先のばしを改善するための重要なスキルがあります。
それは「細分化する」スキルです。
「良習慣塾」第2期ベーシックコース最終セミナーを開催
昨日は「良習慣塾」のセミナーを開催しました。
テーマは「先のばしを改善する習慣」セミナー。
内容は以下のとおりです。
1:オープニング
2:なぜ先のばしが生じるのか?
3:悩みは「Worry」「Think」に分割せよ
4:「細分化する」スキル
5:行動サイズを小さくする方法
6:優先順位を決める3つのシンプルメソッド
7:先のばし改善に取り組む[実践編]
8:エンディング(1年のふり返り)
昨年4月からスタートした「良習慣塾」。
ベーシックコースは今回が最終回でした。
さみしさがありますが、また次のスタートですね。
さて、先のばし改善。
先月のセミナーテーマ「コミュニケーション」と同様、講師のメンタルタフネスが試されるコンテンツですね。
「あなたは先のばしゼロなんですか?」と言われたら、「はい、先のばしゼロです」とはとても言えませんので。
それだけに、長く研究しているテーマでもあります。
それに、私はセミナーについて上から押しつけるようなスタンスでは話しません。
イメージは「学びの伴走者」という位置づけです。
そのため、今回のセミナーは、
・先のばし改善のために取り組んだこと
・先のばし改善に取り組んで効果があった手法
・今まさに活用して効果を感じているテクニック
という感じで、私の実体験を中心にお伝えしました。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
先のばしを引き起こすのはいつだって感情から
習慣化コンサルタント古川武士さんの本『「やめる」習慣』で、「悪い習慣をやめたい」アンケートの結果があります。
100人の方々の回答を集計。
ワースト5は、
第5位:ムダ遣いをしてしまう
第4位:夜ふかしで寝不足になる
第3位:つい食べすぎてしまう
第2位:ネットやスマホに依存している
第1位:嫌なことを先のばしする
です。
先のばしは第1位。
いかに多くの方が先のばし悩まれているのかがわかりますね。
「すぐやる」というフレーズがタイトルに入っている本が、よく売れているのも納得です。
おそるべし先のばし。
強敵です。
だからといって、対策をしないわけにはいきません。
具体的に使える方法をご紹介していきます。
セミナーでお伝えした内容から、1つご紹介しようと思うのは、
・4:「細分化する」スキル
です。
私たちが先のばししたくなるのは、たいてい課題や問題が大きいときです。
たとえば、かけ算の問題が出てきたときに、
・12345×6789=?
と問われたらどうでしょうか。
私自身、いま書いているだけで、すごく先のばししたくなります。(笑)
でも、
・5×6=?
と問われたらどうでしょう。
すぐに「30」と答えられますよね。
理由は、
・自分が扱えるサイズになっている
・「ちょろい」と思える
からですよね。
「薔薇」という漢字も同じ。
「薔薇」だけ見ると「難しそう……」と思いますよね。
でも、分解して1つずつ見ていくと、それほど難しい漢字ではありません。
よく知っている漢字の組み合わせだということがわかるはずです。
つまり、問題に対して、
・サイズが大きく見えて「扱いづらい」と思った瞬間に「面倒だなぁ」と先のばししたくなる
のです。
一方で、問題に対して、
・サイズが小さくて「これなら扱える」と思えれば「知ってる」「わかる」「できそう」となり「すぐやる」ができる
というわけです。
■スポンサーリンク
「Q:では、具体的にはどうする?」をくり返す
では、私たちが目指す先のばし改善のスタート地点はどこなのか。
それが、
・あなたが「これなら扱える」というサイズまで細かくすること
が重要なのです。
本『小さな習慣』では、この行動サイズを「ばかばかしいほど小さいサイズ」と呼んでいます。
ブログなら50文字、腕立て伏せなら1回という感じです。
このサイズにすれば「これなら扱える」と思いますよね。
この感覚が重要なのです。
ですから、よく「私は行動力がなくて先のばししてしまうんです……」という人がいますが、それは違います。
行動力がないわけではありません。
あなたが取り組もうとしている行動が「あいまい」または「 大きすぎる」だけなのです。
実際、行動の達人たちが使わない言葉で、なかなか行動しない人たちがよく使う言葉があります。
それは、
「時間がない」
という言葉です。
でも、行動の達人たちも、行動できない人たちも、与えられている時間は同じはず。
では、行動力がある人たちはどうしているのか。
それが、
・自分が取れる範囲の時間で取り組めるくらいに、行動のサイズを小さくしている
というだけなのです。
では、行動のサイズを小さくするためにはどうすればいいのでしょうか。
答えは、質問です。
その問いは、
Q:では、具体的にはどうする?
です。
これを5回くり返してみましょう。
行動のサイズがどんどん小さくなります。
たとえば、先のばしテーマが「家の中を片づけたい」だとします。
これだとサイズが大きいですよね。
そこで、あなた自身に、「では、具体的にはどうする?」と質問する。
すると、「家の中でも、リビングを片づけたい」という答えが出ます。
少し細分化されましたよね。
同じように、
・「では、リビングを具体的にはどうする?」→床を見せたい
・その次に「では、具体的にはどうする?」→そうじ機をかける
・「では、さらに具体的にはどうする?」→クイックルワイパーもかける
・「具体的には何から始める?」→いらない雑誌を5分でまとめる
こうして5回はくり返してみましょう。
目安は、最大でも15分以内になるサイズに小さくなるまでくり返すことです。
さて、あなたがいま先のばししていることは何でしょうか。
その先のばしに対して、
Q:「では、具体的にどうする?」
と、5回以上、ご自身に質問してみましょう。
あなたが取り組むべき最初の1歩が見つかります。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」朝活ファシリテーションからスタート。
夜は「良習慣塾」のセミナーでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。