失敗すると、成功から離れていくようなイメージがありませんか?
でも本当は、失敗するほど正解に近づくものなのです。
上達のためには「量」と「質」のどちらを重視するべきか?
私たちが「上達」を考える分野があるます。
たとえば、
・ビジネス
・専門分野の学習
・スポーツ
・趣味
などですね。
そこでは、
・上達のためには「量」と「質」のどちらを重視するべきか?
という議論があり、常に議題にあがっているように思われます。
結論としては、自分なりに答えを出すということになると思います。
ただ、私は「量にこだわる時期」は意図してつくっていったほうがいいと考えています。
「量質転化の法則」という法則に示されているように、一定の「量」を経験するからこそ、はじめて「質」が高まってくるということは確実にあるものだと思うからです。
特に、スタートしたばかりのときや初心者の時期は、「質」よりも「量」を求めたほうがいいでしょう。
私はルーキーコーチの時代にいきなり質を求めてしまったため、まったくコーチングがうまくなりませんでした。(^_^;)
最初の頃なんて、どうせ上手にできるかどうかは関係ないのですから(笑)、もっと自分に恥をかかせれば良かったと後悔しています。
その後、一念発起して「100人コーチング」にトライ。
そのプロセスで、少しずつ手応えのあるコーチングセッションをやることができる機会が増えていきました。
そのようにして、少しずつ自信をつけていったものです。
私の場合、営業の仕事でも、英語の学習でも、トライアスロンでも、とにかく最初は失敗ばかり。
いたづらに長い時間を費やしてしまっていました。
「俺って本当に要領悪いんだよな、、、」と落ち込んでいたんですよね。
ただ、今からか考えると、その落ち込みも必要なものだったと思います。
その落ち込みなしには、その後の上達は見込めなかったからです。
そうした実体験からも
・将来的に「質」を求めるなら、まずは今できる限りの「量」にこだわることが必要
というのが私の意見です。
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現状に満足せずさらなる向上を目指す
英語教材を制作しているアルクさんという企業があります。
英語で定評がある教材に「1000時間ヒアリングマラソン」というものがあるんですね。
なぜ「1000時間」なのか。
それは、「最初は英語が聞き取れなくても、1000時間聞き続ければ突然英語が聞き取れるようになる」という意見があるからです。
まあ、その「1000時間」という量が適切かどうかは別として、やはりそれなりの時間を投資しなければスキルは身につかないもの。
その意味では、的を射た意見だと思います。
コーチングの世界でも、セッションの時間が1000時間を超えると、それまで聴こえてこなったクライアントの内面の声が聞こえるようになると言われています。
私はまだ1000時間に達してはいませんが、確かに初心者の100時間の頃に比べればリスニングスキルは高まっています。
ですから、「1000時間」という量には、説得力があると思うんですよね。
天才になるための「1万時間の法則」というものもありますし。
やはり、ビジネスやスキルなども、必ずこの「量→質」フェーズを通って上達しているのです。
ただし、ここにはトラップがあります。
トレーニングとして「量」をこなすことは大事。
なのですが、要領をつかみすぎてしまい(?)、「手抜き」をしてしまうようになってしまうことがあるんですね。
私が聞いた話です。
水泳が上手になると、疲れないように泳ぐことができるようになるそうです。
それ自体は私も目指すところですし、いいことだと思います。
でも、「手抜き」をしても泳げるようになってしまうため、普通に泳いでいるだけでは身体に負荷がかからないそうです。
長距離を泳ぐことには適しているのですが、あまり負荷がかからないとトレーニングの効果も半減してしまうそうなんですね。
「量」を追求して、初心者のフェーズを脱した人だからこそ注意するポイントなのでしょう。
ここが分岐点。
現状に満足せずに、さらなる向上を目指せるかどうか。
それが、その人の成長率を決めていくのでしょう。
そのような自己成長を目指す気持がないと、まっているのは批評家のポジション。
考えることばかりが先行してしまい、行動につながらなくなってしまうのです。
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大量行動が自己ベスト更新につながる
これは常に意識しておきたいことなのですが、
・思考と行動はセット
です。
現実を良くしていくためには、どちらも欠かすことができません。
思考だけでは前に進めませんし、行動だけでも適切な前進はできないからです。
違いとしては、思考は頭の中で何度もくり返すことができるという一方で、行動は意識しないと大量行動はできませんよね。
私が目にしてきた成果を上げている人たちは、間違いなく大量行動をしています。
むしろ、成果が出ない凡人とうまくいっている人の違いをシンプルに表せば「大量行動しているかどうか」ということだと思います。
考えるだけなく、動く。
動いたら、動き続ける。
そのようなスタンスが、うまくいっている人たちが成果をあげるためにやっていることだからです。
そのようにして、「量」を追求しているうちに現実からフィードバックがあります。
すると「次に何をすればいいのか?」がわかってくるんですね。
そのフィードバックが多ければ多いほど、成功に近づいていくわけです。
そうなるためにも、今の自分に満足せず、さらに別のステージにたどりつこうとする向上心を持つことが重要です。
そのプロセスでは、ほかの人との比較はいりません。
比べるのは過去の自分です。
そこに基準をおくことで、常に自己ベストを目指せるようになります。
ほかの人と比較してしまうと、
・現時点で上なのか、下なのか
という上下の比較におちいりがちです。
しかし、重要なのは、
・過去の自分と現在の自分
であって、時間軸で比べることが大事なんですね。
そうして、自己ベスト更新を目指す。
その間は、大量行動へのモチベーションもキープできるでしょう。
一方、現状に甘んじて行動がストップしてしまう人は、後発の人に追い抜かれてしまう可能性が高まります(会社で、そういう人を見ているかもしれませんね、、、)。
そう考えていくと、やはり仕事でもプライベートでも、自己ベストを目指して大量行動してきたかどうか。
それが、その人の評価だったり、場合によっては出世のような部分にかかわっていくのではないでしょうか。
ぜひ、これからの人生を充実したものにしていくために、「大量行動」というアプローチを持っておくようにしましょう。
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■編集後記
昨日は、トレーニングの日。
ラン→バイク→スイム→ランで3種目をスプリントの距離でトレーニングできました。
トレーニングする時間帯を変えてから、いい感じです。
毎週「ひとりトライアスロン」に取り組んで、9月と10月のレースにのぞもうと思います。
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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