ふり返りや内省の習慣は、なぜやったほうがいいのでしょうか?
結論から書くと、
「あなたの未来をより良く変えるため」行為だから
です。
なぜ、ふり返りの習慣が必要なのか?
「ふり返りや内省の習慣って、どうしてもやったほうがいいんでしょうか……?」
先日、コーチングセッションで、クライアントの方から質問を受けました。
私は、日頃から「ふり返り」や「内省」することを大切にしています。
その重要性をお客さまにもお伝えしているつもりでした。
でも、地味な習慣の大切さというのは、なかなか伝わらないものですね。(^_^;)
もちろん、大事なことはいつでも、何度でも伝えなければなりません。
コミュニケーションの成果は、こちらが何を言ったかではありませんので。
相手が受け取ったものがコミュニケーション成果なのです。
ですから、私が何度お伝えしたとしても、相手に伝わっていなければダメ。
「コミュニケーションが成立した」とはいえないわけです。
クライアントの方がふり返りに対して、いまいち意味や意義を見いだせない理由が3つあるということでした。
それは、
(1)ふり返りをしてもゴールに近づくわけではない
(2)ふり返りをしても、時間が無駄になる気がする
(3)ふり返りをする時間があるならゴールに近づく行動をしたほうがいい
ということだったのです。
クライアントの方の意見を聞いて、私も思い出しました。
じつに共感できたのです。
なぜなら、以前の私も、まったく同じように感じていたからです。
どのように変化したのか、考えてみました。
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「静的な習慣」と「動的な習慣」を区別する
「ふり返りしても、あまり意味がないのではないか?」
この「問い」に対して、今の私は「意味はあります、とても強く」という意見です。
この問いを考えるときは、習慣を2つのグループに分けてみるとわかりやすいです。
静的な習慣
1つ目は静的な習慣。
動きが少ない習慣は、たとえば、
・瞑想する
・計画を考える
・感謝日記をつける
といった習慣。
せっかく時間をとって取り組んだとしても、ゴールに近づいている感覚がありません。
動的な習慣
2つ目は「動的な習慣」です。
たとえば、
・ブログを書く
・ランニングを1キロする
・スクワットを100回する
という習慣。
こちらは動きがある習慣なので、わかりやすいですね。
たしかに、静的な習慣に投資する時間をとるなら、行動した方がゴールに近づきます。
達成感の違い
この2つの習慣グループ。
一番の違いは達成感です。
実際に行動すれば、ゴールに近づくのがわかるからです。
たとえば、わかりやすいところで言えばブログ。
「毎月30記事を書く」というゴールがあるとします。
ですから、その日をしのぐようにブログを1記事書けば、ゴールに近づきますよね。
達成感もあるでしょう。
たしかに、それはメリットです。
短期的に見れば。
しかし、デメリットもあると考えています。
それは「思考が深まらないし、内面が成長しない」ということです。
私にとっては、ブログを書くことで自分の思考や言語化が進まなければ、ブログを書く意味が薄れてしまうのです。
長期的に見れば。
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ふり返りは「あなたの未来をより良く変えるため」の行為
冒頭に書いた結論をあらためて書きましょう。
ふり返りは「あなたの未来をより良く変えるため」の行為です。
それなら、やらない手はありませんよね。
立ち止まる時間なしには「未来を変えるポイント」をつくれない
もちろん、ふり返りをしなくても日々は流れていきます。
でも、立ち止まる時間をとらなければ「未来を変えるポイント」をつくれません。
なぜなら、ふり返りをしないと、今日の行動に基づいた
「次はこうしよう」
「これをやってみよう」
「試してみよう」
が生まれないからです。
「自分が起こした行動」ではないことからゴールを設定しても、空振りに終わることが多い人がいます。
それは、その人の行動に基づいた「次はこうしよう」を考える時間を、とれていない可能性があるのですね。
ふり返りの基本的な3ステップ
では、具体的にはどうすればいいのでしょうか。
ふり返りの基本的なステップは3つです。
・ステップ1:良かったことやできたことを書き出す
・ステップ2:課題になっていることや改善したいことを書き出す
そして、今回の記事のポイントです。
それは、2つのステップを経て、
・ステップ3:「次はこうしよう」を書き出す
という流れです。
このステップ3の質が、あなたの未来の質を変えるのです。
「次はこうしよう」には、あなたの価値観が反映されている
さらに大事なことを書きます。
何より大事なのは、ふり返りを経て考えた「次はこうしよう」には、あなたの価値観が反映されている行動になっているということです。
あなたがやりたいことや求めていることが「次はこうしよう」に含まれているからです。
ですから、ふり返りからゴールをつくらないと、あなたの価値観をともなったアクションがつくれないのですね。
ぜひ、あなたも紙とペンを持って先述の3ステップをやってみましょう。
そうして、最後の「次はこうしよう」というアクションをつくったら、カレンダーやスケジュールにタスクとして入れることです。
15分単位の小さな1歩でOKです。
アクションを実行していきましょう。
ここで生まれたアクションが、あなたの未来をつくりますので。
ふり返りは、1日の中で何回やってもOKです。
たとえば、メジャーリーガーの大谷選手は、毎打席ごとにやっています。
オリンピックの100メートル走の選手は、走るたびにふり返っているのです。
基本的には、1日1回は取り組んでみましょう。
ふり返りは、あなたの大切なものを思い出させてくれますので。
ですから、ふり返りの習慣をおすすめしているのです。
あなたもぜひトライしてみましょう。
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■編集後記
昨日は、朝6時30分から「習慣化オンラインサロン」の朝活に参加。
・7時から「ふり返り&プランニング」で1週間のふり返りと翌週のプランニング
・7時30分から「目標達成ミーティング」に参加
・8時から9時まで定例のスタッフミーティング
・9時から10時までブログ部の部会
・10時から12時30分までオンラインセミナー受講
という感じで、土曜朝のゴールデンタイムを満喫しました。
午後にランニングとブログ。
夜は家族で夕食。
帰宅後は映画『新解釈・三国志』を楽しみました。(^^)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
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