行動の習慣

行動力を高めるためのとてもシンプルな方法

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日常の「面倒くさい」を避けて、行動力を高める。
そのためのとてもシンプルな方法をご紹介します。




 

行動力を高めるシンプルな方法

行動力を高めるためのとてもシンプルな方法があります。

それは、
・その行動の所要時間を知る
ということです。

なぜなら、「この行動にはこれくらいの時間がかかる」と知っていれば、行動にとりかかりやすいからです。

反対に、「この行動はどれくらいの時間がかかるんだろう?」ということを知らなければ、私たちは先のばししやすくなるんです。

たとえば、子どもから「算数の宿題を教えて欲しい」と言われたとします。

そのときに「1+1=?」という問題だったらどうでしょうか。
短時間で教えられることが、すぐに分かりますよね。
ですから、子どもに快く「いいよ」と返すことができます。

一方「3896×816(576×245)=?」だったらどうでしょうか。
まったく適当な数字ですけれど。(笑)

ただ、「計算すれば分かりそうだけど、ちょっと時間がかかりそうだな……。」と感じるのではないでしょうか。
すると、子どもに「・・・ちょっと待っててね。いま取り込んでるから。」と返してしまうかもしれません。

この違いは、計算が終わるまでの
・所要時間を知っているか
・所要時間を知らないか
だけの違いなんですよね。
それによって、行動するかどうかが変わっているのです。

ですから、行動力を上げるために
・その行動の所要時間を知る
ことが重要だということなんです。

 


 

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「論理の脳」と「感情の脳」

私たちの脳内には、2つの脳があると言われているのをご存じでしょうか。

1つは、
・論理の脳
です。

こちらの脳は、理性的です。

そのため、
・正しいと思うことをする
・計画通りに進める
・メリットがある良習慣を実行する
ということができます。

たとえば、
・早起きすると1日が有効活用できる
という知識がある。

すると、二度寝せずに、朝起きるわけです。
それによって「いいことをしたな」と感じられるんですね。

一方、もう1つは、
・感情の脳
です。

こちらの脳は、感性的です。

ですから、
・思いつきで動く
・計画よりもその場のノリや雰囲気を優先する
・デメリットがある悪習慣にまみれてしまう
という感じになるわけです。

たとえば、前述と同じく
・早起きすると1日が有効活用できる
という知識を持っている。

それなのに、
・眠い!
という感情を優先する脳になっている。
すると、簡単に二度寝してしまうわけですね。

そのときは自分の感情に従っているので、心地よさがあります。
ただ、時間が経ってから起きたときに「ヤバい……。こんなに寝ちゃった、、、」と後悔するわけですね。

 

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「行動の所要時間」を計測する

ノリと雰囲気で行動しようとする。
それが悪いわけではないんです。
ただ、後悔しがちってことです。

私なら「飲み会の2次会は行かない」という理性の脳があります。

それなのに、1次会が楽しくて「2次会行く人は?」と言われたときに、真っ先に「はい!」と手を上げてしまう。(笑)
簡単に感情の脳に切り替えてしまうんですよね……。

その場は、楽しいです。
でも、翌日は二日酔い。
しかも、2次会で何を話したのか、あんまり覚えてない。

こうなると、時間とお金を無駄にしてしまった感じが、すごく残るんですよね。
それで、再び「2次会は行かない」をルールにするわけです。
(守られないときもあるんですが)

そのように、感情の脳に引っ張られそうなときに有効なのが、
・その行動の所要時間を知る
です。

2次会に行きたくなったときに「このまま行ったら、何時間分の時間を浪費する?」と自分に問いかける。
「2時間は使うことになるだろうな……。」と所要時間を考える。
すると、理性の脳が復活して「やめときます」となるかもしれません。

後は、たとえば、本棚の本が乱雑になっている。
そのときに、私が「本棚1スペースを片づけるのは、5分でできる」と知っていればどうでしょうか。
5分の時間があればポモドーロ・テクニックの休憩時間です。
ならば、「そうだ、この時間で本棚を1スペース片づけちゃおう」と思えたりするんですよね。

これが、時間を知らないと「時間かかりそうだし、中途半端にもなりそうだし、あとでいいか……。」となるわけです。
そうやって先のばしが始まるわけですね。

所要時間を知らないばかりに。
ちょっともったいないと思うのです。

さて、あなたが面倒だと思っている行動は、どれくらいの時間がかかるでしょうか。
もしかしたら、ご存じないかもしれません。

その場合、まずはタイマーをセットして1度やってみる。
その時間を計ってみましょう。
「意外と短時間でできるんだな」と感じることも多いです(経験者談)。
所用時間は大したことがないことが分かれば、動けます。

とてもシンプルな方法です。
それでも、所要時間を知らなければ、歯を磨くことだって面倒に思えるものですから。

 


 

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■編集後記

昨日は、昼休みに「習慣化コミュニティー」スタッフの定例ミーティング。

夜は「良習慣塾」セミナーを開催。
今月のテーマ「集中力を高める」について、具体的なテクニックをお伝えしました。
早速、試していただけたという報告があり、ありがたいです。(^^)


 


 

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

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