気づきの習慣

「一生懸命がんばるのは恥ずかしい」と思って後悔したこと。あなたは「一生懸命がんばる」についてどう思いますか?

投稿日:2018/12/07


「一生懸命がんばる」姿はかっこいいし、美しい。

チームメイトがチームメイトに送るブログ記事を読んでいて、私が感じた言葉はシンプルで泥臭いひと言、「一生懸命がんばる」でした。

その人に勝ちたいなら、その人がやっていないことをやれ

「今の自分には何もない」と思い込んでいる独身30代男子について、キャリアコンサルしてみる。

故郷に帰る戦友へのメッセージ

 

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「一生懸命がんばる」は恥ずかしいことなのか?

先日、コーチングセッションを受けていて、これまでの人生をふり返る機会がありました。

そのとき、自分の人生の中で、強い後悔を持っていることに気づきました。

それは、

・「一生懸命がんばる」ということを避けて生きてきた自分がいた

ということです。

特に学生時代。

なぜか「一生懸命がんばる」ということを恥ずかしく思っていた時期があったのですね。

今から考えると、なぜ「一生懸命がんばる」ことが恥ずかしいと思うようになったのかはわかりません。

何となく記憶しているのは、学校のテストか、部活の試合か、一生懸命やったときに結果が出なかったことが原因かもしれません。

そのようなことがたくさんあってので、、、思い出せません。(笑)

きっと、「一生懸命やっても結果が出なかった自分」を認めたくなかったのでしょう。

「俺、こんなはずじゃなかったのに」「本当は、やればできるのに」という感じで。

それならば、スマートに、「俺、こんなこと軽くできるんだよね」というスタンスで物事に接するほうが楽なのです。

なぜなら、失敗したときに、「俺、本気じゃなかったしね」と言えるからです。

そのような逃げ道を、自分に持っておきたかったのでしょう。

 

「あいつ一生懸命がんばっているのに全然ダメだね」と言われる恐怖

学生時代から、社会人になった今も、ずっと、

・学業の成績がとりたてていいわけではない
・運動能力が優れているわけでもない
・コミュニケーションが抜群にうまいわけでもない
・何か特別な才能があるわけでもない
・ルックスや身長が人目をひくようなこともない

という感じです。
(なんだか自分で書いていてきつくなってきましたね・・・笑)

そのような私は、本当は、「一生懸命がんばる」ことくらいしかやることはできなかったはずなのですよね。

ただ、「一生懸命がんばる」モードで取り組んだ時に成果が出ないのは、正直、怖いのです。

自分で自分にダメ出しをしなければならないので。

それに、もっと怖かったのは、「あいつ一生懸命がんばっているのに全然ダメだね」と周囲の人に思われるのが嫌だったのかもしれません。

いや、きっとそうなのです。

「一生懸命がんばる」自分の姿を誰かに見られるのが怖い。

「一生懸命がんばる」ことをしても、成果が出るかどうかわからないから、取り組むことに恐怖を感じる。

そのような感覚が、ずっと頭の中の意識に残っていたように思います。

「一生懸命がんばっているのに、なぜ、成果が出ないんだろう」

「どうせ無理に決まっているのに・・・」

そのような自分の思いに気づいて、へこむわけです。

これは、けっこうきついものなのですよね。(^_^;)

 

「本気を出そう」と思える分野で「一生懸命がんばる」

実は、コーチングのスクールに通うこと考えていたときに、「周囲の人にバカにされるのではないか?」と思ったことがあります。

コーチングの認定をとったとしても、プロコーチ1本で食べている人はとても少ないことを知っていました。

また、40歳を目前にして、今からコミュニケーションのスキルを学ぶということにためらいもありました。

「どうせ無理だろう」という周りからの声なき声も聞こえてきました。

妻には「応援するね」と言ってもらえましたが、それが少しプレッシャーになっていたのもありました。

しかし。

そのようなネガティブな想いとともに「コーチングは、自分の人生を変えてくれる」という想いも感じていました。

それは、自分自身がコーチングを受けて行動していくことで、少しずつ(そう、それは本当に少しずつ)人生の角度が変わってきたことを実感していたからです。

ですから、「ここで本気を出さなかったら、これからの人生でも本気を出せないのではないか」という気持がありました。

トレーニングしている中でも、「体験セッション、いかがですか?」と誘うのは、スマートにコーチ活動をしようとしていた自分には、とても恥ずかしいことでした。

断られるのも怖いし、相手に迷惑をかけることも怖い。

できればやりたくありません。

でも、「100人コーチング」をやりました。

「もし良かったら、ご友人をご紹介していただけませんか?」と声をかけながら。

そのおかげで、「100人の課題に向き合った」という自信ができて、「もっとコーチングをやりたい」と思うようになったのです。

これは、「一生懸命がんばる」ことを決意しなければ、得られなかったものです。

大人になり、コーチングに関わるようになって、ようやく「一生懸命がんばる」ことの大事さを、少しずつ理解できてきたのだと思っています。

 

私自身が「一生懸命がんばる」、周りにも「一生懸命がんばる」をすすめる

「コーチングなんてあやしい」という人がたくさんいることも知っていますし、身近にそういう人がいることを肌で感じています。

でも、正直言うと、そういう周りの評価はどうでもいいのです。

それよりも、対象が何であれ、私自身が「一生懸命がんばる」ことが大事だと考えていて、その対象に没頭できているなら、それでいいのだと思うのです。

私は、自分でようやくそのことに気づいたので、「一生懸命がんばる」ことを避けていた昔の自分のスタンスについて、強く後悔したのですね。

もちろん、そこに気づいたことで、「一生懸命がんばる」クライアントさんや友人を見ていると、それだけで感動してしまいます。

コーチングを始めてから、人生で泣く回数が増えました。(笑)

私は、30代くらいで「人生を変えよう」と努力する人は、たとえ思うような成果が出なかったとしても、がんばった人を尊敬します。

「一生懸命がんばる」姿を見た人には、たとえどのような結果になったとしても、尊敬しています。

なぜか。

その人は、「一生懸命がんばる」を選択したから。

その人は、「あいつ一生懸命がんばっているのに全然ダメだね」と言われる恐怖を乗り越えたから。

その姿は、本当に尊いものです。

「一生懸命がんばる」。

このシンプルで泥臭い言葉は、現代では流行らないでしょう。

でも、「一生懸命がんばる」こと、私は40年ほどかかってようやく思い出せましたから、せっかくなのでこのまま続けようと思っています。

クライアントさんや友人たちにも「一生懸命がんばる」をすすめたいと思います。

あなたは、「一生懸命がんばる」ことについて、どう考えていますか?

先日、広島に帰ったチームメイトは、もちろん「一生懸命がんばる」姿を見せてくれた1人でした。

ぼくみち.com

この記事に私が主催している「早起き部」のことを書いていただいたことと「良習慣」という言葉を書いていただいたことは、今でも強く印象に残っています。(^_^)

【00527】「変化・熟達のプロセス」

 

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■編集後記

昨日は、会社を早めに出てカフェで書く仕事に没頭。

また少し前進です。

帰宅後は、妻と晩酌をしながら私が書いたメルマガの仮説「良い子と言われる人が、自分の楽しいことを見失うこと」について、熱く語り合うことができました。

そのメルマガ記事は、複数の読者の方からメッセージをいただき、うれしさを感じました。(^_^)

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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