「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」
本記事では、この質問に対する考え方のヒントをお伝えしていきます。
「毎日一定のリズムですごす」というトラップ
決めた時間に寝て、決めた時間に起きる。
あなたは、そのような理想を持っているでしょうか?
たとえば、23時に寝て、5時に起きる。
これを毎日安定させる。
一定の生活リズムをキープする。
理想的ですよね。
よくご質問を受けます。
「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」と。
「うまく行く日もあるんですが、予定より早く起きてしまったりして。なかなか一定の時間で寝る→起きるがうまくいかないのです」と。
わかります。
私も過去に同じ課題を持っていました。
寝る時間をゴールにしていくと、23時に寝ることはコントロールできるようになります。
でも、5時に起きることはうまくコントロールできないのです。
早く起きてしまって日中に寝不足を感じることがあります。
一方で、遅く起きてしまって自己嫌悪に陥ることもあります。
そうなると「一定の生活リズムをキープするのは難しいな」という気持ちになるのですね。
この課題、どう扱っていけばいいのでしょうか。
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「毎日一定のリズムで生活する」幻想を手放すための3つのヒント
私が「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」と質問されたときは、以下の3つの視点でお伝えしています。
その3つとは、
1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す
2:24時間単位のパフォーマンスを手放す
3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す
です。
キーワードは「手放す」です。
1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す
1つ目は、
・「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す
です。
「一定の就寝時間と一定の起床時間」で毎日をすごす。
この発想自体を疑いましょう。
私の中では「一定の就寝時間と一定の起床時間」は幻想です。
そもそも、なぜ「一定の就寝時間と一定の起床時間」がもてはやされるのでしょうか。
小学生のとき、夏休みに入る前の注意事項に「規則正しい生活をしましょう」という指導がありました。
そのあたりからきているのかもしれません。
でも、小学生の頃ならいざしらず。
大人の社会人が「一定の就寝時間と一定の起床時間」を守るというのは、現実的ではないと思うのです。
少なくとも、私には簡単ではありません。
ですから、「一定の就寝時間と一定の起床時間」を決めたとしても、ここに固執しすぎないこと。
「一定の就寝時間と一定の起床時間」幻想を手放しましょう。
2:24時間単位のパフォーマンスを手放す
2つ目は、
・24時間単位のパフォーマンスを手放す
です。
たった1日、24時間をコントロールできなければ、人生というもっと大きなプロジェクトをコントロールすることは難しい。
私の持論です。
ただ、じつをいうと24時間をデザインしてコントロールするというのは、簡単ではありません。
「24時間」という単位はわかりやすいので、そこから考えていくことをおすすめしています。
ただ、わかりやすくはありますが、守り切るのは難易度が高いのですね。
では、どうすればいいのか。
1日で考えるのが大変なときは、1週間単位で考えましょう。
そうして、
・1日のパフォーマンスを最大化する
という視点から、
・1週間のパフォーマンスを最大化する
という視点にするのです。
「1日の生活リズムを守る」という目標ではなく、「1週間で何をつくり出したいのか?」ということに意識を向けてみること。
すると、1日単位の「一定の就寝時間と一定の起床時間」に対する枠組みを広くとらえられるようになります。
3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す
3つ目は、
・がんじがらめの「理想の1日」を手放す
です。
「理想の1日」を描く。
これはとても重要なのです。
「こんな1日をすごせたら最高だな」という設計図がなければ、「理想の1日」は実現できません。
仮に偶然「理想の1日」がすごせたとしても、そのすばらしさを見過ごしてしまうでしょう。
それに、たまたま「理想の1日」をすごせたとしても、再現性がないのですよね。
ですから、「理想の1日」を描く重要性をうったえているのです。
ただ、あまりにも「一定の就寝時間と一定の起床時間」にこだわりすぎると弊害があります。
それは何か。
理想をはずれたときに「できなかった」というダメージを受けてしまうことです。
たとえば、5時に起きるはずが、6時になってしまった。
すると「30分も寝坊してしまった」と後悔してしまいます。
「もう理想の1日とは違ってしまった」という風に。
朝6時の時点で、すでに1日をあきらめてしまうのはもったいないですよね。
では、どう考えればいいのか。
6時に起きてしまった場合は、「6時からの理想の1日」という対策を持っておけばいいのです。
「理想の1日」のバリエーションをたくさん持っておけばいいわけです。
ゴールにしている5時に起きた場合の「理想の1日」。
5時15分に起きた場合の「理想の1日」。
5時30分に起きた場合の「理想の1日」。
そのような形で「理想の1日」を準備しておけば、何時に起きても、「理想の1日」が実現できますよね。
究極は1分単位で「理想の1日」を持っておくこと。
さすがにそれは大変なので私もやれていませんが。(笑)
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「手放す」を意識して思い込みをはずしていく
本記事では「毎日一定のリズムで生活することを実現するには、どうすればいいのでしょうか?」という問いに答えてみました。
ポイントは、
1:「一定の就寝時間と一定の起床時間」という理想を手放す
2:24時間単位のパフォーマンスを手放す
3:がんじがらめの「理想の1日」を手放す
です。
キーワードの「手放す」を意識して、1つずつあなたの思い込みをはずしていきましょう。
少しでもあなたのヒントになれば幸いです。
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■編集後記
昨日は、20時30分から「良習慣塾」のYさんと相互セッション。
トライアスロンについて、私が思いつかなかった視点からアドバイスをいただけました。
22時から「良習慣塾」の(別の)Yさんと相互セッション。
今度は出版について、心が踊るアイデアをいただけました。
こんな話をしていると、お互いに「前進する」しか選択肢がなくなります。(笑)
最高です。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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