「成長」にもっとも相性がいい感情。
それが好奇心です。
ですから、日常の中に好奇心にアクセスする時間を増やすことで、成長し続けられるのです。
アインシュタイン氏が偉大な人になれた「強み」とは?
『相対性理論』で有名なアインシュタイン氏。
彼のエピソードで興味深いものがあります。
それは、
「あなたの強みは何ですか?」
という質問に対する回答です。
物理学の世界に偉大な功績を残したアインシュタイン氏は、何と答えたのでしょうか。
その答えは、
「私の強みは、好奇心です」
だったそうです。
好奇心。
じつは、習慣化していくために欠かせない感情だと考えています。
1つの習慣を様々な角度からとらえていく。
一度習慣化できたとしても、それで満足はしない。
さらに時間や質を高めていく。
そのようなプロセスが楽しくなってくると、好奇心が育ちます。
好奇心が育つと、人は「次はどうなるんだろう?」という気持ちで継続することができるわけです。
これはアインシュタインに限ったことではありません。
世の中で成功をおさめている一流の人たちは、好奇心旺盛な人たちなんですね。
一般的な人たちが「これくらいでいいか」と思うところでやめません。
「その先」を追求するのです。
だからこそ、継続できる。
継続できるからこそ、成長できる。
成長にともなって、成果が出るわけです。
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脳の「ネオフィリア」を満足させる方法
人間の脳は、新しいことを好みます。
その性質は「ネオフィリア」という遺伝子が関係しているそうです。
私たち人間が、地球上で進化して生き残ってこれたのは、この「ネオフィリア」という性質のおかげだとも言われているんです。
なぜか。
ネオフィリアは、いつも新しいものを好みます。
裏を返すと、脳にとっての最大の敵は「退屈」だということになるんですね。
ですから、毎日が自宅と会社の往復のようになり、変化が少なくなると「なんか停滞してるな、、、」と感じるようになるわけです。
それは、脳が新しいことにふれておらず、退屈を感じているサインなんですね。
では、それを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
それは、あなた自身で工夫しなければなりません。
誰かがやってきて、あなたのネオフィリアを刺激してくれるわけではないからです。
ですから、あなたが興味関心があるもので新しい分野を学習するとか、新しい人たちに出会うことでネオフィリアを刺激するわけです。
ただ、新しい行動を毎日のようにおこなうのは大変でしょう。
では、手軽にネオフィリアを刺激する方法は何があるでしょうか。
私のおすすめは、
・新しい本を読むこと
です。
もちろん、「座右の書」をくり返し読むような深みのある読書は大事です。
ただ、それだけやっていればいいということはなく、同時にネオフィリアを満たすような刺激も欲しい。
脳はわがままなんですよね。
新しいことであればネオフィリアは満足するので、読書も、
・新刊本を読む
・新しい著者の本を読んでみる
・新しいジャンルの本を読む
というアプローチがいいでしょう。
それだけでも、脳に新鮮さを与えられます。
何より、脳は退屈するとネガティブな思考に陥りがち。
それを遠ざけるために、新しい本で脳に刺激を与えたいのです。
そのようにしてネオフィリアを満足させることは、さらなる脳の成長を促してくれるわけです。
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1日の中に自分のネオフィリアを刺激する習慣をつくろう
では、新しい刺激を入れるために、ニュースや情報サイトではだめなのでしょうか。
もちろん、悪くはありません。
ただ、パッケージ化されている「本」というフォーマットは、やはり捨てがたい魅力があります。
著者が何年にもかけて考えたこと。
著者がリスクをとってトライした経験。
著者の失敗から生まれたリアルなエピソード。
さらに編集者さんや校正が入って無駄が削がれているコンテンツが本です。
それが、1500円程度で売られているというのは驚くべきことです。
本は記憶に残るんですよね。
私自身、まったく本を読んでいなかった時期から、ビジネス書の多読をはじめた時期に、私の脳のネオフィリアを刺激しまくっていました。
とくに変化があったのは通勤時間。
それまでは、通勤は暇つぶしのような時間でした。
朝の貴重な時間。
満員電車に揺られて。
ほかの人が近い状態。
冗談ではなく、かばんを持っている手を離しても落ちませんでした。(笑)
そこで、新聞を折りたたみながら読んだり。
これでは、朝時間に脳が活性化するはずはありません。
そんな状態から、本を読むように変わりました。
すると、通勤時間がなくなりました。
電車に乗っている時間は、読書という学習時間に変わったからです。
今から思うと、通勤時の読書で、私は自分の脳のネオフィリアを刺激していたのですね。
その頃に読んだ本の知識やアイデアは、間違いなく今の自分につながっています。
「10年前にどんなことを学んだのかによって、今がつくられている」という話を聞いたことがありますが、強く共感します。
実際、本を読み進められた達成感や「これだけの本を読めた」という充実感は、私の脳にポジティブな影響を与えてくれていたのです。
さて、あなたの日常に、あなたの脳のネオフィリアを満足させる活動はどれくらい入っているでしょうか。
手軽に試せるのは、先述の通り新しいことにふれる読書をすることです。
ぜひ、1日の中にネオフィリアを刺激する時間をとり入れてみましょう。
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■編集後記
昨日は、昨日は、来月分の「良習慣の種」を更新。
2022年はゼロベースでルーティンを見直そうと考えているので難航しました。
1回では終わらなかったので、さらに考える時間をとります。(^^)
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