長い間、私は「何をやっても中途半端になる人」という「弱み」を持っていました。
しかし、その「弱み」へのとらえ方を変えることで、「強み」に変換することができました。
取り組みがどれも中途半端になるという悩み
「好奇心旺盛な人」にありがちな悩みがあります。
それは、さまざまなことに興味を持てて、これだと思ったらすぐに行動できる「強み」があるという反面で、
・ロケットスタートをするけれどすぐに飽きてしまい、やがて興味を失ってしまう
ということです。
結果、ふり返ってみると「何ひとつ身につかず、どれも中途半端になっている」という状態になっているのですね。
ここに悩みがあります。
想いとしては「何かひとつを極めたい」。
それなのに、それができない。
「もしかすると、こんなに飽きっぽい自分はちょっとおかしいのではないか?」という不安までつきまといます。
そうして、
・さまざまなことに興味がある=どれも中途半端に終わる
と思い、自分の飽きっぽさを「弱み」だととらえてしまうわけです。
もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね。
そう思うあなたにお伝えしたいことがあります。
それは、
・自分の「弱み」を受け入れましょう
ということです。
考えてみましょう。
あなたが好きな映画やドラマ、または漫画の主人公を思い出してみていただきたいのです。
そのキャラクターには、必ず弱いところが存在していませんか?
そして、その「弱み」が魅力的だったりすると思うのです。
さらに、その「弱み」がストーリーに起伏をつくり、コンテンツをおもしろくしています。
たとえば、漫画だったらドラゴンボールの孫悟空がしっぽを握られるとパワーがなくなったり、アンパンマンの顔が濡れると力がでなくなったり。
そうやっておとずれるピンチを乗り越えるところに、キャラクターやストーリーとしてのふくらみが出るわけです。
これが「弱み」を隠してしまっていたら、完璧なキャラクターです。
完璧な人に感情移入はできませんよね。
「弱み」があるからこそ、人はその人やキャラクターに親しみを覚えるのです。
それが魅力につながるのです。
つまり、「弱み」は必要以上に隠さなくていいのです。
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「弱み」を無くすのは凡人になるためのレシピ
私たちが自分の「弱み」を発見したとき、どう対処すると思いますか?
たいていの人は「どうすればこの弱みを無くせるだろうか?」と考えます。
するとどうなるか。
今より平凡な人になるでしょう。
少し例を出してお伝えしますね。
著名人の「弱み」対処法
以前、実業家の本田直之さんのセミナーに参加したときの話です。
本田さんは子どもの頃から多方面に興味関心をむけていたそうです。
まさに好奇心旺盛な人ですよね。
それは、ひとつのことにじっくりとり組むことができないということでもあったわけです。
ですから本田さんは、「自分はちょっとおかしいのかも」とさえ思ったそうです。
しかし、その資質が役立つときがきます。
多方面に興味を持つという資質が実業家としての成功につながります。
日本とハワイのデュアルライフを実現して、事業投資家、ビジネス書作家、プロデュース業、そしてトライアスロンなど複数の分野で活躍されるようになったのです。
これが「弱み」を隠さずに受け入れるということです。
むしろ「弱み」は、「強み」として前進されているのですよね。
同じように、福山雅治さんはミュージシャン、俳優、ラジオDJ、写真などを複数の分野で活躍されています。
リリー・フランキーさんもイラストレーター、俳優、小説などの分野で活躍しているのです。
おそらく、本田さんにしても、福山さんにしても、リリー・フランキーさんにしても、「ひとつのことにじっくり取り組めなくて落ち込んでいる」ということはないでしょう。
これが、
・自分の「弱み」を受け入れましょう
ということです。
私自身の「弱み」の事例
私自身、まさに「いろいろと手を出して中途半端」であることにコンプレックスを持っていました。
野球のイチローさんやサッカーの本田圭佑さんのように小学校の文集に書いた夢を一途に追いかけるような人になりたいと思っていました。
そして、その夢を実現して、ひとつの道をとことん極めるような生き方。
ひとつの分野を追求できるという「強み」を活かしていますよね。
それに憧れました。
しかし、私にはそれができませんでした。
いろいろなことに興味が向いてしまっているからです。
おかげで、今もいろいろな肩書があります。
先日数えたら肩書と呼べるものが11個ありました。
すべてを発表しているわけではありませんが、それくらい興味関心の幅があるのです。
ただ、その事実は私に複業家として少しだけオリジナリティーの片鱗を与えてくれているものでもあります。
平凡な人をつくる方法
これを私が「ひとつの道にこだわりたい」ということで、「会社員に専心する」となってしまったらどうなるか。
「はい、平凡な人、一丁上がり」ということです(笑)。
なぜなら、「弱み」を消すことは、自分のでこぼことした「強み」を平坦にならすことでもあるからです。
要は、その人の「強み」まで消してしまうからです。
平凡な人へのレシピなのです。
必要以上に「弱み」を消さなくていいととらえましょう。
では、どうすればいいのでしょうか。
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「弱み」を活用して前進するためのパワーに変える
「弱み」を発見したときに重要なのは、
・その「弱み」とどのようにつき合っていくか?
を考えることです。
先述のように、さまざまなストーリーには主人公の「弱み」があります。
それが起点になって喜劇になったり、悲劇になったりしています。
それは、ストーリーに無くてはならないものなのです。
そこで、映画や小説のストーリーを私たちの人生として考えると、「弱み」を必要以上に隠す必要はないのです。
たとえば、あなたがさまざまなものに興味があれば、マルチタスクが得意でしょう。
それを活かして、複数の物語を生きるようにしましょう。
興味の幅がせまくて「おもしろみのない人間」と思うとしたら、せまく深く掘り下げること。
ひとつの分野を掘り下げておもしろくしていけばいいのです。
そのためにも、まずは自分の「弱み」に向き合うこと。
そして、つき合い方を考えることです。
活躍する人は、それをやっています。
「弱み」を消すのではなく、その「弱み」の活かし方を考えているのです。
そうして、自分にとって価値のある人生を生きることを重要視しています。
そのためには、大きなダメージにならない限り「弱み」を消すことはありません。
むしろ、活用して前進するためのパワーにしているのです。
そのような活かし方を参考にして、あなたの「弱み」を活用していくことを考えてみましょう。
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■編集後記
昨日は、テレワーク。
・・・の予定でしたが、月末に発行する請求書に捺印が必要なこともあり、午後から出社。
日本のはんこ文化、どうにかならないものですかね。。。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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