何でも「続く人」は、すべてをきちんと完ぺきに取り組んでいるわけではありません。
むしろ、目的を見すえた状態で習慣化に「いいかげん」に取り組んでいたりするものです。
「いいかげん」は悪いことなのか?
「あなたって、いいかげんな人だよね」
あなたはそんな風に言われたこと、ありますでしょうか?
私は人生で何度かあります、、、
この場合の「いいかげん」は、アクセントがフラット。
言葉の意味も、
・適当
・無責任
・なげやり
といった感じです。
あまり言われたくはありませんね。
一方で、「いいかげん」は「良い加減」という意味もあります。
アクセントは前の「良い」を強める感じですね。
こうすると、意味合いも変わり、
・ほどよい程度
・手ごろ
・適切
となります。
この「良い加減」という意味。
習慣化のために重要な感覚だと考えています。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
「まじめに一生懸命」モードと「良い加減」モード
たまに「いいかげんな人のほうがうまくいく」というフレーズが耳目に触れます。
以前の私はその言葉を見たときに「いいかげんな人が成功するなんておかしい。まじめに一生懸命にこつこつ実行する人こそ成果が出せるのではないか?」と感じていました。
「正直者が馬鹿を見る」という言葉は、好きではないからです。
ですから、「まじめに一生懸命」に取り組むことを美徳としていました。
ただ、まじめに一生懸命で習慣化にトライすると、片づけ、ウォーキング、早起きなどはことごとく失敗していきました、、、
理由は、基準を高くしてしまって続けられない状態になってしまっていたから。
「いいかげんな自分」になることを許すことができなかったのです。
しかし、私の経験からいうと「続く人」は「良い加減」を自分に許可できる人です。
もちろん、「続く人」が「まじめに一生懸命」がないわけではありません。
「まじめに一生懸命」モードと「良い加減」モードをうまく使い分けている感じなのです。
要は、ダラダラするような「いいかげん」ではなく、適切な「良い加減」なのです。
私の例でいえば、ブログ。
以前の私は「まじめに一生懸命」にブログを書いていました。
誤字脱字のチェック、「てにをは」のあいまいさ、論理が通っているかなど、記事を書いたあとに時間をかけて校正していたのです。
しかし、その方法では時間が足りなくなり、ブログを挫折してしまいました。
今から考えると本末転倒です、、、
今の私は、「良い加減」でブログを書いているつもりです。
ですから、誤字脱字や多少の「てにをは」の誤りは手放しています。
ささいなことにこだわってブログを更新できなくなるよりも、多少は荒くても読者の方にお伝えしたいことを書いて更新すること。
そちらを優先しているのです。
それは、私がブログを書く方針のひとつに「読者に気づきと行動のきっかけを提供する」があるからです。
「誤字脱字がないブログを書く」という方針はありません(もちろん、最低限のチェックはおこなってからアップしていますが)。
■スポンサーリンク
「良い加減」にPDCAサイクルをまわしてく
必要以上に「まじめに一生懸命」になりすぎると、自己否定がはじまります。
「なんで自分はこんなにできないんだろう」というように。
それではゴールが遠ざかるばかり。
誰にもメリットがありません。
それよりもある程度の「良い加減」さで完ぺきを求めずにどんどん進んでいきましょう。
そのほうが習慣の定着も早いです。
習慣化する際に、実力がある人なのに挫折してしまう人がいます。
たいていはその人が完ぺき主義思考だからです。
一度つまづいてしまったり、やり方がわからないと、そこで立ち止まってしま先に進めなくなってしまうのです。
でも、「例外ルール」を活用したり、ほかの人を頼ることで切り抜けられれば、それは「続く人」です。
習慣化は常に100点をとることが大事なのではありません。
0点をとらないことが大事なのです。
以前の私の早起きの話です。
早起きは、私にとって最大の難敵習慣で、何度も挫折していました。
ただ、それでもとにかく続けていったのです。
すると、あるとき急に成功確率が高まった時期がありました。
それは、何度も早起きに取り組んで失敗をくり返しているうちに、自分がつまづくポイントを学習していたのです。
そのため、自分なりの早起き成功のポイントがわかるようになってきていたのです。
そのように、何度もPDCAサイクルをまわしているうちに、早起き習慣化の「点」が「線」になっていったわけです。
そのためにも、「良い加減」が必要なのです。
ですから、必要以上に「まじめに一生懸命」になりすぎるのは注意すること。
それよりも「良い加減」にPDCAサイクルをまわしていくようにしましょう。
■【発売中】目標設定セミナー(音声教材)
■【発売中】「早起き習慣化セミナー」動画・音声教材
■「習慣化オンラインサロン」新規メンバー募集中!
~月額5,500円(税込)で最高の「続ける」環境が手に入る~
「習慣化オンラインサロン」のご案内
■【発売中】『何でも「続く人」と「続かない人」の習慣』
■スポンサーリンク
■編集後記
昨日は、コーチングを2件。
1件はクライアントとして。
取り組んでみたいプロジェクトについて、リソースの制限はありますが、やはりやってみたい。
準備をして、10月からスタートさせていこうということにしました。
もう1件は「早起き習慣化プロジェクト」メンバーにコーチとして。
具体的なアクションプランををつくれました。(^^)
会社にも普通に出勤。
コーチングセッションのあと20時すぎに会社のお客さまから電話があったり、その電話が終わったあと21時すぎにほかのお客さまあてに届け物をしたりと。
お盆期間を感じない日でした。(^_^;)
テーマは「複業(マルチキャリア)を成功させる方法」です。
あなたがひとりで複数のビジネスをおこない、ご自身の人生を充実させていくノウハウにご興味があれば、ぜひご登録をお願いいたします!
▼メルマガのご案内はこちらから
メルマガ「複業で自分を磨く習慣」のご案内
▼ご登録は下記よりお願いいたします!
■スポンサーリンク
コメントを投稿するにはログインしてください。