習慣化が続くか、続かないのか、そのポイントは「平常心」にあるのではないか、という仮説にたどり着きました。
そこに至ったプロセスを記事にします。
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学生時代のダイエットは挫折しまくる・・・
まだ私が習慣化について何の知識も持たなかった頃に、ダイエットにトライしたことがあります。
そのときは、何を考えていたのか思い出してみました。
最初に「やせたい!」と思ったのは、大学生の頃ですね。
ほとんどの若い男子が考えるように、「やせてもてたい」と思っていたのです。
いま考えると、「その前にもっとやることあるよね・・・」という感じですけれども。(笑)
当時のなんのノウハウもない私には、当然ダイエットは続きませんでした。
そして、何度も挫折していました。
挫折するたびに、「今度こそ、やせてやる!」と意気込むものの、モチベーションが続きません。
本当に「やせたい、スリムになりたい」と心から願っているのに、なぜ続かないのかがわからないのです。
そのような状態が続くと、はじまるのは自己否定と自己嫌悪のフェーズですね。
「考えてみれば、子どもの頃から続かないことばかりだったな。」
「自分には根性がないし、続ける才能がないのだろう。」
そんな風にして、自己信頼感を失っていくのです。
ただ、そうも言ってばかりではいられないので、「よし、今度は運動だ!」みたいな感じで、また何か別のことをやり出します。
でも、結果は同じです。
そのたびにやる気を失ったり、やる気を上げたり。
それの繰り返しでした。
過去の自分と今の自分の相違点
さて、現在です。
ダイエットの習慣化をはじめて1ヶ月が経過しました。
ちょうど4.5kgほど体重が減ってきて、ベルトを通す穴の場所にも2穴ほど変化が出てきています(これは意外と嬉しいのですよね・笑)。
体が軽くなり、やせている実感があります。
結果もついてきていることがあるのだと思いますが、ダイエットに楽しく取り組めているのです。
といっても、今は特に「3ヶ月で10kgやせる!」といった目標を掲げているわけではありません。
それでも続いているのです。
やる気を比べてみると、明らかに大学生時代のほうがモチベーションが高いです。
なにせ「もてたい!」と思っていたのですからね。(笑)
では、当時の自分と、今の自分では、何が違うのでしょうか?
私は考えてみました。
もちろん、習慣化するための経験や知識が違うのは間違いありません。
ただ、もっと大きな違いがあることに気づいたのです。
それは、「平常心を持って、ことにあたる事ができているかどうか」ということではないかと考えたのです。
習慣化するために「平常心で急げ」
挫折し続けていた過去の自分や、すぐにやめてしまうほかの人との共通点があります。
それは、「やるぞ!」という決意が大きすぎることです。
そうしてせっかく決意したのに、続かなくて悩んでしまうというパターンなのです。
モチベーションややる気を高めること自体は悪いことではありません。
しかし、モチベーションを高めると、どうなるか?
これは状態がいいときは続くのですが、何かの拍子にモチベーションが下がると、とたんに続かなくなってしまうのです。
生活していれば、環境や自分の感情は「変数」のかたまりなわけです。
常にモチベーションを高くキープできれば良いのですが、なかなかそうもいかないのではないでしょうか。
ですから、おすすめは「平常心ではじめること」です。
気負いすぎないこと、平常心で臨むこと、です。
結果を気にしすぎると目の前のことに集中できなくなりますので、平常心でプロセスに集中するのですね。
「ゆっくり急げ」というヨーロッパの格言があります。
「目指すゴールに早くたどり着くためには、ゆっくりいくのがいいのだ」というような意味です。
ニュアンスは伝わりますでしょうか。
まさに、私がお伝えしたかったのは、「ゆっくり急げ」と似たような感覚です。
それは、「平常心で急げ」ということです。
「習慣化というゴールを意識をしながらも、平常心を保って進んでいきましょう」という感覚ですね。
モチベーションを激しく上下運動させていては、挫折の確率が高まります。
ですから、いま何かの習慣化にトライしている方は、ぜひ「平常心で急げ」ということを意識してみてはいかがでしょうか?
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■編集後記
今日の記事のネタは、
・ダイエットに苦しんで、しかも挫折した頃の自分
と、
・今、楽しんでダイエットをしながら、結果もついてきている自分
では、「何が違うんだろう・・・?」と考えることからはじまりました。
すつと、今朝、早朝スイムをやっているときに、「そうか、平常心ということじゃないか?」という感じで言葉がおりてきました。
やはり、常に「問い」を持っておくというのは大事で、こんなふうに「フッと」答えがやってくるものなのですね。
そのようにして、今日もプールの水をおいしくいただきました。(笑)
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