運動の習慣

川崎東扇島トライアスロン完走に向けて。最大の懸念、スイムパートをどう乗り切るか。

投稿日:2017/10/03


昨日に引き続き「川崎港トライアスロンin東扇島」完走記。

本日はスイムパートです。

 

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海のコンディションを確認

当日の天気は晴れ。

気温は22度くらいで水温も20度を超えており、「トライアスロン日和」でした。

ただ、海のコンディションが同じように平穏なのかはわかりません。

元帥と2人で、海の様子を見にいきました。

海はこのような感じ。

私は、落ち着いているように見える水面を見て「波もそれほど高くなさそうですね」と少し安心していました。

しかし、元帥は、「でも風があるし、見た目よりは波もあるかも」という感想でした。

また、実際に足を海に入れて、海の感覚を確かめていました。

さすがトライアスロン50戦練磨、こういったところが大事なんですね。

開会式は9時に終わりますが、私が出場する第1ウェーブは10時40分スタート(10時25分招集)。

元帥は第2ウェーブなので、さらに30分遅くなり11時10分スタートです。

まだ時間に余裕はあります。

そのため、ご家族できていた元帥の車まで一緒に移動して、おにぎりなどを補給。

このとき、車内で元帥がおもむろにノートPCを出してキーボードをぱたぱたと打ち込み、運転席でブログを執筆しはじめました。

メンタルタフネス。

レース直前にブログを書けるなんて、、、

実は私は、よく「レース前後の移動時間にブログを書こう」としたことがあります。

しかし、書こうとしても、書けないことがほとんどです。

慣れているマラソン大会でも無理でした。

やはり、レース前はメンタルが安定していないのでしょう。

ブログはメンタルが安定していないと書けない(私は)ので、書けないのだと思い、最近は無理に書こうと思わないようにしていました。

しかし、元帥は違いました。

さらに、レースまでの待ち時間を無駄にすることなくブログ執筆にあてる。

まさに「すきま時間をつくらない」とはこういうこと。

元帥のブログも書籍でも書いてあり、読んだことがありますが、実際に見るのはやはり違うもの。

自分の体験として、感情に落とし込むことで「身体知」につながります。

 

レース前の緊張と緑のやっかいもの

レース招集の1時間前になり、緊張してきました。

そこで、元帥に「緊張してきました、、、準備運動もやりたいので、早めに行きます」と伝えて、ウェットスーツなどのスイムグッズを持って、スイム会場まで向かいました。

スイム会場では、キッズトライアスロン(なんと小学校1年生から出られます)やエンジョイディスタンスの選手たちがレースを楽しんでいました。

私はその光景を見ながら準備運動をじっくりやり、心と身体の緊張をほぐします。

招集10分前の10時15分にウェットスーツを着用。

じつはスイムが近づくと少し逃げ出したくなる気持も出てくるのですが、ウェットスーツを着ると「やるしかない・・・!」という気持になります。

10時25分に招集され、アンクルバンドを装着。

その後、試泳が10分間あります。

軽く泳いでみると、波はそれほどなく、意外と透明度が高いということがわかりました。

ただ、やっかいなのがありました。

・・・大量の「藻」です。。。

泳ぐたびに手にからみつき、泳ぎにくいのです。

ほかの選手が「大量のあおさがはいった風呂みたいだな〜」と言っていて笑ってしまいましたが(笑)、とにかくそういう感じで大量なのです。

試泳を1往復して藻にやられ、浜辺に戻ると元帥がいました。

「元帥、藻が・・・」と伝えたら、「そんなん気にしなくていいから、もっと試泳して!」と追い返されました。(笑)

「わ、わかりました!」と再び試泳に。

元帥から「不安とか緊張がある場合は、直前まで海に入ってたほうがいいよ。自分でもそうしてるし」というアドバイスもあり、「なるほど、そういうものなのか」と納得。

実際に、直前まで試泳をしました。

ここで海への緊張がだいぶ取れたようです。

やはり経験者のアドバイスには素直にしたがうべきなのです。

また、同じレースに出ているからこそ、こういう学びも得られるのですね。

スタート5分前に試泳終わりの合図があったので海からあがり、いよいよスタートに備えます。

どきどきします、、、(^_^;)

と、そこで元帥が写真を撮ってくれました。

あらためて「せめて完走!」という気持になります。

 

スイムパートのスタート

いよいよスイムパートがはじまります。

 

ウェーブの人数

第1ウェーブは160人くらい。

それ自体はほかのレースでも普通なのですが、ここは人口の浜辺なので海はせまいです。

かなりのバトルが予想されます。。。

 

スイムコース

コースはL字型に500mを泳いだところで一度浜辺にあがって浜辺のブイを周ります。

それを3周回してスイムフィニッシュとなります。

 

スタート〜500m

「30秒前!」というマーシャルの声があがり、緊張感が高まります。

前にいってもどうせ抜かれるので(汗)、後方からスタートする作戦にしました。

「フォォォォォ〜ン!」という合図で一斉にスタート。

思えば浜辺から走って入水するスタートは、トライアスロンでは初めての軽減。

私のトライアスロンのイメージはこの浜辺をダッシュしていくものだったので感慨深いです。

走りながら、海に入っていきます。

水温はちょうどいい感じ。

まずはゆっくり泳ぎ、あせらないようにしました。

前半でペースを上げすぎると、呼吸が苦しくなり、その苦しさが後半まで続くからです。

さて、泳ぎだしてみると、いつもの「おぼれたらどうしよう・・・」という緊張感はありませんでした。

はじめのバトルはけっこうあったものの、不思議と落ち着いていました。

やはり直前まで試泳をしていたことも功を奏したのでしょう(元帥に感謝です)。

毎回呼吸をしながら、ペースをつかむまで泳ぎます。

ここでちょっと迷ったのは、コースでした。

なぜかイメージでは、三角形に泳いで500mだと思い込んでいたのですが、先述のようにコースはL字型。

少しあせりましたが、私より速く泳いでいる人はたくさんいるので(笑)、そこは困りませんでした。

以前の日産カップのようにコース上で休むこともなく、最初の500mを泳ぎきることが出来ました。

 

500m〜1000m

いったん浜辺にあがり、2周目へ。

浜辺で少し休むこともできるのだと思いますが、順調なペースを崩したくなく、そのまま流れで海に行きました。

1周目と同じようなペースで泳ぎつつ、750m、つまりちょうど半分くらいのところで、アクシデント。

「うっ、、、」

右足がつりました。。。

泳ぎに余計な力が入っているのでしょう。

そして、右足のつりをかばって泳いでいたら、さらに左足もつりました。。。

両足がつった状態でのスイムは、少しきびしいです。

ただ、海水でウェットスーツを着ているので、沈むということはありません。

また、泳いでいるときに足がつるのは、これまでにも経験しています(いや、つらない方がいいのですが・・・)。

ふくらはぎをのばしながら、だましだまし泳いで、つりがおさまることを待ちます。

「ここはがまん。」と、自分に言い聞かせます。

そうして泳いでいるうちに、なんとか2周回目の浜辺が見えてきました。

ただ、浜辺には、次の第2ウェーブの選手たちがいたのです。

ここで2つのことを思いました。

1つは良いニュース。

スタートしてから、「30分たっていない」ということ。

2周回目を30分以内で回れているということは、スイムの時間切れ(60分以内)はなさそうです。

時間としては、いまのペースでフィニッシュまで行けそうだという予感がありました。

もう1つは、悪いニュース。

そう、第2ウェーブの人たちのバトルに、また巻き込まれることです。。。

 

1000m〜1500m

第2ウェーブがはじまる前に、私は3周回目のスイムに突入。

できるだけ先に泳いで、バトルを軽減させられたら、、、というかすかな希望を持って泳ぎます。

ただ、100mくらい泳いだところでしょうか。

後ろから猛烈なスピードで、第2ウェーブの選手たちがやってきました。

「もみくちゃ」とはまさにこのことか、と。(笑)

余計な抵抗はせず、しかし泳ぐことはやめず、あせらないように注意しました。

バトルから解放された後は、コースを外れて声をかけられたり、また足がつることもありましたが、レスキューがいたので泳ぎ続けました。

そうして、ようやく最後の直線。

ヘッドアップをしながら、できるだけまっすぐ泳ぐようにして、手をのばしていきます。

そして、最後のオレンジ色のブイ(浜辺にある)が近づいてきました。

目の前にまた藻が出てきたので(笑)、浜辺は目の前ということだとわかります。

そのまま泳ぎ、ようやくゴール。

念願のスイムフィニッシュ!・・・です。(^_^)

 

トランジションへ

最大の懸案であるスイムパートを終えて、トランジションエリアへ。

「ああ、、、スイムでリタイアしなくてよかった・・・」

安堵の気持で、トランジションでもらえる水分を補給。

ガーミンの切り替えをしていたら、スイムは43分くらいでした。

そして、泳いだ距離は1680m。

まっすぐに泳がなかったので、180mも余計に泳いでいたのです。(笑)

ただでさえスピードがないのに。。。

そんなことを考えながら、急ぎ足で自分のバイクにむかいます。

つづく

川崎トライアスロン2017バイクパート。最重量のギアで負荷をかけて無心にこぎまくった90分。

 

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■編集後記

レース後の影響で、ふくらはぎが筋肉痛です。

何度もつったのがよくなかったんでしょう。(^_^;)

無駄な力が入っている証拠ですね。。。

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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