経営で重要なリソース(資源)は「人、物、お金、情報、時間」と言われることがあります。
「やりたいことがあるのにできていない」と感じる人は、その5つの要素をマルチユースできないか考えてみましょう。
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やりたいことが多すぎる人への解決策
「やりたいことが見つからない」という悩みを持つ人がいます。
その一方で、「やりたいことが多すぎて時間が足りない」という悩みを持つ人もいます。
私は、両方の人たちに会うので、「足して2で割れないものかなぁ」などと思ってしまいます。(不謹慎かもしれませんが・笑)
かくいう私も、「やりたいことが多すぎて時間が足りない」と考えているタイプです。
やることが多すぎてタスクがつまるようになったところで効率化を考えたり、やることを整理します。
ただ、削っていったとしても、結局また別の活動を入れてしまうのも原因なのです。。。
なにせ、自分磨きをしたいし、家族とも遊びたい。
もちろん仕事もあれば、友人たちとの時間もあります。
コピーロボットでもあればいいのですが、まだ販売されていません。(笑)
でも、ここを工夫しなければ、いつまでたっても時間貧乏です。
無理すると、体を壊してしまうかもしれませんし、そうなれば本末転倒。
では、どのような工夫ができるのでしょうか。
私が考えるのは、「ワンソース・マルチユース思考」です。
1つのコンテンツを使い回すことの是非
これは、ある起業家の方の話です。
「ワンソース・マルチユース思考」を考えるのに良い例だと思うのでご紹介しますね。
その方は、情報発信のツールとして、
・メルマガ
・ブログ
を3つ使われていました。
私は何度か面識があったので、3つのメディアにすべて登録していた。
そこでわかったことは、その方は、1つの記事(コンテンツ)を、同じ内容のまま3つのメディアで共有されていたのです。
要は、メルマガ、ブログ、Facebook、すべてにおいて同じ記事が流れてきたのです。
これは、考えようによっては、「1つの記事を使い回して、手抜きなのではないか?」と思う人もいるかもしれません。
私も、自分がほとんどやっていないし、周囲にそうしている人が少なかったので、ちょっとした違和感があったのですね。
ただ、その方は、明確な意図を持って3つのメディアに1つのコンテンツをシェアしていたのです。
理由は、
・読者が、どのメディアで読んでくれるかは、こちらではコントロールできない
・だから、3つのSNSにすべて同じ記事を投稿している
・もし、「同じ記事ばかりで困る」という人は、その人が頻度高く利用するメディア1つにしぼってもらえばいい
・それに、自分の大ファンだったら3回読んでくれるかもしれない(笑)し、それはそれでとてもうれしいこと
・なぜなら、1つひとつの記事は、力を入れて書いているし、手抜きには思われないクオリティーだと思って書いているから
ということだったのです。
「なるほど」と、私も納得しました。
どれかのメディアで記事を読んだとして、別のメディアで同じ記事を目にしたとします。
そのときは読者であるこちら側が、「再読するかしないか」を判断すればいいだけの話です。
同じ記事が共有されているのがわかれば、「じゃあメルマガだけにしよう」と選ぶこともできますよね。
私自身に置き換えて考えてみると、確かに、メルマガにしか投稿しない記事があるとしたら、いくら会心の記事を書いても、ブログの読者には伝わりません。
でも、メルマガで1つ濃いコンテンツを書くことができたら、ブログやFacebookに再投稿したら、興味を持ってくれる人がいるかもしれないのですよね。
そう考えると、「1粒で3度おいしい」やり方でしょう。
これが、「ワンソース・マルチユース思考」です。
私の「ワンソース・マルチユース」5つの要素
私がおこなっている「ワンソース・マルチユース」の工夫を「人、物、お金、情報、時間」で考えてみました。
1:人の「ワンソース・マルチユース」
先日会った友人から、ブログネタとメルマガネタのインスピレーションをもらいました。
「なぜかうまくいかない」悩み。そのようなときは「セルフイメージ」を疑ってみませんか?
あきらめたくなること、ありますか?そのようなときこそ数字に現れないインパクトを信じよう。
ただ会うだけでなく、せっかくなら相手の方との対話によって生まれた気づきや学びを、SNSでアウトプットする。
これによって私も気づきや学びが定着します。
友人と会っていた2時間の対面が、さらに大きな価値を生むことにもなります。
実はコーチングセッションでも同様のことがあるのですが(というか宝庫なのですが・笑)。クライアントさんとの守秘義務があるのでなかなかそこまで書けないことがちょっとだけ消化不良なときもあります。(^_^;)
2:物の「ワンソース・マルチユース」
物の代表はスマートフォンでしょう。
これ1つあれば、たいていの仕事はできるようになりました。
私も、複業での活用はもちろんのこと、家族や趣味などでフル活用しています。
震災時の命綱にもなり得ます。
1つのツールでこれだけ有用な物があるなら、活用しない手はありませんよね。
3:お金の「ワンソース・マルチユース」
私という1人の人間で、複数の収入ルートをつくるようにしています。
職業や役割を複数持つことによって、1つのリソースのパフォーマンスを拡大しています。
また、複数の分野を同時並行で学び、実践していくことで有機的につながりがでることもあり、有効なのですよね。
実績や活動歴という意味でいえば、コーチング歴やブロガー歴など、同時に積み重ねていくことができます。
ワンソース・マルチユースで複業。自分という素材を活かせる分野を増やしていこう。
4:情報の「ワンソース・マルチユース」
私も先述の起業家の方と同じようなやり方をしている部分があります。
ブログの編集後記とメルマガの活動報告です。
ここは、ほぼ同じような内容を書いています。
私の「昨日1日のハイライト」という1つの内容を、ブログとメルマガ2つのメディアで共有しています。
5:時間の「ワンソース・マルチユース」
1つの時間に、いくつもの活動を組み合わせます。
仮に同じ1時間であっても、複数の効果が出るように工夫をすれば、1つの時間が何時間分にも効果がでることがあるのです。
下記の記事のように、1度の皇居ランに7つの効果を狙い、「1石7鳥」の時間になりました。
「1石7鳥」の時間術。欲ばりタイプのあなたに必要なのは「多毛作」のアイデア。
まとめ
このように1つの素材から、複数の効果を狙う工夫やアイデアはまだまだたくさんあるはずです。
上記のような工夫をして、「ワンソース・マルチユース思考」を磨いていきましょう。
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■編集後記
昨日は、会社終わりでリスクマネジメントに関するセミナーに参加。
久しぶりに「平成進化論」の鮒谷周史さんにお会いできました。
5年前、3日間セミナーに参加してからスタートした1日1記事のブログが、丸5年を越えたことを報告。
帰宅後、妻とも話していたのですが、あの日から人生の航路の角度が変わったことは間違いない、私にとってのターニングポイントのセミナーでした。
思い切って妻から30万円を前借りして良かったです。(笑)
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