ネットで調べものをするのは、もはや誰もが行っている行動でしょう。
ただ、流されるままにネットの調べものをやってしまうと、受け身の情報収集となります。
ネットでの調べものも能動的におこないたいものです。
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iPhoneの容量制限による「怪我の功名」
つい先日、私のiPhoneに携帯のキャリアからメールが届きました。
「何かな?」と思って見てみると、月間のデータ使用量を超えそうだという連絡でした。。。
思い返してみると、先日、娘が私のiPhoneでアニメを観ていました。
「ちょっとだけゲームをやりたい。」と言ったので、端末ごと貸していたのです。
自宅だったのでWi-Fi環境はあったのですが、どうやら私がWi-Fi接続をオフにしていたようです。
そのため、娘は4G回線で動画を見ていたこととなります。
「充電がなくなってきちゃったよ〜。」と言いながら持ってきたので、意外と長い時間見ていたのかもしれません。。。
そのとき、私は妻とお酒を飲みながら話をしていたので、娘への注意が甘かったようです。
容量制限のメールを受信したときは、データ容量がリセットされる月末まで2週間ほどあったので、かなりきつかったことを覚えています。
ただ、そのときに仕方なくやっていた行動が、今でも意外と役にたっているのです。
それは、「ネットでの調べものはまとめて行う」という習慣です。
ネットでの調べものを能動的におこなう
最近、習慣化の課題で「やめたい習慣」の話をすると、
・スマホをいじるのをやめたい
・スマホでネットサーフィンしてしまうのをやめたい
・スマホで調べものをするととまらない
というケースが多いようです。
中でも、「調べもの」は要注意です。
「何かを調べる」というとっかかりは、はじめは能動的な行動です。
しかし、最近はネット上の誘導や動線がうまくつくりこまれています。
そのため、知らず知らずのうちに、「気づいたら、最初の意図とまったく違うサイトを見ていた」なんてこともよくあるでしょう。
ここで、私の話に戻します。
3G回線に制限されているとき、「あっ、あのこと気になるから調べてみよう。」と思って調べものをしようとしていました。
しかし、ネットが遅いと時間がかかり、なかなか調べたい場所にアクセスできません。
そのうちに調べるモチベーションがなくなっていったのです。
そのため、外出中や移動中には、ネットにアクセスする回数が激減しました。
では、調べたいことがあったらどうしていたのか?
それは、ネットですぐに調べる代わりに、「Evernoteにメモをしていた」のです。
「調べる」ことをシングルモードでまとめておこなう
その頃から、調べたいことは「あとでまとめて調べる」というメモをつくりました。
そのようにして調べたいことをEvernoteにメモしておきます。
あとで少しまとまった時間ができたときに、Evernoteのメモをみながら、ガーッと調べるのです。
そのメモを見ながら一気に調べる感覚は、シングルタスク・シングルモードでした。
調べるモードに入っているので、効率が良かったのです。
これは、油断しているとネットにふりまわされてしまう私にとっては、制限を設けるなかなか良いアプローチでした。
受け身で情報を受け取ることとは異なり、能動的に調べることとなったからです。
一気に調べものをするというのは、やっていただけるとわかると思うのですが、なかなか快感です。
ただ、「調べものをしているときに、さらに調べたいものが出てきたらどうするのか?」という質問が出てくるかもしれません。
そのときは、「あとでまとめて調べる」メモの一番下に、さらにメモをしておくのです。
そのようにすることで、「いま調べたいこと」に集中できるようになります。
Evernoteでなくても、ご自身が気に入っているアプリならなんでも良いでしょう。
ぜひ、「あとでまとめて調べる」メモをつくってみてはいかがでしょうか。
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■編集後記
昨日は、コーチングスクールの方と相互セッションのトレーニング。
コーチ同士だからこそ共有できるテーマでした。
初対面とは思えないくらいに意気投合してしまいました。(^_^)
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