「自分に自信がなくて困っています・・・。」
セミナーや面談でお会いすると、そのように言われる方があります。
とても共感します。
私自身、自分なりに努力し続けていることでも「実力はまだまだだなあ。。。」と思うことが山ほどあるからです。
そのようなときでも、少しずつ進歩していることを確認して成長を感じましょう。
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子ども時代の利根川を久しぶりに見たときの感情の変化
今年の帰省中に、娘と2人で利根川沿いを散歩しました。
利根川をはさんで2つの県がまたがる地域に住んでいたので、私が子どもの頃によく遊んでいた場所です。
今回ひさしぶりに訪れたところ、ある変化に気がつきました。
それは、利根川を見た瞬間に「おっ、もしウェットスーツがあったら、対岸まで泳げるなあ。」という気持が起きたことです。
むしろ「海と違って波もないし、泳ぎやすそう、、、というか泳いでみたい!」という感情さえありました。
川幅は1200メートル強くらい。
もちろん衛生面ではおせじにもきれいとは言えず、本当に泳ぐかどうかは別の話です。
しかし少なくとも利根川を見て、「こんな長い距離は泳げないな・・・」とずっと思い続けていたことが、「泳ぎたいなあ」という気持に変化していたのです。
この気持になるまで、じつに40年もかかったのです(笑)。
はっきり言うと、、、自分の成長を感じた瞬間でした。(^_^)
父親が子どもの頃は、対岸まで泳いで遊んでいたそうです。
子どもの頃、その話を聞いたときに「お父さんは泳ぎの達人」とイメージしていました。
でも今は、自分なりに努力して泳げるようになった結果、その当時の自分が「すごい」と思っていたフェーズに自分がたっていたのは間違いないのですよね。
ダメダメだった自分が持っていた「努力できる環境」という幸運
そのような出来事があったので、あらためて自分の過去をふり返ってみました。
大学卒業当時、就職しなければならないのに私に特別なスキルはありませんでした。
それどころか、いまだに自動車の運転免許も持っていません。
何かの才能に恵まれていたわけでもないです。
いまの会社に就職願いを出したのは、正直なところ当時の実力ではほかに選択肢がなかったからともいえます(もちろん、応募する会社はかなり吟味しましたが)。
大学は4年生を3回やったので6年通い、親を悲しませました。
その大学をようやく卒業すると、就職活動もせずに「自転車で日本1周する!」というプロジェクトに逃げるようなダメな奴でした。
そのような私が、今こうして偉そうに(?)ブログを書いていられるのは、はなはだ幸運としか言いようがありません。
なぜならば、
・妻に出逢い、子どもたちを授かることで責任感がめばえたこと
・私が目指したいステージを実現している師匠たちに出逢えたこと
・切磋琢磨できる友人たちに出逢えたこと
・習慣化やコーチングなど、打ち込める対象が見つかって仕事にできていること
という環境に恵まれているからです。
何より「まだまだ自分はできるはず」と無理やり思い込めば、向上していける状況にあることは本当にラッキーです。
そして、自分は「超・凡人」だからこそ、せめて自分ができる努力を続ける。
それによって自分がのぞむ成果を目指すことを忘れてはいけないのではないか。
そのように考えるようにしています。
自分の原風景を思い出して今と比較してみる
努力できる環境にあるというのは、じつは非常に恵まれていることの証拠です。
努力したくてもかなわない状況にある人に出会ったことは多いです。
いま自分が努力できるのであれば、今より将来の自分に期待できます。
成長できれば、自分が貢献できる分野が広がるでしょう。
その行動の連続が、やがて自分の自信につながります。
考えてみると、生まれてから社会人になるまで、何かしらのスキルを磨いて今に至っているはずです。
ですから、ときには自分の過去をふり返って自分の成長を認める時間をとってみる。
そのためにおすすめなのが、子どものころ見ていた風景に戻ってみることです。
私が利根川を見て感じたようなことが、あなたにも起こるかもしれません。
それは、自分でも忘れているような記憶なのです。
もしもあなたが自信を失いそうになったり、自信がないと思っているならば、ぜひ
・できなかった頃に見えていた景色
・できるようになった今、見えている景色
を見比べてみてはいかがでしょうか。
きっとあなたの成長を感じ、自信がわき出てくるはずです。
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■編集後記
昨日は継続クライアントさんとのコーチングセッションでした。
先月のゴールはなんとほぼ150%で達成したので、さらにハードルを上げたゴールを設定しました。
今回のゴールも、見事にクリアしてくれるはずです!(^_^)
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