あなたは、自分が積み上げてきたリソースをふり返った経験はありますか?
自己対話をしていると、よく「自分は今まで何をしてきたんだろう?」と考えることがあります。
その解決策の1つに「自分の本棚を眺める」という行動があります。
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オードリー若林さんのコメントに共感
先日、読書好きの芸人さんたち5名が、おすすめの本を紹介する番組を観ていました。
ピースの又吉直樹さんやオードリーの若林さんは、筋金入りの読書家なんですよね。
私は「読書好き」だという人には、なんとなく好感を抱いてしまいます(笑)。
さて、その番組の中で、自宅の本棚を紹介するコーナーがありました。
又吉さんたちほかの芸人さん4名は、本棚を動画で撮影して、番組内で紹介していました。
しかし、若林さんだけは静止画の画像だったのです。
若林さんは、このコーナーが嫌だったそうです。
理由は、「本棚を見せるのが恥ずかしいから」だということでした。
たしかに、「どんな本を読んでいるのかを知れば、その人がどのような人かがわかる」と言われているくらいに、本棚というのはその人の知識や教養レベルを端的に表現するものでしょう。
そのため、どのような本を読んでいるのかということをテレビ番組で紹介するというのは、ご本人のことをかなり暴露するようなことにもつながるのですよね。
若林さんの気持、わかるような気がします。
その流れで若林さんが話していたコメントに、私は「なるほど、たしかに!」と思いました。
それは、「ばかだから本を読んでいるのに、何のばかかがばれる。自分の弱点をさらしているようなもの。」というコメントでした。
たしかに、自分にないものや足りないものを補うために本を読むことは多いですよね。
できていること、知っていること、特に知らなくても問題がないような本は、そもそもお金を出して買わないからです。
早起き習慣化のコンテンツも本棚を眺めることからはじまった
それに関連して私が思い出したのは、私が早起きをコンテンツにしようと思ったきっかけです。
「平成進化論」の3日間セミナーに参加した際、並みいる強豪の中に放り込まれた凡人の私は、誇れるようなものなど何もありませんでした。
(それでも、精いっぱい虚勢を張っていましたが・・・)
その3日間セミナーの中で、唯一私に焦点があたったのは、早起きができることでした。
「すごい実力を持った人たちでも、早起きしたいと思っているんだ」と感じたことを覚えています。
後日、その22期のメンバーで勉強会をおこなうことになり、私も講師役を務めるタイミングがやってきました。
そのような状況で、「さて、どのようなコンテンツにすれば良いのか・・・」という感じで自宅の本棚をあらためて眺めてみました。
するとそこにはあふれるほどに、
・早起き
・習慣化
の本があったのです。
2列で収納されていたり、2段になっていたので、まさに「ところ狭し」とそれらの本が並んでいたのですね。
無意識のうちに少しずつ買い込んでいたので、「こんなに早起きとか習慣化の本を買っていたんだな・・・」ということにあらためて気づいたのです。
それだけ、「とにかく早起きを習慣化したい」と考えていましたし、「なにかすごい早起きの方法があるのかもしれない」と魔法を探していたのですね。。。(^_^;)
そこにたくさんのお金と時間を投資していました(目覚まし時計も増えていきました・笑)。
残念ながら、読んだだけですぐに早起きができるようになる本なんて、存在していませんでしたが・・・。
一方で、マラソンやダイエットの本は数冊しかなかったのです(英語は参考書があったのでボリュームがありましたが)。
私自身が早起きや習慣化にどれだけ悩んでいたのかがわかっていただけるのではないかと思います。
「そこを乗り越えた経験はきっと誰かの役に立つのではないか?」ということに気づいた私は、さっそく友人たちに「早起き習慣化」のコンテンツに興味があるか尋ねました。
反応は上々で、かなり期待を受けました。
その瞬間、「早起き習慣化はコンテンツになるし、ニーズもあるんだ」という感触を得たのです。
そのようにして、早起き習慣化をコンテンツ化して、今に至るわけです。
自分のリソースのふり返りに自分の本棚を眺めてみよう
「本を買う」という行動は、行為としてはシンプルですよね。
しかし、そこに込められた想いは、自分の想いをストレートに表現しているものでもあります。
本を購入し、本を読むということは、
・お金を支払う
・読むことに時間を使う
・読んだあとの自分の変化に期待している
という行為がつまっているからです。
つまり、目標達成に必要なリソースである
・お金
・時間
・能力
とすべてを使っているのですね。
以前、自分のコンテンツを考えているときに、
・自分が今までお金を使ったこと
・自分が今まで時間を使ったこと
を棚卸しすると良い、というアドバイスを受けたことがありますが、たしかに自分の本棚を調べるというのは、まさに「お金と時間の使い道」を端的に表しているということとなるのですね。
ですから、もしもあなたが、
・自分ができることを探したい
・人に何かを伝えたい
・自分のコンテンツを探したい
・人に何かを教えたい
と思っていたら、まずはあなたの本棚を眺めてみることからスタートしてみることがおすすめです。
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■編集後記
昨日は、妻がイベントに出かける用事があったため、早めに仕事を終えて娘を義妹のところへ迎えにいきました。
息子は塾だったので、2人で食事をしました。
金曜日の夜、娘と2人で食事するというシチュエーションは、なかなか楽しい時間でした。(^_^)
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