正解を求めるよりも、間違ってもいいから自分の心の声を聞いてみる。
そのようなちょっとした選択の積み重ねが、自分の「やりたいこと」に近づくことなのではないでしょうか?
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過去の失敗談から学んだ教訓
数年前の話になりますが、ある組織団体で、週末だけ活動する研修講師の募集がかかっていたことがあります。
その団体は「習慣化」に通じる興味深いメソッドを持っていました。
研修講師に興味を持っていた私は、「これ、いいかも!」と、自分のキャリアとレジュメを送付。
書類選考は、なんとか通りました。
書類をパスした私は、「あの団体で研修講師ができたらいい経験になるだろうなあ。」と考えていました。
ついでに、「まわりの人からもすごいと言われるかも」などと思っていました。(笑)
面接の日が決まり、それまでに志望動機を練り、面接に向けた自主トレーニングもやりました。
そして、面接の当日。
人事の方たち3名(男性2名、女性1名)と話しました。
まずは志望動機や自己紹介、そして、自分のキャリアをアピール。
さらに、ミニセミナーのようなプレゼンもやりました。
ものすごい緊張感の中で。
あまりの緊張に、「あれ?いま自分は何を言ってるんだろう・・・」みたいな状態になりながら、必死に話していた記憶だけはあります。
その後、いくつかの質問があって、面接の時間は終了しました。
はっきり言って、その時間に何をどのように話したのかは、ほとんど覚えていません。。。(^_^;)
内容としては、質問に対する答えも的を射ていませんでしたし、自分をうまく出すことができなかったと思います。
なぜ、そのような状況になってしまったのか。
これは仮説ですが、私は、面接で「正しい答え」を言おうとしていたことが原因ではないかと思っています。
「正しいことを言おう」というマインドですから、答え方も不自然でしたし、「自分はどのようなことで貢献できるのか?」ということも満足に伝えられませんでした。
後悔しているのは、「自分は何に興味を持っていて、どのようなことをやりたいのか?」ということを、等身大の自分の言葉で表現すれば良かった、ということです。
そのような調子でしたから、結局、研修講師の面接に受かることはありませんでした。
まわりの人に「すごいね!」と言われるかも、などと想像していたことは叶わなかったのです。
欲求に対峙するにはパワーが必要
「もしも、当時のあなたが目の前にいたら、今のあなたはどんなアドバイスすると思いますか?」
これは、コーチングで使う質問です。
私なら、当時の自分に何と言うか?
今であれば、
“ほかの人から「すごい!」と言われたいと思う自分をいったん手放して、自分がやりたい方向性を考えようよ”
と言うと思います。
その面談から何年も経過して、今ようやくそれがわかりました。
(気づくのが遅いのですが、、、)
ただ、そこに気づいたからこそ、今は自分がかかわりたい人たちと、自分が高めていきたい分野でビジネスをすることができているのだと思っています。
私は、当時、スキルや知識を得るために必死でした。
スキルや知識があれば、私の「不」(不安や不満など)を解決できると思っていたからです。
でも、それはどうやら勘違いだったようです。
もっとはじめにやるべきは、「自分がやりたいことは何か?」ということを考える時間をつくり、自問自答する機会を増やすことだったのだと思います。
実際、「自分がやりたいことは何か?」などという問い自体浮かびませんでしたし、そのようなことは考えたことがなかったんだと思います。
いや、正確に言うと、ぼんやり考えた記憶はありました。
しかし、「どうせ自分にはやりたいことができる実力なんてないし、考えるだけ無駄」と思っていました。(汗)
そして、得意の「見て見ぬ振り」を決め込んだのですね。
そのような欲求と対峙しないほうが、楽に生きられるからです。
もっと深い部分にいけば、ネガティブビリーフにいきあたり、
・私は劣っている
・あるがままの自分は無価値だ
・それでも、ほかの人の期待に応えれば「すごい」と言ってもらえるかもしれない
と思っていたのでしょう。
「本当はどうしたい?」と問い続けよう
今のあなたの仕事は、どれくらい自分が望んでいる仕事でしょうか。
プロであれば、
・知識
・スキル
・ツール
といったものは、たしかにとても重要です。
プロとして磨き続けるべき3つのポイントでしょう。
しかし、それも、自分の心の声が求めている分野であれば、という前提です。
・自分はこうしたい
・自分はあんな風になりたい
・自分はこうありたい
という自分の心が聞こえているかどうか。
ただ、私たちは、このような心の声をスルーすることが得意です。
というか、いつの間にか得意になってしまったというほうが正しいかもしれませんね。(^_^;)
でも、本当の自分の心はわかっているはずなのだと思います。
ですから、自分に問い続けましょう。
「本当はどうしたい?」と。
問い続けていくと、少しずつ心の声が聴こえるようになっていきます。
私は、毎日自分に問いかけています。
すると、徐々にやりたいことが見つかり、やがて増えてきました。
それらにアクションを起こしていくと、さらにやりたいことが出てくる。
そのような連鎖が、大小の差はあれど、起こっているのですね。
ほかの人の期待にばかり答え続けること、やめましょうとは言いません。
急にすべて自分のがやりたいことにするなんて無理ですし、私もまだまだ発展途上で、暗闇にひと筋の光が差したくらいのレベルです。
それでも、問い続けていきましょう。
それを続けていくと、やがて自分オリジナルのやりたいことに出会える。
私は、そんな風に考えています。
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■編集後記
昨日は、会社終わりで習慣化プロジェクトに関するミーティング。
昨年、今年のふり返りを踏まえ、来年のサービス内容やプロジェクトに関することを話し合いました。
新たな枠組みやバージョンアップについて話していて、ミーティング中からワクワクしてきました。
気が早いのですが、悪くありませんね。(笑)
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■2017年10月26日(木) 19:30〜21:30:毎日ブログを更新する!「ブログ習慣化」セミナー 〜ブログを書く習慣で毎日を充実させる〜
■2017年11月2日(木) 19:30〜21:30:毎日を超充実させる!「やりたいことリスト100」をつくるセミナー
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