良習慣の習慣

「続けるだけ」だと目標にたどり着かない理由

投稿日:2024/02/25


「歯みがきのように習慣化する」

習慣化のたとえ話でよく引き合いに出される表現です。
ただ、習慣化していれば十分なわけではないことも意識しておきたいものです。




 

新しい歯科医院に通院した話

昨日は、ちょっと久しぶりの歯科検診でした。

引っ越しをしてから1年半ほど。
定期通院する歯科医院を決めかねていたんですよね……。

引っ越し前に定期通院していた歯科医院がありました。
そこで、歯みがき習慣についてアドバイスを受けていたんです。

そのアドバイスを守り、日々の歯みがき習慣以外にも、
・デンタルフロス
・歯間ブラシ
・舌みがき
・マウスウォッシュ
を活用。
私なりに口内環境をととのえているつもりでした。

実際、定期検診では「よく磨けていますね」との評価をいただいていたんです。
そのため、同じ方法を1年半以上は続けてました。

でも、痛みがないと「歯科医院に定期通院する」習慣がなくなるんですね。
「行かなきゃな、、、」と思いながら、先のばし。
初診だと、電話で予約しないといけないこともあって、それが面倒でした。
何だか、ちょっとだけ勇気がいりますよね。
平気な人は何でもないことだと思いますけれど。

それでも、昨年末のふり返りで「今年やり残したこと」に「歯の定期検診」が出てきて。
なんとか電話をして初診の予約を実行。
ようやく、歯科検診を受けられたわけです。

 


 

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ただ「継続」するだけでは不十分なこともある

歯科検診の結果、普段の取り組みの成果は出ていました。
ある程度までは。
結果、虫歯は無かったものの、歯周ポケットが深くなっているところが1本だけ(左下の奥歯)あったんですね。

私は、普段は自分なりに歯みがきに労力を投下しているつもりでした。
でも、やはり定期検診をサボっていた影響が出ていたわけです。
やっぱり、私1人のスキルだと不十分なわけです。

さて、私たちは目標に向けて、ある行動を習慣化しているとします。
それはそれで、すばらしいことです。
継続無しには、夢の実現はあり得ませんものね。

ただ、忘れてはいけないのは、
・ただ続けているだけでは不十分
なこともあるということなんですよね。

私も、1日2回以上の歯みがきを習慣化していました。
確実に、継続はしています。
実際、虫歯が無いという状態をキープできていました。

でも「健康な口内環境をつくる」という目標に対しては、改善点があったわけです。
もし、今回の歯科検診に行かなかったら、虫歯になっていたかもしれません。

つまり、
・自分では継続していても、目指す目標からは遠ざかっていた
という状態になってしまっていたんですね。

この状態だと、私がどれだけ「歯みがきを習慣化してます!」と言っても無駄です。
なぜなら、相手(歯科医師)から見れば「伊藤さんがいくら磨いていると言っても、虫歯ができてしまっているんですよね」という事実があるからです。

では、いったいどうすればいいのでしょうか。

 

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改善ポイントを改善し続ける

シンプルに言えば、
・たとえ習慣化できていても、スキルが不足していたら目標は実現しない
ということなんですよね。

続けることは、ご存じの通り簡単ではありません。
だからこそ、続けているだけで満足したくなるときがあります。

でも、忘れないようにしたいのは、
・目標に近づくための習慣になっているか?
を考えることが重要です。
ここ、本当に忘れがちなんですけれど。

しかも、その習慣はおざなりに取り組むのではなくて。
ポイントをしぼって、丁寧にできるといいですよね。

たとえば、私の歯みがきなら、検診でアドバイスを受けた磨きづらい場所だけは、丁寧に磨く。
たったそれだけで、検診の数値が改善する可能性があります。
今までのやり方で問題がないところは、今までと同じように継続すればOKなわけですから。

10年日記も同じです。
ただ日常を書くだけだったら、10年はもったいないです。
「成長記録」とか、「気づきを起こすアイデアノート」のように使わなければと思うのです。

その意味で、私たちが人生で大切にしたいのは、何か1回の特別なイベントでがんばることじゃない気がしています。

それよりも重要なのは、日々くり返す平凡な行動である
・歯みがきを丁寧にする
・ふとんをきちんとたたむ
・靴を脱いだらそろえる
といった行動に意図的に取り組むことではないか。
最近、そんなことを考えているんですよね。

もちろん、日々の習慣化には、短期イベントのような派手さはありません。
達成感も薄いです。

ですから、たいていの人は、
・1日をふり返って日記を書く
・人の話をさえぎらずに聴く
・家族との時間をゆっくりすごす
といった行動から遠ざかります。

ただ、それをくり返すと、「その他大勢」の人たちと一緒になるのも事実。
結果として、「その他大勢」に近づいていくわけです。

活躍している人は、地味な習慣をあなどっていません。
達成感があろうと無かろうと、自分の未来にとって必要な習慣だと思えば、淡々と実行しているんですね。
それは、「する必要があること」を継続した先に、本当に「やりたいこと」が存在していることを知っているからだと考えています。

さて、あなたが継続していることで、改善したほうがいいことはあるでしょうか。
・時間を短縮する
・質を向上させる
・効果を高める
といったポイントがあれば、改善になるかもしれませんので、考えてみましょう。
それが、あなたの実力アップにつながるはずです。

 


 

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■編集後記

昨日は、朝6時の『習慣化オンラインサロン』朝活からスタート。

7時から「ライフスタイル向上『習慣プログラム』」ウィークリー版に参加。
8時からスタッフ定例ミーティング。
9時からブログ部の部会。

午後はオフ。
12時30分から伊藤家サミット。
歯科医院でクリーニング(虫歯無しで良かったです)。
散髪も。

夕方に、妻と1時間のウォーキング。
たどり着いた街で1時間ほどホルモンを食べました。
帰りも、さらに1時間のウォーキング。
いい運動になりました。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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