行動の習慣

習慣化の意外な強敵「ソファー」に負けない方法

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「このツールのおかげで習慣化できた」という事例は多いです。

一方で「このツールのせいでダラダラしてしまう、、、」という良くない事例もあります。

今日は良くない事例でよく出てくるツールへの対策を記事にしました。

 

意外な「習慣化の強敵」とは?

・Aさん「ちょっとゆっくりしようと思ってソファーに座ると、そのまま動けなくなります・・・(汗)」

・Bさん「そうそう、わかります!ソファーに1回座るともう動けません。それでやろうと思ってたことができなくなるんですよね〜」

・Aさん「よし!今月の目標はソファーでリラックスする時間を決める、にします。ソファーに座る前にタイマーをセットしてから座ります!」

最近、こんな会話を耳にしました。

これを聞いていた私は「ああ、、、また世の中に達成されない(可能性が高い)習慣化目標が生まれる瞬間を耳にしてしまった、、、」という感じでした(笑)。

じつは、というより習慣化にとって意外な敵がいます。

それは、あるときはとてもいい味方です。

とても優しいのです。

ニコニコ笑顔で私たちを迎えてくれます。

「おかえりなさい。今日もよくがんばったわね。ここでゆっくりくつろいだらどうかしら?」というように。

文句ひとつ言いません。

すばらしいですよね。

でも、その言葉に惹かれてそこに行くと、その居心地のよさに吸い込まれます。

そうして、いつの間にか私たちのやる気を奪っていきます。

気づくと「うそ!もうこんな時間になってる」を引き起こす妖怪です(笑)。

そう、その習慣化の強敵とは、

・ソファー

です。

 


 

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おすすめの方法その1:ソファーを手放す

私の友人たちやコーチングのクライアントさんたちを含め、ソファーの魔力に引き込まれている人は多いものです。

「ちょっとだけゆっくりする」つもりが、「ちょっと」じゃすまなくなります。

ソファーに座ってビールでも飲もうものなら、もう終わり。

その日は「閉店ガラガラ」でしょう。

それはそうですよね。

ソファーをつくっているメーカーさんが心血を注いで「MAXで居心地よさを感じてもらおう!」として設計しているわけです。

そういう意味では「ソファーに座った瞬間に力が抜けて、リラックスしすぎてしまう」というのはとても正しいのですよね。

でも、あまりにリラックスしすぎて骨抜き人間になってしまうというのも、同時に避けたいことでしょう。

解決策は2つあります。

そのうちのひとつは、

・ソファーを捨ててしまう

ということです。

わかります、過激なことを言っているというのは(笑)。

確かに、過激しれません。

ただ、我が家はこれをやりました。

冬のこたつが人間をだめにするように、ソファーも私たち家族を骨抜き人間にしてしまうからです(笑)。

私自身の例です。

・テレビを観ているつもりが、気づくとソファーで寝ている。

・本を読んでいるはずが、気づくとソファーで寝ている。

・少し横になって仮眠をとるはずが、気づくとソファーで寝ている。

そんな現象が多発していたからです。

そうして、我が家からソファーが無くなり、ソファーの魔力から逃れることができました。

こうして書いていくうちに気づきましたが、私が「続く人」になってきたのは、ソファーを手放したことは要因のひとつかもしれません。

 


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おすすめの方法その2:代替アクションを考える

ただ、「さすがにソファーを捨ててしまうのは・・・」という意見もありますよね。

当然だと思います。

では、そのようなときにどうすればいいのか。

2つ目の対策は、

・「ソファーに絶対に近づかない」

です。

または、

・「ソファーが絶対に視界に入らないようにする」

ですね。

・・・冗談です(笑)。

これだと、ソファーの意味がありませんよね。

それに「〇〇しない」という否定形の目標は、脳のつくりから言うとおすすめできません。

「ピンクの象のことは考えないで」と否定形で言われると、ついピンクの象を考えてしまうのと同じ。

余計に気になってしまうのです。

では、どうすればいいのでしょうか。

 

「ソファーに座りたくなったら」何をするか

あらためて、私のおすすめの2つ目の対策は、

・「ソファーに座りたくなったら、代わりに○○をする」

という目標にする、ということです。

もう少し正確に言うと「(本当はまだやることがあって、今はソファーに座ったらいけない時間帯なのに)ソファーに座りたくなったら、代わりに○○をする」という設定にするのです。

具体的には、

「(本当はまだやることがあって、今はソファーに座ったらいけない時間帯なのに)ソファーに座りたくなったら、代わりにリビングのテーブルで読書をする」

とか、

「(本当はまだやることがあって、今はソファーに座ったらいけない時間帯なのに)ソファーに座りたくなったら、代わりにEvernoteを開いてタスクリストを確認する」

とか、

「(本当はまだやることがあって、今はソファーに座ったらいけない時間帯なのに)ソファーに座りたくなったら、代わりに深呼吸をする」

という表現する、ということです。

これなら肯定形の表現ですよね。

もちろん、ソファーは捨てていないので、やることを終えてソファーに座りたくなればいくらでも座れます。

その現実のほうが、あなたが求めている姿のはずです(ですよね?笑)。

それに、やることが終わってソファーに座るなら、金曜日の夜にビールを飲みながら朝まで寝落ちしてしまっても「まあ、いいか」と思えるかもしれません。

 

ほかの習慣化にも応用できる

これは、応用もできます。

「つい、子どもに起こりたくなってしまったら、大声をあげる前に6秒間カウントする」

とか、

「つい、仕事のストレスの影響でコンビニでスイーツを買って帰りたくなったら、ランニングアプリを起動する」

という風にできますよね。

こうすれば、前向きな形で目標に近づくことができます。

あなたが避けたい習慣化目標に活用できそうなら、うれしいです。

ぜひ、トライしてみましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、長年のお付き合いのあるクライアントさんの晴れ姿を見るために後楽園ホールへ。

1年前とは大きく成長されたIさんの姿をリアルに拝見して、心が大きく動きました。

この成長率で変化されていくことで、今後は成功か成長しかないと感じました。

昨年チャンピオンになった友人も、直前までNLPの学びで立て込んでいたのにもかかわらず安定のプレゼンテーション。

スポーツのエピソードから入る印象的なスタートや映像をイメージさせるスピーチがさすがだな、と。

大いなる学びと刺激にあふれた時間をすごせました。(^_^)


 

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