「自分はどんな方向に進んでいきたいのか?」に迷うとき、あなたはあるでしょうか。
そんなときにモヤモヤを軽減するために、おすすめの方法をご紹介しますね。
あなたの「理想の3年後」は?
「Q:3年後、あなたの理想の状態が実現しているとしたら、どんな休日を過ごしていると思いますか?」
私が好きな質問の1つです。
コーチングセッションで活用しています。
理想の3年後をイメージすること。
あなたはどれくらい取り組んだことがあるでしょうか。
この質問には、意図があります。
それは、目の前のやるべきことに忙殺されている方の視点を変えることです。
私たちはやるべきことに追われていっぱいいっぱいになると、どうしても短期的な視点になります。
すると、遠くが見えなくなって、迷路に迷い込むんです。
迷路には、いつの間にかはまり込んでいます。
そのため、自分では気づかなかったりするんですよね。
では、その迷路を抜け出すためにはどうすればいいのでしょうか。
迷路を、上から見ることです。
すると、「右に行けば、出口に近づくな」ということがわかります。
それを自分で実行するのは、それほど簡単ではなかったりします。
ですから、コーチのような存在の人から、「あなたの3年後の理想って、どんなイメージですか?」と聞いてもらうわけですね。
ひとりでノートに向かって理想の3年後を考えるのもいいでしょう。
ただ、人からインタビュアーのように質問してもらったほうが、答えやすい人も多いはずです。
いずれにしても、「理想の3年後は?」という質問に対して、フッと出てくるイメージこそ、あなたの心の中にあるけれど、普段は表に出ていない想いだったりします。
実際、「理想の3年後は?」という質問に対して出てくる答えは、あなたの中でまったくのゼロのことが出てくることは無いわけですから。
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あなたが向かう「方向性」はどこか?
コーチングのようなコミュニケーションが、苦手な方もいます。
その場合、「理想の3年後」のような質問をお遊びだととらえる人もいるんです。
もちろん、ある面では合っていると思います。
たとえば、冒頭の「Q:3年後、あなたの理想の状態が実現しているとしたら、どんな休日を過ごしていると思いますか?」という質問があります。
そのときに「そうは言っても、理想が実現しているわけないし……」と思ってしまうわけです。
むしろ、本当に理想が実現しているほうがレアケースでしょう。
だからといって、理想の3年後をイメージしても仕方がないのでしょうか。
私はそうは思わないんですよね。
なぜなら「理想の3年後の状態」をイメージするのは、
・自分が進みたい方向性を考えることができるから大事
なのです。
たとえば、40歳の会社員の方がいるとしましょう。
その方に、理想の3年後の状態を聞いたとしますよね。
(たいていの場合、人生年表をつくったりしていなければ、3年後をイメージする機会なんて無かったりします)
「会社で出世を目指したい」という理想を描くかもしれません。
または、転職に成功している状態を描くかもしれません。
もしくは、複業で自分のビジネスを始めるという理想を描くかもしれません。
どんな理想でもOKです。
今すぐに、その理想を実現できるわけではないので。
どの方角に向かうのか。
具体的な地域はわからなくていいんです。
ただ、方向だけでも知りたいのです。
たとえば、東京が現在地だとしますよね。
そのまま、東京にいたいのか。
北海道に向かいたいのか。
大阪や九州方面なのか。
海外という選択肢もあり得ます。
40歳の会社員なら、
・続職
・転職
・複業
のどの方向に向かいたいのか。
それによって日常の時間の使い方は変わってきます。
方向性が決まれば、3年かけて理想の方向に近づいていくことができますよね。
もし、目指す方向性がわからないと、どうなるか。
海の上で、船がどの方向に進んでいいのか分からない状態です。
海図を持っていても、コンパスを持っていても、どの大陸を目指すのかがわからなければ、「進みたい方向に進んでいる」という実感がわかないわけです。
すると、日々の充実感が薄れていってしまうんですね。
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理想の3年後の休日を紙に書き出してみよう
では、向かいたい方向性をどうやってイメージすればいいのでしょうか。
私が有効だと感じているのが、冒頭にあげた
「Q:3年後、あなたの理想の状態が実現しているとしたら、どんな休日を過ごしていると思いますか?」
という質問に答えること。
その1日を紙に書き出してみることなんです。
あなたが充実した日々をすごしていった3年後。
どんな状態が実現しているでしょうか。
そうして、人生やプライベートが充実している3年後。
あなたはどんな休日を過ごしているでしょうか。
ぜひ、
・理想の起床時間
・理想の朝ルーティン
・理想の時間の使い方
・理想の寝る時間
まで、24時間を描いてみましょう。
こうした理想の1日を描くワーク。
すぐに現実に活かされないかもしれません。
「絵にかいた餅」になる可能性もあります。
ただ、私がおすすめする理由には、
・理想の1日は、あなたの好きなことで満たされている
ことがわかることがメリットなんです。
たとえば、5時に起きる。
朝ルーティンをする。
運動をして、読書をして、家族と朝食を食べる。
そんなイメージを描いたときに、あなたは「平凡だな……」と感じるかもしれません。
でも、それはあなたが大事にしている活動であり、価値観ということです。
理想の1日を描いたときに「めっちゃ苦手な人と3時間カフェで対話する」と書く人はいませんからね。(笑)
それと間違いなく言えるのは、あなたと同じ24時間を描く人は、ほかにいないということです。
あなたが平凡だと思う1日は、ほかの人の平凡な1日とは違い、すごくオリジナリティーがあるんです。
ただ、そのオリジナリティーあふれる1日は、あなたの頭の中にあるだけだと誰もわかりません。
あなたご自身も含めて。
ですから、せめてあなたが、理想の1日を紙の上に書き出してみる。
そこからスタートしてみましょう。
そうして、ときどきその理想の1日を見返してみることがおすすめです。
今のあなたの休日が、理想の休日の状態にどのぐらい近いのか。
もしくはどれくらい遠いのか。
基準になるはずです。
理想を100パーセント実現することは、できないかもしれません。
それでも、近づくことは100パーセントできます。
そのようにして理想に少しずつ近づいている日常を、「充実の人生」と呼ぶのだと考えています。
ぜひ、あなたの世界で唯一の理想の3年後の休日(1日)を紙に書き出してみましょう(楽しい気持ちで)。
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■編集後記
昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。
ただ、朝7時に担当を終えたあと、前日のレースの影響もあったのか、二度寝して12時まで寝ていました。(^^;)
午後は家族会議。
夕食は、私の希望で家族で回転寿司へ。
帰宅後、録画していた『劇場版 きのう何食べた?』を鑑賞。
2回目でしたが、さらに楽しめました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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