人間関係にも「インフラ」と呼ぶべき関係があると考えています。
インフラをきちんと機能させるためには、メンテナンスが欠かせません。
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3日間の断水が終了して考える
3日間続いた水道管工事による断水が、ようやく終わりました。
蛇口をひねると水が出てくるというのは、非常に安心感があります。
ふだん何気なく使っている水のありがたみ。
断水になってようやく再確認するのは、このような瞬間なのですよね。
病気になったときに、健康でいることがどれだけ素晴らしいことなのか実感することと同じでしょう。
メンタルを健康にたもち、フィジカルも良い状態をキープしてこそ、自分の実力が発揮されます。
そのためには、水だけでなく電気やガスなどのインフラが、きっちりとメンテナンスされている必要があります。
大切なインフラを維持することがパフォーマンスアップの秘けつ
私にとっても、大切にしたいインフラは夫婦関係です。
要は、、、うちの奥さんとの関係ですね。(^_^;)
つまり、「自分と家族」という大切なコアの価値観が落ち着いている状態が理想。
そうして、私は能動的に外に出ることができます。
つまり、妻との関係が良好であってこそ、蛇口をひねれば水が出るように、安心・安全が担保されるのですよね。
この部分が断水になっていたら、ただでさえおぼつかない私のパフォーマンスは、さらに弱体化してしまいます。。。
たまに、友人たちに、「そんなに奥さんとの関係が大事なんですか・・・?」となかばあきれられることもあります。
でも、私には奥さんとの関係が良好であることが、「自分が自分としていられる」ために重要なことだとわかっているので耐えられるのです。
(これは、既婚者の方が、毎日ブログを書き続ける秘けつでもあります・・・笑)。
たとえてみれば、このインフラのたとえは、親と子のような関係に似ています。
子どもが成長してくると、必ず外の世界に出ていくときがありますよね。
そのとき、親の愛情をたっぷり感じている子どもは、勇気を持って外の世界に出ていくことができます。
これは、「外で何かあったとしても、親のところに帰れば自分を守ってくれる!」という安心感があるからこそできること。
だから、子どもは安心感を持って冒険やチャレンジができるようになるのです。
一方で、親の愛情が不足している子どもは不安定です。
勇気を持って外の世界に行こうにも、帰る場所がないから恐怖を感じる。
そうなると、新しいことや慣れないことを試す気持が出にくくなります。
結果として、能力や強みを活かすことなく、埋もれていってしまう可能性が高くなってしまうのです。
ですから、大切なインフラは、きちんとメンテナンスし続けることが大切だと感じています。
シンプルな行動だけで日々のメンテナンスが可能
ところで、「メンテナンス」という言葉には、2つの意味があることをご存じでしょうか?
一般的にイメージされるのは、機械や建物の「保守や維持」ではないかと思います。
しかし、私が、より重要視しているのは、「正常に動作させるために行う日常的な作業」のほうです。
インフラは、
・蛇口をひねれば水が出る
・スイッチを入れれば電気が使える
といったものから、
・道路を車が走れる
・港湾が機能している
・学校が運営されている
といった公共のものまで幅広くあります。
それは、常に誰かがメンテナンスをしています。
ですから、私たちの日常が日常として成立しているですよね。
だとすれば、誰にでも自分の身のまわりに、インフラとなりえる人間関係があるはずです。
人間関係のメンテナンスは、
・話をきく
・対話する
・喜びや悲しみを共有する
といったシンプルな行動で十分です。
1日わずかな時間でもよいので、大切な人との関係をメンテナンスするのです。
自分が最大限のパフォーマンスを出すために、大切な人との人間関係に日々のメンテナンスを欠かさないようにしていきましょう。
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■編集後記
昨日の夜は国際コーチ連盟(ACC)資格取得のためのグループセッションに参加。
私の最近のテーマについて思いがけない気づきを得て、思わず涙が出てきました。
コーチングに関わることによって、連日、涙が続きます・・・。(^_^;)
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