これまであまり自覚的に設定したことがなかった「if-then プランニング」。
無自覚的に導入したところ、やはりパワフルなルールだということがわかりました。
「非日常モード」の行動を進める困難さ
Kindle本を出版する。
昨年、未達成だったゴールの1つです。
もちろん、言い訳はたくさん用意しています。
天才的なくらいに。
そしてたっぷりと。
もしも私が用意した言い訳を披露すれば、それを聞いた人たちが
「なるほど、それは大変でしたね。そんな状況なら、Kindleを出版するのは無理というものですよ。伊藤さんが悪いわけじゃありませんね」
と言ってくれるくらいには(きっと)。
もしかしたら、あなたもそのような経験があるかもしれません。
日常生活の中にない「非日常モード」の行動。
気を入れておかないと、非日常モードに入れないため、「やろう、やろう」と思っていることが進まなくなるのです。
このような先のばしが発生しているときは、どのように対処していけば良いのでしょうか?
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Kindleの執筆が「非日常モード」から「日常モード」に変わった要因
もちろん、私も試行錯誤をしてきたのです。
「なぜ、Kindle本の原稿を進められないのか?」と。
A4メモ書きで考えました。
セルフコーチングのフォーマットで書きました。
コーチングセッションでも話しました。
1日の理想のスケジュールを書き出しながら考えました。
でも、それらの行動は、今回なぜかいいアイデアが出てきませんでした。
「どうすれば、Kindle本の執筆を日常モードの行動に変えられるんだろうか?」と。
そんな時です。
アイデアが浮かんできたのは。
ふと、朝のシャワーを浴びているときに。
「そうか!朝の電車に乗っているときに書けばいいんじゃないか!?」と。
確かに、朝は通勤があります。
電車に乗っている時間は20分弱。
短い時間です。
でも、確実に存在している時間です。
そこで取り組むことができれば、Kindleの執筆が毎日進みます。
私はスマホのフリック入力がそこそこ得意なので(さすがにパソコンよりはスピードが落ちますが)、少しずつでも進めるほうが重要だと考えたのです。
「1週間、実験してみよう」と。
結果、どうだったのか?
結論から言うと、うまくいきました。
毎日、原稿が進んでいます。
歩みをずっと止めていたKindle本の原稿なのに。
たった1週間で、予定していたよりも3倍以上の原稿が進みました。
原稿だけは、まもなく書き終えることができそうです。
これから細かいところを書いたり、校正は必要なのですが、目標にしていた30,000文字は無事にクリアすることができそうです。
こうして、ようやくKindleの執筆が「非日常モード」の行動から、「日常モード」の行動に変わってきたのです。
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「if-then プランニング」が成功率を高める
さて、今回の成功は、どんな解決方法なのでしょうか。
シンプルです。
有名な「if-then プランニング(イフゼンプランニング)」です。
if-then プランニングとは「○○のとき、△△する」というフレーズに当てはめる行動のルールづけのこと。
研究では、ジムで運動する人にif-then プランニングを取り入れてもらったところ、なんと91パーセントの成功率となりました。
一方、if-then プランニングを導入しなかった人たちの成功率は30パーセント。
3倍も成功率が違ったのです。
私は意識していなかったのですが、考えてみれば今回の成功例はif-then プランニングなのです。
今回の私のKindleの例なら「朝、電車に乗ったら、Kindleの原稿を書く」というif-then プランニングとなりますよね。
その手法にばっちりはまったわけです。
今までは、電車では主にブログを書いていました。
日常モードの日課なので「ブログに優先的に取り組まねば」と思っていたわけです。
しかし、当然のことながらパターンを変えない限り、Kindle執筆は進みません。
ですから、ブログが終わっていなくても、Kindle執筆を優先する。
そのために、朝時間にKindle執筆の時間を確保する。
そうしなければ、Kindleの原稿執筆はずっと「非日常」のままなのです。
私たちの1日1440分は、すでに埋まっています。
未来の時間であっても、その時間は「ほかの何か」をすることになっているからです。
それはKindleの原稿を書く時間になるかもしれないし、ぼーっとスマホをいじっている時間になってしまう可能性もあります。
行動は大きく違っても、時間は等しく流れていくわけです。
私たちができるのは、その時間に取り組む行動を入れ替えることだけ。
Kindle執筆が「非日常モード」の行動になっているなら、取り組む機会と時間を増やして「日常モード」に変える必要があります。
そのようにして、日常の時間と非日常の時間を入れ替えるのです。
そこで、if-then プランニングの出番なのですね。
今回、このような発見につながってうれしいです。
さて、あなたの非日常の行動はいかがでしょうか。
その非日常の行動は、日常のどんな行動と入れ替えれば良さそうでしょうか?
私の今回の取り組みが参考になれば幸いです。
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■編集後記
昨日は、夜に新しいクライアントの方とのオリエンテーション。
次に「良習慣塾」メンバーとのコーチングセッションとタスク集中タイムを一緒に実施。
その後、妻との家族ミーティングもできて、すっきりしました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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