文章や記事には、基本的な「型」のようなものがあります。
その構造を見抜き、自分のものにしておくといろいろと役に立ちます。
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エッセーや随筆は「気まま」に書いている?
ブログを書くようになって、ほかの人が書いた文章を読む際に意識するところに変化があります。
とくに、有名な作家の方が書くようなエッセーや随筆と言われている文章は、ブログの形式にも近いので注意して読んでしまいます。
私は以前は、エッセーや随筆というのは、作家の方が気ままになにげなく書いているものだと思っていました。
しかし、
・パターン
・定型
・構造
が、まったくないというわけではありません。
そこを見抜くことができれば、ブログにも役立つのでしょう。
エッセーや随筆における3つの基本構造
それでは、どのようなパターンで書かれているのでしょうか?
その主な構造とは、
(1)実体験
(2)感じたこと、学んだこと、気づいたこと
(3)考えたこと
という3つのポイントです。
まず1つ目の「実体験」は、自分が経験したことや、周囲で起きたこと。
次に、2つ目の「感じたこと、学んだこと、気づいたこと」は、実体験から感じた感情や感想。
最後に、3つ目の「考えたこと」は、そこから考えたことです。
要は、何かのできごとがあり、そこから感情を動かされ、そこから様々な問題について考えていくというプロセスです。
最終ブロックで「考えたこと」を表現して一般化しよう
(1)実体験
(2)感じたこと、学んだこと、気づいたこと
だけでは、個人的な体験に終わってしまいます。
日記と同じになってしまうので、ブログとしては読者に価値提供や行動をうながすことができません。
しかし、最後に
(3)考えたこと
を表現することにより、読者の方にも関係がある(かもしれない)普遍性を持つわけです。
当然、実体験や本当の経験が起点になりますし、どのように書き手の感情が動いたのか、ということは重要です。
ただ、そこから派生した内容に一般性を持たせることがキーポイントなのですね。
個人的な体験や経験は、最後の思考の発展までの助走部分なので、ここに力を入れすぎなくて良いのです。
話が少しややこしくなりましたが、まとめると、
・実体験からスタートしながらも、
・最後の発想は実体験とは離れる
ということですね。
これが、基本的なエッセーや随筆の構造です。
もし「ブログの型が定まらなくて困っている」という人があれば、
(1)実体験
(2)感じたこと、学んだこと、気づいたこと
(3)考えたこと
という3つのポイントで書くブログ記事、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
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■編集後記
昨日は、ビリーフ改善のグループコンサルティング最終日。
これで、今年参加するセミナーやグループコンサルティングはすべて終了です。
いよいよ年末ですね。(^_^)
まだ忘年会が5つ残っていますが・・・(笑)。
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