こんにちは。
良習慣プロフェッショナルコーチの伊藤良です。
「先のばし」と「前倒し」。
言葉にすると単に反対の言葉に見えます。
実際は、「開けるドアがまったく違う」ような感覚があります。
1つタスクに含まれる2つの意味
私たちが日々取り組むタスク。
大きく2つの分類があります。
それは、
・先のばしタスク
・前倒しタスク
の2つ。
以前の私は、
・先のばしタスク:100
・前倒しタスク:0
でした(ちょっと大げさかもしれませんが)。
現在の私は、
・先のばしタスク:50
・前倒しタスク:50
くらいまでに改善しました。
日々のタスクに2つが混在すると、その違いがよくわかります。
たとえば、私にとってのブログ。
先のばしと前倒しでは、書いている最中の感情がまったく違います。
・先のばしして期限ギリギリのときは、不安やあせりで記事を書く
・前倒しで3日後に更新予定の記事を書くときは、余裕やおだやかさがある
ということです。
当然、記事の完成度も変わります。
どちらのクオリティーが高くなるのか。
ここは、人によっても違うところですね。
ある程度のタイムプレッシャーがあったほうがいい人もいれば、タイムプレッシャーがあると弱くなってしまう人もいます。
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「先のばし部屋」と「前倒し部屋」の違い
先のばしと前倒しの違い。
いわゆる「第1領域」と「第2領域」の違いです。
同じ行動をとっていても、期限の有無によって意味づけが変わるわけです。
この違いのイメージ。
私は「部屋」のようなものです。
「先のばし部屋」に入ると、その部屋にはたくさんの人がいます。
彼らは、みんな何かに追われている。
緊急なタスクばかりをこなしている状態です。
・あせり
・不安
・プレッシャー
などが、部屋の雰囲気を満たしています。
一方、「前倒しの部屋」に入っても、たくさんの人がいます。
ただ、先のばし部屋に比べると、人の割合が少ない感じはします。
ここは前倒しなので、タスクに追われているのではなく、追いかけている状態です。
そのため、
・おだやか
・安心
・余裕
などが、部屋の雰囲気をつくっています。
どちらが良い悪いではなくて。
それぞれの部屋に、それぞれの雰囲気があるわけです。
「住んでる世界が違う」みたいな感じで。
ただ、違いが1つあります。
それは、部屋を行き来する難易度です。
「前倒し部屋」の住人が、「先のばし部屋」に入る。
こちらはわりに簡単です。
一方、「先のばし部屋」の住人が、「前倒し部屋」に入る。
これは、簡単じゃないのですね。
なぜなら、「前倒し部屋」のドアが重たいからです。
ドアを開けるためには、「前倒し筋」が必要なんですね。
自分の前倒し筋を鍛えておかないと、ドアを開けられません。
「ギギギ……。」という音がなるみたいに。
そのため、「先のばし部屋」の人たちは、「だめだ、今日もドアが開かない……。」とあきらめてしまいます。
だから、先のばしする人たちは、ずっと先のばし部屋に住み続けることになってしまう。
先のばしと前倒しの違いは、私にとってこんなイメージなのです。
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「明日できることを、今日やろう」と唱える
では、どうすれば「先のばしの部屋」から、「前倒しの部屋」に行けるようになるのでしょうか。
取り組みは、シンプルです。
1日に1つのタスクを前倒しすること。
そこからスタートしましょう。
最初は、前倒し筋が成長していないので大変かもしれません。
ですから、できるだけ軽いタスクを前倒しするのがいいですね。
たとえば、
・メールを予約送信する
・映画のチケットを予約する
・月末のタスクを中旬に完了させる
など。
このときのマインド。
以前の私は「明日できることは、今日やるな」でした。
長くこの言葉を脳内にまわしていたんです。
だから、先のばししていたんだなと。
今ならわかります。
では、前倒し筋を鍛えるために、代わりに唱える言葉は、何でしょうか。
それは、「明日できることを、今日やろう」です。
この言葉を頭の中に思い浮かべながら、タスクを1つ前倒ししてみましょう。
1分でできることや5分でできる程度の小さなタスクでOKです。
仕方がないです。
最初は筋力がないので。
ダンベルと同じですね。
少しずつ筋トレすれば、もっと大きなタスクも前倒しできるようになります。
ただ、それは小さなタスクを前倒しできるようになってから。
それまで、地味なトレーニングにコツコツと取り組みましょう。
さて、あなたが今日できる1つの前倒しタスクは何でしょうか。
おすすめは、朝イチでメールチェックを始める前のタイミング。
ここでタスクを1つ前倒しすることから始めてみることです。
そうして筋力をつけることができれば、「前倒し部屋」に行くことも簡単になっていきますので。
ぜひ、試してみましょう。
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■編集後記
昨日は、夜にプロコーチの友人と相互コーチングセッション。
・・・の予定でしたが。
私側の都合が悪くなり、急きょリスケに。
おかげで、早めに帰宅できて良かったです。
友人の気づかいに救われました(^^)
(感謝です)
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