習慣化で大切なアクションに「シンプルに記録する」があります。
その理由を記事にしてみました。
記録する理由は意識を向けること
「記録ができれば、続けられる」
私はそう考えています。
記録は、習慣化に欠かせない要素です。
むしろ、ものごとを習慣化するカギは、記録をすることにあるんですね。
記録するメリットは、数多くあります。
その中でも、もっとも大きなメリットは、
「対象に意識を向けられること」
です。
意識を向けるからこそ、私たちはその対象に「エネルギーを注ごう」と思います。
ですから、記録しているうちに「ここを改善しよう」と思うように変わるわけです。
意識しなければ、改善しようとは思いませんよね。
たとえば、コーチングのクライアントの方が「早起きを習慣化したいんです」というテーマで契約していただくとします。
私が、まず取り組んでいただくのは、
・寝た時間
・起きた時間
を記録することです。
早起きを習慣化する前に、2つの時間を記録する習慣をつけていただくんですね。
そうして、コーチングセッションのときに記録を分析していただいたり、1週間に一度報告メールを送っていただいたりします。
すると、どうなるか。
当然のことながら、クライアントの方は、
・寝た時間
・起きた時間
に意識を向けるようになります。
そのようにして記録していくと、
「昨日は予定より夜ふかししちゃったな…」
「3日連続で早起きできてる！」
という事実が明らかになります。
計測する指標は時間ですから、客観性もあります。
そのようにして、クライアントの方の時間への意識が高まること。
それが、改善を進めるファーストステップとなります。
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意識を向けなければ忘れてしまう
習慣化が続かないときは、そもそもその対象に意識を向けていないことが多いです。
むしろ、続けたいことに意識を向けていないので、継続が困難になるんですね。
たとえば、ブログの習慣化でも、朝から夜までずっと「ブログを更新しよう」と意識を向け続けていれば、継続しやすいはずです。
ただ、私たちはブログを書くためだけで生活できるわけではありません。
お客さまから問い合わせがきたり、家族の相談ごとに一緒に頭を悩ませたり、本を読む時間も必要です。
そうなれば、ブログ以外のことに意思エネルギーを振りわけることとなります。
すると、ブログにかけるエネルギーが減ります。
結果、少ないエネルギーでブログを毎日書き続けることになるため、難易度が高まっていくわけです。
これは、お正月に立てた1年の目標を忘れてしまうことと一緒ですね。
新年の目標に意識を向けられなくなる時期に、1年の目標も忘れ去られます。
そう思うと、80パーセント以上の方が、2月中旬には新年の目標を忘れてしまっているという研究結果も「なるほどな」と、うなずけます。
記録しないので、忘れる。
忘れるから、続かなくなる。
これはセットなんですね。
だからこそ、私は、
「記録ができれば、続けられる」
と考えています。
そのため、たとえば早起きを習慣化したい方には、
・寝た時間
・起きた時間
を記録していただくよう仕組みにしているわけです。
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私の「記録ができれば、続けられる」の実例
最近、記録によって、私も改善が進んだ習慣があります。
それは、ブログの更新時間です。
以前よりも、安定して更新できるようになってきたんですね。
更新時間も全体的に早まっています（ピンチのときもありますが）。
なぜか。
その答えは、
「ブログの更新時間を記録するようになったから」
です。
記録するメディアは「10年日記」です。
毎朝、10年日記を書いています。
10年日記の行数は限られているので、1日に100文字くらいしか書けません。
それだけに、「何を書こうかな」と考えつつ、とりあえずスタートしました。
あるとき、コーチングセッションを受けていて、ブログの更新時間について話していたときです。
私が「コーチに、ブログの更新時間を報告してもいいですか？」と聞いたんですね。
もちろん、快諾していただけました。
ダラダラと報告するわけにもいかないので、期間は1週間と決めました。
結果、どうなったか。
その1周間は、安定してブログ更新ができたんですね。
これは、まさに「記録のパワー」です。
もともと、私は、ブログの更新時間に注意を払っていなかったわけではありません。
ただ、「今日は早かったな」とか、「ヤバい…間に合わない」とか、感覚的だったんですね。
それでいいと思っていたんです。
「継続できればいいじゃないか」と。
ただ、そう思いながらも悩んでいたわけですね。
コーチングのテーマに選ぶくらいなので。
結果として、コーチへ報告するプロセスで、私の中にブログの更新時間に関する意識が育ってきました。
その流れで、10年日記にブログの更新時間を記録して、コメントを書くことにしたんですね。
すると、毎日記録するので、
「今日も出社前に更新できた！」
という感じで時間を意識します。
その結果として、ブログ記事の更新時間が安定するようになったわけです。
まさに、
「記録ができれば、続けられる」
なんですね。
さて、あなたは今、どんな習慣化にエネルギーを注いでいるでしょうか。
継続するためにも、ぜひ記録をしていきましょう。
「記録ができれば、続けられる」です。
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■編集後記
昨日は、夜にコーチングセッション。
帰宅後に、妻と家族会議でした。(^^)
テーマは「複業（マルチキャリア）を成功させる方法」です。
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