気づきの習慣 複業の習慣

複業が「家族に理解されず、応援してもらえない」のは、自分の説明不足かもしれません。

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複業家が自分の活動を家族に理解してもらうためにはどうすればいいでしょうか?

その答えの1つは、家族に説明したり、仕事内容を体験してもらうことを、さぼらないことです。

 

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イメージできない仕事は伝わらない

先日、妻の話を聞きながら、「そうだよなぁ」と妙に納得してしまったことがあります。

それは、妻いわく「お父さんにあなたのコーチングの仕事について聞かれるのね。だから私なりに説明するんだけど、何度説明しても伝わらなくて困っているんだよね・・・」ということです。

たしかに、義父が現役で働いているころはコーチングという手法は、まったく知られていなかったでしょう。

イメージすらつかないようですし、なぜ必要なのかがわからないと。

ですから、たとえば私が「コーチングというのは、質問によって相手のやる気を引き出し、行動を促進するコミュニケーションの手法です」というような形式的な説明をしたところで、おそらく伝わりません。(笑)

実際、私がコーチングをはじめて間もないころ、妻に理解してもらうこともたいへんでした。

帰省した際に、私の両親や姉にも伝えましたが、おそらくいまだにどのようなことをやっているのかは、いまいち伝わっていないと思います。(^_^;)

「コーチング」とひと言でまとめてしまうのは、あやふやな印象しか与えないので、私自身も悩みどころです。

とはいえ、製造業のような有形を生み出す仕事ではないため、イメージが湧かない部分はどうしても出てくるのですよね。

ですから、イメージが湧かなければ、私の両親のように、「で?結局なにをやっているの?」という疑問が出てきます。

疑問だらけだとしたら、応援してもらうことも難しいでしょう。

たとえば、日本代表のオリンピック選手に「イメージが湧かないかもしれませんが、とりあえず応援してください」と言われても困惑しますよね。(笑)

それと同じように、家族には自分の仕事をなるべく具体的に伝えることが大事です。

 

自分の仕事を家族にどのように説明していくか

私も今でこそ、ブログを読んでいただいてコーチングにつながることが増えたり、メルマガを通じてセミナーにきてくださる方がいるため、妻に説明できる仕事があります。

また、自宅でコーチングセッションやセミナー準備をしているので、妻にはようやく理解してもらえるようになってきました。

でも、自分なりに動いてもまったく成果が出ないときは、「それで、あなたはいったい何をやっているの?」という質問にまったく答えられなかったのです。。。

複業をやっていくのであれば、家族の理解と応援は必須です。

むしろ、理解と応援がないと複業の成功は難しいのではないかとさえ思います。

あなたのご家族は、あなたの複業(会社員の方であれば会社の仕事も含め)を理解してくれているでしょうか?

仮に、私のように茨城県から東京に出てきて親元を離れてしまえば、親に理解してもらうだけでもかなり難しくなります。

さすがに社名やグループ会社のことは知っていてくれているようですが、どのような仕事をしているのか、どのような部署にいて、どのような役職についているのか等、ほとんどわかっていないでしょう。

それと同様に、私がコーチングビジネスやセミナービジネスをやりはじめた頃は、妻もそれらの仕事のことは未知の世界でした。

ですから、妻に理解してもらうためにいろいろと働きかけをしたのです。

コーチングのスクールに通いはじめた頃は、妻にコーチングセッションの練習相手になってもらいました。

セミナービジネスのときは、妻に完成度80%のセミナーを受講してもらい、リハーサルをかねて練習しました。

家族で出かけたときに、セミナー会場の下見に一緒に行ったり、会場の写真を撮って送ることもやっています。

また、妻は「セミナーってどんな場所でやってて、どんな人たちが参加しているの?」という感じだったので(私も以前はそう思っていましたし)、私のセミナー意外にも、習慣化の師匠のセミナーに一緒に参加してもらい、師匠にあいさつをしてもらって顔を合わせ、セミナーの雰囲気を味わってもらいました。

このような働きかけをして、徐々に私がやりたいビジネスの雰囲気を体験してもらっていたのです。

このようにして、家族やパートナーに仕事を内容を理解してもらうことこそ、複業をやりながらワークライフマネジメントを実現する第一歩だと考えています。

 

家庭に仕事(の話)を持ち込もう

よく、会社の仕事ばかりの日々になったり、複業や週末起業が手いっぱい、という話をイメージすると、

・恋人に「仕事と私、どっちが大事なの?」とにらまれる

・妻(夫)に「休日出勤と家族、どっちが大事なの?」と問い詰められる

みたいなことをイメージする人も多いかもしれません。

もちろん、男性の立場として「仕事あっての家庭であり、家庭があってこその仕事。どちらかを選ぶものではない」という意見は、奥さまたちも理解を示してくれようとはしています。

しかし、頭で理解するのと、心の中で感情が反応してしまうのは、別ものなのですね。(^_^;)

そのような小競り合いを防ぐためにも、仕事内容をどれだけ理解してくれているのか、ということをわかっていれば、余計なトラブルは防げるでしょう。

実際、うちは先述のような行動を積み重ねることにより、小競り合いは激減しました(前がどれだけあったんだよ、ということですが・・・笑)。

私自身、会社後の対面のコーチングセッションで帰宅が遅くなることは多いですし、セミナーで地方に行くこともありました。

そのため、家族の気持をなおざりにしていた時期もあったはずです。

だからこそ、それを改善するために妻にスケジュールを2週間前から具体的にメールしたり、セッションのクライアントさんの名前を伝えたり、会食であればお店の情報を伝えるようにしています。

それは正直なところ少しばかり手間ではありますが、そこに手を抜かずに説明をすること。

それが、理解を求めるために必要なことだと思うのですね。

ですから、「家庭に仕事を持ち込みたくない」という人もいると思いますが、私は逆の立場です。

むしろ、理解してもらうためにも、大いに家庭に持ち込むことをおすすめしたいです。

これは、私が複業をこっそりやろうとして失敗した過去と、オープンにやっている現在を比較して、実感していることです。

子どもたちにさえ、「お父さんは、いまこんなセミナーを考えているんだよね」とか、「クライアントのTさんのブログで、こんな風にお父さんのことを書いてくれたんだよ」という話をするようにしています(もちろん、守秘義務にあたることには言及しません)。

息子には私のメルマガも読んでもらって(無理やり読ませて?笑)います。

ただ、そのように日々の理解を深めておけば、何かあったときにも家族も理解をしてくれるでしょう。

なんの予告もなく、突然「じつはこんな複業をやっていてね」と切り出したら、家族もとまどうはずです。

ですから、ひとりで抱え込まずに、家族に日常的にオープンに話して理解を求めること。

それが円満な雰囲気をつくり出してくれるのだと思っています。

何より、あなたが大切にしている人なのですから、必ず理解してくれはずです。

特に、自分が好きな仕事なら、話しているあなたを見て、家族に熱量が伝わるもの。

ですから、自分の仕事の話を、どんどん家庭に持ち込んでみましょう。

あっ、これは、会社の仕事を自宅に持ち帰って、自宅で家族と話さずにPCとにらめっこしてパタパタやるのとは違いますので。。。(^_^;)

 

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■編集後記

昨日は、ひとり戦略会議を初訪問するお店で実行。

気分が変わって新鮮なのはいいですね。

あんまり集中はできませんでしたが。(笑)

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・国際コーチ連盟(ICF)アソシエイト認定コーチ(ACC)
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・会社員

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1975年生まれ。茨城県出身、東京都在住。

良習慣を定着させるコーチングによって、クライアントの人生を変えるサポートをしている。

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