天職の習慣

ほかの人を「すごい!」という感情。嫉妬心の裏側に隠された自分の才能。

投稿日:2017/08/12


誰にでも「すごいなぁ」と思う人がいるのではないでしょうか?

その相手の「すごさ」がわかるのは、ご自身にも同じ才能が眠っている可能性があるのです。

 

スポンサーリンク


 

息子のスイムの実力の「伸び」に驚く

今回の帰省中に、息子と水泳の話をしました。

息子は水泳を本格的に習ったことはありません。

クロールを覚えたのは、もちろん私の教えではなく(笑)、小学校の水泳指導教室というものです。

私が子どもの頃は、夏休みの小学校のプールというのは、ただ遊びに行くだけの時間でした。

現在は、子どもたちが通っている都内の学校の夏休みのプールは、きちんと指導員の方がおり、子供たちにクロールを教えているのですね(うらやましいです・笑)。

その息子が、私のトライアスロンの影響があったのか、高校で水泳部に入りました。

それまではまったく、、、というよりもほとんど水泳に接してこなかった息子が、水泳部に入部することになったのです。

その息子は、入部当時、50mをクロールで泳いだところ、タイムは58秒くらいでした。
(私がいま泳いでも50mで60秒台後半なので、この時点で負けています。。。)

しかし、夏の水泳大会に向けて泳ぎ込みをやっている息子は、タイムが劇的に早くなりました。

今のベストタイム聞いたところ、なんと37秒台になっているということでした。

50mを37秒台なら早い。

もちろん、あくまで私たちの基準で速いというタイムです。

水泳部ではまだまだ息子が1番遅いそうなので・・・(笑)

 

嫉妬を感じるのは「すごさ」がわかるから

私のトライアスロンのスイムは長距離を泳ぐ泳ぎ方であり、息子は短距離という違いがあります。

これは、フルマラソンを走る走法と100m走の走法では、走り方はまったく異なりますから、50mのタイムが違うのは当然。

それだけに、正直なところ、息子のタイムが58秒台の頃は、私は息子に抱いていた嫉妬心は軽いものでした。

私より少し速いくらいなので、「まだ追いつける」と思っていたからです。

ただ、37秒台となると、ほぼ私の2倍の速さ。

多少トレーニングをしたところで追いつける実力差ではありません。

ただ、頭ではわかっているし、息子の努力に頭が下がる反面で、感情に変化が起きました。

それは、嫉妬心が強力になったことです。(笑)

確かに、いま息子の水泳部の練習量を聞くと、1日に3〜4時間を泳いでいます。

距離にして5〜6kmを泳いでいるというのです。

私のトレーニング量に換算すると、息子の1日の練習量は、私の通常の3週間分の練習量ということです。

21倍の練習量、、、差がつくのも無理はありませんよね。(^_^;)

それでも、嫉妬を感じる経験というのは、誰もが持ってるものです。

では、なぜそのような嫉妬感じてしまうのでしょうか?

それは、自分にも相手と同じ才能が眠っているからだと私は捉えています。

自分にとっても、その分野の興味関心があるため、その人の「すごさ」のレベルが分かってしまうわけですね。

そして同じように努力してる(つもりの)自分が、いまだ相手のレベルに達していないため、悔しさを感じるわけです。

 

嫉妬心は自分の才能のバロメーターになり得る

逆に言えば、その分野に自分の才能がなければ、相手の「すごさ」を理解できません。

また、細かい部分で「すごさ」を識別することもできないでしょう。

さらに、自分が努力していないため、そこに悔しさを感じることもありません。

ですから、そこまでの嫉妬心も起こりにくいわけですね。

つまり、そこに異常な嫉妬を感じるということは、その分野においては、自分にも才能がある可能性が高いわけです。

そのように考えると、嫉妬心が生まれる分野ということは、自分の才能を見つけるセンサーのようなものでもあるわけですね。

そこで、自分の才能を見つけたいと思う人の1つの視点として、これまでの人生を振り返ってみて、「どんなものに異常な嫉妬感じてきたのか?」ということを思い出して言語化してみてはいかがでしょうか?

「嫉妬」というと、ネガティブな感情とイメージするかもしれません。

もちろん、その一面があるのは確かです。

しかし、嫉妬という感情をただネガティブな感情だけで終わらせずに、ぜひ自分の才能を探るための可能性のタネとして眺めてみましょう。

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

■編集後記

昨日は、私の実家に家族で帰省。

両親に駅までむかえにきてもらい、そのままお墓参りにいきました。

その後、高校時代から通っている中華料理屋でランチを食べて、私の実家へ。

久しぶりに両親とゆっくり話すことができ、有意義でした。(^_^)

【募集中】
2017年8月17日開催:【これで続けられる!「良習慣の見つけ方」セミナー 〜今の自分に本当に必要な習慣を発見しよう〜】

2017 年8月24日開催:毎日ブログを更新する!「ブログ習慣化」セミナー 〜ブログを書く習慣で毎日を充実させる〜

2017年9月7日開催:毎日目標を達成する!「1年で100個のやりたいことを達成する!」ワークショップ

2017年9月14日開催:もう2度寝しない!「早起き習慣化セミナー」 〜朝2時間の自由時間を生み出す〜

【メルマガはじめました】
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。

▼登録は下記よりお願いいたします!
https://55auto.biz/ryoushuukan/touroku/entryform3.htm

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

-天職の習慣

執筆者:

関連記事

仕事とプライベートを区切らない。両方に全力で立ち向かって好循環を起こそう。

仕事とプライベートのバランスをどうとるか。 私は、バランスをとるよりも、どちらにも全力で立ち向かって、活力源にしていくことをおすすめしたいです。   スポンサーリンク   「やりた …

幸福感を高めるためにどうするか?ポイントは、モノより経験に投資すること。

以前の私は、「経験はあとに残らないけれど、モノは手元に残る。だからモノを買う」という風に思っていました。 しかし今は少し異なる考え方を持っており、モノを買うよりも体験に投資するようにしています! &n …

自分の価値観はどのようにしてつくられたのか?「過去の体験ベスト10」を思い出してみよう。

自分はどのような価値観を持ち、どのようなことに熱中するものなのか。 それを知るためのカギは、過去のインパクトある体験を思い出すことです。   スポンサーリンク   自分の内面を見つ …

「エキナカワークスペース」で立ってブログを書いてみた。スピード感と集中というメリット、体へのダメージというデメリット。

私の「やりたいことリスト」に、「立ってブログを書く」というものがありました。 その「やりたいこと」が叶ったので、私の体験を記事にしてご紹介します。   スポンサーリンク   「立っ …

人生の転機やビフォアアフターを感じたいなら、人生でやりたいことを100個書き出してみましょう。

人生をふり返ったとき、転機というものがありますよね。 その転機を意図的につくることができるのは「人生でやりたいことリスト100」を書いてみることなのだと思うのです。   スポンサーリンク & …

検索

当ブログの管理人

【当ブログの管理人】
似顔絵イラストphoto3

■肩書:良習慣プロフェッショナルコーチ

■キャリア
・ビジネス書作家
・早起きコンサルタント
・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
・トライアスリート
・100kmウルトラマラソンランナー
・会社員

など、複数の活動をしている複業家。
1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

サポートしたクライアントは良習慣の定着によって、独立起業、複業家デビュー、セミナー講師デビュー、電子書籍出版などの目標達成を果たしている。

■公式メディア
「良習慣の力!」ブログ管理人
「複業で自分を磨く良習慣」メルマガ発行者

さらに詳しいプロフィールはこちら

Facebookページ

メールアドレスを記入していただければ、ブログ更新をメールで受信することができます。