あなたは「感想を伝える」ことは得意でしょうか?
正直いって、私は得意ではありません・・・(笑)。
でも、3つのステップを意識しておけば、感想をうまく伝えることができるのです。
その方法を記事にします。
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感想を簡単に伝えるのは意外と難しい
私がセミナーに参加して帰宅すると、妻に「今日のセミナーはどうだった?」などと聞かれたます。
そのようなときに、うまく返答できないことが多いです。
「え?!えっと・・・まあ、そのなんていうか、すごくおもしろかったよ。」というような、なんだかよくわからない返答をしてしまうことが、わりによくあります。(^_^;)
そのようなケースで、瞬間的にうまくまとめて伝えられる良いフォーマットがないものか探していました。
あるとき、3つのステップをたどって順番に伝えれば、かんたんに伝えられることがわかったのです。
この3ステップで感想を伝えてみましょう
では、3つのステップを解説していきますね。
具体例があったほうが良いと思いますので、つい最近私が見た映画「バケモノの子」(傑作でした!)の感想を伝えるケースで説明してみます。
ステップ1:概要
まず「どんな映画なのか?」ということかんたんに伝えます。
例:「母親を失って孤独になってしまった主人公の少年が、異世界のバケモノと出会って弟子になる。擬似的な「親子」の2人がお互いに成長していくプロセスを描いた映画。」
ステップ2:感想
その映画を見て、自分が感じたことを書きます。
自分の感情が動いたことを書くことがコツです。
例:「2人の関係は確かに擬似的な親子だけれど、本当の親子のように大切なものをお互いから学びあう姿に共感。たしかに、親は子どもを育てているのだけれど、実は親も子どもに育てられているのだ、ということをあらためて感じた。」
ステップ3:決意
最後に、コンテンツから得た気づきやアイデアから、自分がこれから何をするのかを伝えましょう。
例:「親だから正しいということはなく、子どもだから間違っているということもない。必要なのはお互いの成長を気長に見守る気持だろう。子どもの成長を急がずに見守ることを決意した。それと同時に、自分自身の成長も楽しみしながら生きていこうと感じた。」
つなげて、人に伝えてみましょう。
「昨日さ、『バケモノの子』っていう映画を見たよ!母親を失って孤独になった主人公の少年がね、異世界のバケモノと出会って弟子になるのね。そこで擬似的な「親子」になった2人がさ、お互いに成長していくプロセスを描いた映画なんだ。」
「その2人の関係は確かに擬似的な親子関係なんだけど、本当の親子みたいに大切なものをお互いから学びあう姿に共感したんだよね。たしかに、親は子どもを育てているんだけど、実は親も子どもに育てられているんだなよなぁ、ってことをあらためて感じたよ。」
「結局、親だから正しいということはなくて、子どもだから間違っているということもないだよね。大事なのは、お互いの成長を気長に見守る気持なんじゃないかって。子どもの成長を急がずに見守ろうって思ったよ。それと同時に、自分自身の成長も楽しみしながら生きていこうかなって思ったんだよね。」
という感じになりますね。
いかがでしょうか?
シンプルな中にも、意外と伝えることは伝えている感じがありませんか?
このフォーマットは読書メモやブログにも使える
社会人になると、さまざまな場面で感想を求められるものです。
そのようなときに、この3ステップを覚えておくと便利ですね。
もちろん、映画の感想だけでなく、このフォーマットを使えば、
・読書メモ
・セミナーのまとめ
・ライブやコンサートの感想
・ブログ記事
・ビジネスレポート
などにも使えます。
あなたも、かんたんな感想を求められたり、コンテンツをアウトプットするさいには、ぜひこの3ステップを意識してみましょう。
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■編集後記
昨日は藤井孝一さんのセミナーに参加しました。
机に座って一生懸命きくというセミナーではなく、ラウンジでくつろぎながらカジュアルに話をうかがうスタイルで楽しめました。
藤井さんはこれまでに1万冊以上を読み、今でも毎日2〜3冊を読んでいるそうです(すごい・・・)。
読書することがビジネスになるというのは、良いものですよね。
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