習慣が「続く人」は、『ドラえもん』の神成(かみなり)さんの庭に行く理由を持っている人です。
これを「神成さん理論」と呼ぶことにしました。
『ドラえもん』における空き地と習慣化のつながりとは?
なぜ、習慣化が「続く人」がいるのか?
それは、『ドラえもん』によく出てくるシーンに関係があることに気づきました。
あなたは『ドラえもん』をご存じでしょうか?
国民的マンガですよね。
きっと、ご存じのこととして、話を進めます(笑)。
『ドラえもん』の 1シーンに、のび太たちが空き地で野球をやっているシーンがありますよね。
あのシーンをイメージしていただきたいんです。
空き地のとなりに、神成(かみなり)さんの家があります。
ここに習慣化とのつながりがあるんです。
それは、
・平時
・非常時
で考えてみましょう。
まず、平時。
日常です。
空き地で野球を楽しんでいればいいんです。
そのとき、神成さんの家は「できるだけ近寄りたくない場所」ですよね。
肝だめしのように。
あえて行く場所ではなく、離れていたい場所です。
でも、非常時がやってくるんですね。
それは、ジャイアンがホームラン性のあたりを打ったとき(ジャイアンじゃなくてもいいんですが雰囲気で・笑)。
ボールが神成さんの庭まで飛んでしまうんですね。
すると庭にある盆栽にボールがぶつかって割れてしまいます。
こうなると、平時は非常時に変わります。
「できるだけ近寄らないでおきたかった場所」が、「どうしても野球ボールを取り戻しに行かなければならない場所」に変わるんですね。
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平時と非常時で「問い」が変わる
平時から非常時への変化。
ここに習慣化とのつながりがあるんです。
ボールが空き地にあるときは、神成さんの庭は、
・どうしたらあの場所に行けるんだろう?
という位置づけ。
「自分にも勇気があれば、あそこに行けるんだけどな」という感覚。
勇気がある人だけが行ける場所みたいに。
みんな「方法」を探しています。
このときは、決意が弱いんですね。
たとえば、「どうすればブログを継続できるんだろう?」と考えているときは、ブログを継続する「方法」を探しています。
ですから、
・記事を書く方法
・ネタを探す方法
・時間を確保する方法
・モチベーションを保つ方法
を知りたいと考えるのです。
「やり方がわかれば、自分にもできるんだから」と思うわけですね。
もちろん、方法を知ることは大事なことで、継続していくために知っておくべきことです。
ただ、この状態だと「平時」なんですよね。
『ドラえもん』でいえば、神成さんは登場していません。
ですから、神成さんの庭は「近寄るかどうか」を迷ったときも、「ま、今日はいいか」という選択肢が用意されているわけです。
一方、ボールが神成さんの庭に入ってしまったら。
それは非常時です。
大事なボールを取り返さなければならないからです。
ひるんでいる場合ではありません。
こうなると、私たちの思考が変わります。
ボールをとり返すために、神成さんの庭が
・どうしても行動しなければならない
という場所に変わるからです。
こうなると、もはや「方法」を探している場合ではありません。
非常時だし、緊急事態だからです。
ですから、
「引き返せない状況」
になっているわけです。
「引き返せない状況」になれば、人は行動します。
なぜなら、やり方や方法ではなく、このときは「理由」があるからです。
方法がわからなくても、行動していくんですね。
この切り替わりが「神成さん理論」で説明したいことです。
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「神成さん理論」で「引き返せない状況」をつくる
ゴール達成の原則は、
・やり方2割、理由が8割
です。
「方法」を探すよりも、「なぜやるのか?」という理由を探す方がゴールが実現します。
「神成さん理論」とは、「方法」から「理由」に問いが変わるプロセスのことです。
また、私のブログの例を出すと、1日の中で「今日はブログを書くか書かないか?」という考え方をしていません。
「気分で途中まで書いてみて、だめだったら来週書こう」とか、「どうすれば、ブログが書けるだろうか?」とは考えていないわけです。
なぜか。
それが、
「引き返せない状況」
にあるからです。
「どうすれば、神成さんの庭に入れるのか方法を知りたい」という問いではないんです。
「どうしても、神成さんの庭に入らなければならない理由がある」ということです。
空き地と神成さんの庭には、塀が1枚あるだけです。
でも、
「こちら側」
と、
「あちら側」
は大きく違うんですね。
塀を越えるかどうか。
リスクを負ったり、面倒でも行動できるときは「理由」があるので。
私たちも、日常で迷うときがありますよね。
続けるか、やめるか。
やるか、やらないか。
そのときは、
・続けたい49:やめたい51
だったりします。
でも、続けたい理由が少しでも高まれば、
・続けたい51:やめたい49
になるんですね。
そんな心理的なせめぎあいの中で、なんとか「続けたい51」にして、私は今日もこうしてブログを書いているわけです。
「神成さん理論」で。
そういった状況をつくるために、「続く人」たちは、コーチやパーソナルトレーナーをつけたり、コミュニティーに参加しているのです。
「引き返せない状況」という理由をつくることにエネルギーを注いでいるんですね。
さて、あなたはいかがでしょうか。
「やろうかどうしようか?」というときは、まだあなたが空き地にいるときです。
ぜひ、続ける理由を探して神成さんの庭に踏み込んでいくための「引き返せない状況」をつくれないか考えてみてはいかがでしょうか。
そして、迷ったときは「神成さん理論」を思い出してみましょう。(笑)
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■編集後記
昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
お昼休みにコーチングセッション。
1年の今後の展望とゴール設定を再設定するお手伝いをしました。
セッション前はおだやかだった声が、セッション終わりは熱くなっていたのがわかり、うれしかったですね。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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