・ポジティブに考えなければならない
・成果が出ていなければ、だらけてはいけない
・常に成長していかなければならない
・即断即決しなければならない
・行動力を高めなければいけない
あなたも、このようなことを考えたことがあるでしょうか。
そのようなとき、私たちは自己否定を感じています。
「本当はこうあるべきなのに、自分はそうなっていない」ということを感じているわけですね。
しかし、それは「頭の中」の話です。
頭の中の世界ばかり気にしていては、「安全領域」にとどまることになります。
そうなれば、待っているのは良くて現状維持、悪ければ衰退でしょう。
さて、この状態を抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか。
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「自分を知る」ために自己探求をおこなう理由
昨日の「習慣化の学校」では、「自分を知る」というテーマで、自己分析をしました。
・コミュニケーションタイプ
・自分欲求/他人欲求
・エニアグラム
など、複数の自己診断やグループディスカッションにより、「自分は、どのようなタイプの人間なのか?」ということを探りました。
そこで、「コミュニケーションタイプ」のパートで、興味深かった方の事例がありました。
それは、
・自分とは正反対のタイプを目指して生きていたことに気づいた
・正反対のタイプを目指していたのに、自分が持っていない資質のタイプの人を目指していた
・「だから、これまで色んなことがつらかったんだ」ということがようやくわかった
ということだったのですね。
これは、私は非常に共感しました。
自分とは異なる資質に憧れると自己否定につながっていく
「コミュニケーションタイプ」という分類がわかりやすいのでちょっと解説すると、
・コントローラータイプ
・サポータータイプ
は、正反対のタイプです。
コントローラータイプが大事なのは「自分で決める」こと。
即断即決ができますし、自分でどんどん判断して進んでいきます。
一方で、サポータータイプは「感情」を大事にすること。
ですから、ほかの人の意見を尊重することが多いので、柔軟性がある反面、どちらかというと受け身で優柔不断が多いタイプなのです。
わかりやすいイメージとしては、病院です。
まず、自分の考えでガンガンやっていく医師がコントローラータイプ。
その周囲には、医師をサポートしたり、患者さんたちに手厚いフォローをするのが看護師のみなさん。
そのようなイメージです。
このようにタイプがまったく違うのにもかかわらず、憧れを抱いてしまうことがあるのが私たち人間。
「隣の芝生は青い」という言葉があるように、自分が持っていないものを追い求めてしまう傾向にあるのですね。
たとえば、私はバリバリのサポータータイプ。
ですから、クライアントさんをサポートすることが得意です。
知らないコミュニティーでもなんとなくなじめる柔軟性もありますし、ほかの人に不快な思いをさせずにすごすことは無意識的にやっていました。
それが、私が持っている資質であり、タイプなのです。
しかし、その反対のコントローラータイプに憧れることがあるのですね。
・コントローラータイプのように即断即決したい
・コントローラータイプのように行動的な人になりたい
・コントローラータイプのように「俺についてこい」と言いたい(笑)
ということです。
こうなると、きついわけです。
何せ、もともと自分の資質にほとんどないものを求めるわけですから。
「マイナス100のポイントから、一気にプラス100のポイントを目指す」ようなものです。
当然、それは難しいわけで、なかなかできないでしょう。
結果として、「なぜ、あの人みたいにできないんだろう」とか、「やっぱり自分はだめなんだ」と感じることにつながります。
ただ、よくよく考えると、これはそもそもの方向性が違っています。
看護師さんがサポートの才能を持って生まれてきたのに看護ができず、医師としてずっと診察だけをやり続けているようなものだからです。
こうなってしまっては不幸ですよね。
このようなミスマッチを起こさないためにも、「自分を知る」ということが大事なわけです。
迷ったときは「頭の中の声」ではなく「心の声」に質問しよう
さて、自分を知ることが大事な理由はここです。
もしも、何らかの選択で迷ったときなど、そこで使いたいのは、あなたの「頭」ではなく、「心」です。
「頭」ばかり使って生きていると、
・あの人にどう思われるだろうか?
・失敗したらかっこ悪いと言われるんじゃないか?
・常識からはずれてるんじゃないか?
という感じで、周囲の人からの反応を気にすることになるでしょう。
一方で、「心」を使うと、
・本当はどうしたい?
・今やっていることは心がよろこんでいるか?
・どれをやりたい?
という風に、自分の「心の中」に問いかけることができるのです。
あなたはこれまでの人生で、頭と心、どちらを気にしてきたでしょうか。
もしも、「頭」を使ってばかりだったら、自信がゆらぎやすいタイプかもしれません。
なぜなら、評価軸が「ほかの人」といった外部に依存しているからです。
一方で、メンタルがタフな人は「心」で生きている人たちなのですね。
ですから、もしあなたが「頭」を使って生きてきたならば、次回「こうしなければならない」と思ったときに、瞬時に「私は、本当はどうしたいんだろう?」と質問してみることをおすすめしたいです。
最初は心から即答で返ってこないかもしれません。
しかし、そこであきらめず、何度も問いかける習慣を身に着けていきましょう。
ときには、目を閉じたり、深呼吸をしながら自問自答してみるのもいいと思います。
むしろ、頭の中はからっぽにして、心の声に意識をフォーカスしてみることが大事だと思います。
そうすれば、人生は少しずつ自由に、楽になっていくはずです。
ぜひ、「頭の声」ではなく「心の声」を聞きましょう。
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■編集後記
昨日は、早起きをして息子と「第2領域」の時間を確保。
その後、「習慣化の学校」のサポートへ。
「習慣化の智慧」コミュニティーのみなさんとの合同懇親会も盛り上がり、充実の1日となりました。
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