良習慣の習慣

本番でいいパフォーマンスを出すための準備と仕込み

投稿日:2021/06/20


ピアノの発表会で上手に演奏するためには、普段のトレーニングが必須。

同じように、本を書きたいと思うなら、日頃の準備と仕込みが必要です。




 

自分を磨くために緊張する場に立つ

社会人になると、仕事以外で本気になることは少ないでしょう。

そのため、意図的に自分が本気になる場面をつくり出すようにしています。

そうしないとサボってしまう自分の性格を知っているので。

昨日もそうでした。

昨日のテーマは、出版企画書の公開コンサルティング。

そこで登壇者は1分間のプレゼンをします。

会場にはリアル参加。

直接フィードバックを受けたかったからです。

50人弱はいたでしょうか(もちろん、感染対策はしっかりされていて、会場は150人くらい入るところだったので席には余裕がありました)。

それだけの人数の前でプレゼンテーションをする機会は、私はそれほど多くはありません。

セミナーで話すのは慣れているとはいえ、それとはまた別の話しだったりします(私の場合)。

ですから、自分で公開コンサルティングにのぞみました。

このような機会をつくらなければ成長はしません。

実際、講師や現役編集者の方々から、企画内容についていいフィードバックをいただくことができました。

・「複業」という言葉の一般性について

・類書を自分で書いておく理由

・構成案に一貫性をつくる方法

・興味をひくタイトルのつけ方

など、私の企画書をブラッシュアップするヒントをたくさんいただけたのです。

来月の本番のプレゼンに向けて、さらに企画を磨いていきます。

 


 

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「企画脳」を育てるためには

昨日の出版企画書コンサルティングは、自分の番が終われば帰ってしまうという手もありました。

しかし、私は残ったのです。

休憩を含めつつ4時間30分。

たっぷりほかの方の出版企画書や講師の方々かたのフィードバックをメモしていたのです(ほかの方の企画を盗むということではありませんので、念のため)。

目のつけどころはどんなところがいいのか。

企画書に盛り込む要素はどうやってバランスをとるのか。

自分がなぜその本を書けるのか。

そういったアドバイスをシャワーのように浴びました。

そうすることで、私の「企画脳」を育てようと思ったのです。

ブログやメルマガでは、日々のネタを書く際に「どうすれば読んでいただけるか?」ということを考えながら書いています。

ただ、それは私の主観。

読者目線が抜けてしまうことも多いです。

毎日書いていれば、たまには自分視点で全力で書いてもいいとは思うのですが、基本は最後まで読んでいただける記事を書きたいと思うのです。

ブログは毎日発行しているので、記事は2000文字程度。

「良習慣」というコンセプトは一貫しているものの、単発記事となります。

本とは異なります。

ビジネス書1冊の本は、およそ8万字から10万字。

そこに一貫性を持って文章をパッケージ化していくわけです。

出版社の方々と協力して、良い本をつくる必要があります。

何より発売したら売れなければなりません。

そのあたり、自分の視点や企画の発想は、ブログとは異なる部分があります。

だからこそ、ほかの人の視点やフィードバックが参考になるのです。

70人以上の出版企画書のコンサルティングを聞いていると、

・世の中のトレンド

・出版業界のトレンド

・読者が何を求めているか

の傾向が、ぼんやりと伝わってくるのですね。

それを、自分の企画書に活かせるわけです。

 

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普段からの準備と仕込みをおそろかにしない

「いつか本を書きたい」

それは私の夢でした。

運良く夢が叶いました。

しかし、1つの夢が実現したらそれで終わりではありません。

すぐに次の山が見えてくるからです。

たとえば、

・次の本を書きたい

という課題。

その課題にはどう向き合っていけばいいのか。

ほかには、

・自分が書いた本をもっとたくさんの人に読んで欲しい

という課題があれば、どうすればいいのか。

そのように、次々と課題がやってくるのです。

1つの山の頂上に登ると、それまで見えていなかった山が見えてくるような感覚です。

その課題をクリアしていくためにも、自分の「企画脳」を鍛えたいと感じています。

今まではとくにその時間を捻出してこなかったことも、「企画脳」が育たない原因だなとも。

そのようなときはどうすればいいのでしょうか。

私が考えたのは、まずは量に取り組むこと。

孫正義さんが1日1つの事業アイデアを考えていたように。

そうなると、企画をストックしていかなくてはなりませんね。

ですから「1週間に1枚の出版企画書を書く」というような習慣が必要になってくるわけです。

それを毎週実行していき、1ヶ月に4枚の企画書を完成させる。

そのようにして出版企画のアイデアを鍛えていこうと思います。

もし、何かのタイミングで編集者さんに会うことがあれば「7つの出版企画書を持っています」とアピールできれば「では、ちょっと読ませていただけますか?」という流れになるかもしれません。

そのときに「では、今から企画を考えます」とか「頭の中にはあるんですが企画書にはしていません」と言ったらチャンスを失いますよね。

チャンスの女神さまは待ってくれませんので。

ですから、大事なのは普段からの準備と仕込みですね。

練習でできなければ、本番でもできません。

出版コンペで出版社との相談権利を手に入れても、実際には20パーセントほどしか出版が実現していないそうです。

普段から書いていないので、1冊の本を書き通すことができないのだとか。

たしかに、それはあるだろうなと。

ハイパフォーマンスの人たちは1パーセンの本番のために、99パーセントのトレーニングに取りくんでいるのです。

私たちも、普段からの準備と仕込みをおそろかにせず、本番でいいパフォーマンスを発揮できるようにしておきましょう。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の「習慣化オンラインサロン」朝活からスタート。

7時から「習慣化オンラインサロン」で1週間のふり返りとプランニング。

7時30分から「習慣化オンラインサロン」目標達成部でのミーティング。

8時から「良習慣塾」の週間集中タイムに参加。

8時30分から9時まで「習慣化オンラインサロン」の「ガッチリ集中TIME」。

9時からブログ部(第1部)の定期ミーティングを開催。

10時からブログ部(第2部)の集中執筆タイム。

午後は新宿で公開コンサルティングを受講。

夜は家族とゆっくりすごせました。

土曜朝のゴールデンタイムから充実した1日をすごせました。(^^)


 


 

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・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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