あなたの「座右の書」は何でしょうか。
その「座右の書」を活用して、ふり返りをやってみましょう。
「座右の書」で1ヶ月をふり返る読書会に参加
「座右の書」で1ヶ月をふり返る。
先日参加した読書会のテーマです。
いいテーマだなと感じました。
ふり返りは大事。
私も幾度となくブログでおすすめしています。
それでも、単にふり返りをするだけだと効果は薄くなります。
大事なのは、
・どんな基準でふり返りをするのか?
だからです。
ですから、あなたがふり返りをするなら、
・どんな軸を持ってふり返りをするのか?
・何を大切にしたいと思ってふり返りをするのか?
・どんな価値観でふり返りをするのか?
といったことが重要なのですね。
そのふり返りの強力なパートナーになり得るのが「座右の書」です。
「座右の書」を持つと何が変わるのか。
信念の形成に有効なのです。
ですから、「座右の書」を持つと、
・マイルールがつくりやすくなる
・思考のよりどころができる
・「私はこれを大切にする」という価値観形成に役立つ
という効果があります。
ですから、自分の憲法のように「座右の書」を持つことをおすすめしています。
あえて極端な表現をすると、
・「座右の書」を持たない人は、憲法がない国家のようなもの
なのです。
「座右の書」に対する、個人的なビフォーアフターの実感なだけなのですが。
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「座右の書」でふり返りをする5つのメリット
ふり返りの方法はシンプルです。
(1)1ヶ月で良かったことを書き出す
(2)そのできごとの中からベスト1のできごと1つを選ぶ
(3)ベスト1できごとが「座右の書」の内容とどのように関係しているのか、ポイントをしぼって読書する
(4)気づきや発見をメンバーと対話する
(5)次の行動を宣言する
という流れです。
では、「座右の書」でふり返りをするとどんな効果があるのでしょうか。
今回の読書会で感じた5つのメリットをまとめてみました。
1:複雑からシンプルへ
2:浅い理解から深い理解へ
3:フローからストックへ
4:緊急から不急へ
5:小手先から熟考へ
1:複雑からシンプルへ
1つ目は「複雑からシンプルへ」。
「座右の書」でふり返りをすると、内容がシンプルに伝わってきました。
たとえば、多くの人たちが「座右の書」として選ぶ「7つの習慣」。
私が初めて「7つの習慣」を読んだときの感想をひと言でいうと「複雑」でした。
難解しづらいというか。
読後は「何がわからないのかもわからない」という状態だったのです。
でも、何度か目を通しているうちに「こういうことかな」とか、「あの体験に当てはまるかも」という感覚を覚えるようになります。
すると、複雑だったフレーズが自分にストンと落ちてくる瞬間があるのですね。
「ひと言でいうと、こういうことかな」という感じに。
読書会のようにシチュエーションを変えて目を通すことで該当ページの内容が
・複雑からシンプルへ
変化しました。
2:浅い理解から深い理解へ
2つ目は「浅い理解から深い理解へ」。
歴史に残る名著は、私のようなレベルでは一度読んだだけで理解できることは多くありません。
一度は読んでいたつもりでも、理解が浅いのです。
「なんとなくわかるような、わからないような」というレベルです。
それでも、くり返し読んでいるとビビッとくるタイミングがあるのです。
難解なパズルを解くために、わけもわからず試行錯誤する。
そのうちにピタッとはまるピースが見つかるような。
今回の読書会では「失敗は自分が心配だと認めるまで失敗ではない」フレーズが飛び込んできました。
知っているフレーズでしたが、一歩深く理解できたのです。
これが
・浅い理解から深い理解へ
感覚です。
3:フローからストックへ
3つ目は「フローからストックへ」。
本はただ読んでいるだけではフローになってしまうと考えています。
知識にならず、ただの情報になってしまうということですね。
何度も読むような「座右の書」なら、本の情報を自分に落とし込みたいもの。
ですから、読書会中に、
・いいフレーズをノートに書き写す
・「これは使える!」という方法があれば自分に当てはめて考えてみる
・共有タイムでほかの人たちに言葉をプレゼントする
という形で、アウトプットしていきました。
そうすると、本の情報があなたの中にストックされていきます。
それによって、
・フローからストックへ
となるのです。
実力とはストックの量。あなたの実力を高める5つの要素とは? | 【良習慣の力!】ブログ
4:緊張から不急へ
4つ目は「緊張から不急へ」。
今回の読書会に参加してインパクトを感じたのはここです。
新刊本やベストセラー本をたくさん読もうとする。
すると速読や流し読みで「早く読まなくては」という気持ちがあります。
ここで生じているのは、あせりや迫りくる感覚。
これでは場あたり的な発想が出てきやすいです。
でも、骨太の「座右の書」をもとにして自分の1ヶ月をふり返る。
すると、自分の軸を意識しながらふり返りができたのです。
おかげで、また行動を一歩踏み出す決断をすることができました。
そもそもふり返りは、緊急なときにはなかなかできません。
だからこそ、不要不急のときにじっくりふり返りに取り組みたいもの。
ですから、
・緊張から不急へ
なのです。
5:小手先から熟考へ
5つ目は「小手先から熟考へ」。
今回の読書会は、後半30分が対話形式でした。
意見を戦わせるようなディスカッションやディベートとは異なります。
あくまでも対話(=ダイアローグ)なのです。
お互いの気づきや発見から創発を生む感覚ですね。
ここには否定や嘲笑はありません。
ですから、発言は自由。
そのような雰囲気で対話するので、ひとりで読書したり、ひとりでふり返りをするよりも高次元のアイデアがを思いつくのです。
小手先の情報が知識に変わる感覚。
まさに深く考える熟考なのですね。
これが、
・小手先から熟考へ
遷移する感覚でした。
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深い気づきが選択を変え、その選択が結果を変える
私たちの結果は、選択の連続からつくられています。
ですから、「現状」という結果を変えるためには選択を変える必要があります。
優れた結果を残している人は、優れた選択をしているのです。
私たちは誰もが自分の価値観を持っています。
簡単には選択は変わらないのです。
では、優れた「選択」をするためにはどうすればいいのでしょうか。
それは、
・内省から生まれる深い「気づき」
なのです。
深い気づきが起きたときに、選択を変えようと思えるくらいのレベルの変化が起きるのです。
ただ学んだで「いい話だったな」だけでは、選択は変わりません。
「ここで選択を変えなければ、自分が得たい結果は得られないんだ」
そのような気づきが、あいまいだったもの「たとえば価値観やゴール)を明確にしてくれるのです。
そうして選択が変わり、やがて結果が変わるわけです。
その深い気づきを起こしやすくするのが、「座右の書」をベースに取り組むふり返りの習慣なのです。
ぜいひ、あなたも「座右の書」をもとに、ふり返りに取り組んでみましょう。
対話する相手を集めるのはすぐにはできないかもしれません。
そのときは読書会に参加してみましょう。
単におすすめ本を紹介し合うような読書会ではなく、対話の時間がある読書会がおすすめです。
開催情報:Read For Action –日本最大級の読書会コミュニティ
私が参加しているのは300回を超えて(すごいです)開催され続けている「オンラインモーニング読書会」です。
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■編集後記
昨日は、朝6時から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
「お試し朝活」の方々がご参加されており、フレッシュな雰囲気で良かったです。
夜は「習慣化オンラインサロン」とのミーティングしながらランニングでした。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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