をやりたい
・収入をふやしたい
など、いまの私の周囲で友人やクライアントさんたちが取りくんでいることです。
一見、これらは動いているように見えます。
見えます、というか実際に動いているし、成果をあげるために重要な大量行動の一貫なんです。
斎藤一人さんの本のタイトルにもあるように
“地球は「行動の星」だから、動かないと何も始まらないんだよ。”
ということですから。
実際、私がよく使う言葉に「行動こそ善」というフレーズがあります。
コーチングも最後は「行動に落とし込む」ためのコミュニケーションスキルですから、プロコーチである私も強く同意します。
では、なぜ私は先ほど「トラップにハマる」と言ったのか。
それは、
・大量行動に目を奪われすぎると、有効な行動にしぼれなくなる
・結局、エネルギーが分散して、動けなくなる
というケースが散見されるからなんですね。
私も、このトラップに長くハマっていました(もちろん、あえてそういう先述で動いていくことがいい場合もあります)。
英語学習でいえば、
・英単語
・英熟語
・英文法
・英作文
・英文解釈
・リスニング
をすべて均等に学習してしまうようなもの。
一見、バランスが良いように見えますが、これだと成果が出るまでに時間がかかるんですよね。
「まんべんなくやる」というのは、「バランスよくやる」こととは違います。
それよりは、
・今月はとにかく英単語を1冊インプットする
・来月は英熟語を1冊とことんインプットする
・再来月は単語・熟語をベースに英文法に取りくむ
という風に集中していったほうが成果が高まるはずです。
英語学習なら「なるほど」と思うのですが、人生全体でとらえると違うやり方をしてしまう人が多いのですね。(^_^;)
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次の1週間で何をやらないのかを決める
では、どうすればいいか。
私のおすすめは、
・次の1週間で何をやらないのかを決める
ということです。
私たちは、
・何をやるか
を考えるのは好きなんですよね。
いくらでも増えていくので。
どんどんたし算したくなるんです。
そして、たし算をしているときは気分がいいわけです。
「あれもこれもやったら、すごい人になれそうだ」という風になります。
ただ、たし算をやりすぎると、今度は軸がぶれてしまいます。
たとえば、私がトラップにハマっていたのは、
・家族のために複業に挑戦していたのにもかかわらず、「家族のせいで複業が進まない」という言い訳にしていた
ということ。
本末転倒です。(^_^;)
このように「あれもこれも」にすると、いつしか目的が手段になり変わってしまうわけです。
そうして、いろいろなことを目標にかかげるあまり、結局は実行できないまま1週間がすぎます。
いろんな分野にエネルギーが分散してしまうからです。
すると、翌週のふり返りで「未完了がたくさんあるな・・・」という感情に襲われます。
けっこう達成したことやできたたことがあっても、なんとなく満たされない感情のままふり返りをすることになるわけです。
だからこそ、やっておきたいのは、
・今週はこれをやらない
と決断することです。
つまり、やることの「たし算」をやめて、「ひき算」をしていただきたいのです。
ですから「ひとり戦略会議」でやりたいことや計画をたてたら、そのあとに、
・今週やらないことは何か?
という問いを自らに投げかけてみましょう。
できれば、優先順位の高いものにしぼり、やろうとしていることの8割をやらないことにしてみるくらいで考えてみることです。
すると、
「何をやるべきか、そしてやらなくていいことは何なのか?」
ということが見えてきます。
これが「ひき算」の効果ですね。
「8割もやらなくなったら大変なことになるんじゃないですか?」と思われるかも知れません。
でも、大丈夫です。
やるべきことを終えていたら、いくらでもやっていただいてOKなので。
ただ、最優先事項を終えるまで手をつけないようにするだけです。
私も、この視点で「ひとり戦略会議」を行なうようになり、パフォーマンスが高まりました。
気分的な未完了が減ったのです。
どうでしょうか。
こうすれば、次のふり返りの時間が楽しみになってきますよね?(^_^)
ぜひ、「やることのひき算」、次のふり返りの時間に試してみていただればと思います。
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■編集後記
昨日は、会社終わりに家族と待ち合わせして食事へ。
前回、満席で入れなかった地元の焼肉屋へ行きました。
最近、あきらめが悪くなったなあ、と思います(笑)。
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